日本ロングトレイル協議会 報告
2011年7月8日 長野県小諸市で開催された
日本ロングトレイル協議会設立総会と第1回フォーラムに参加してきました。
欧米では3000キロ以上にも及ぶトレイルが数多くあり、日本にも根付かせようと日本全国の団体が集まりました。
協議会設立総会では仕掛人でもある中村達さんより趣意説明と規約説明
さらに役員案が提出され、NPO法人アウトドアライフデザイン開発機構の節田氏が会長に就任
十勝からは、〈とかちロングトレイル協議会〉山田英和会長と〈NPO法人コミュニティシンクタンクあうるず〉菊池貞雄専務理事が委員に就任しました。
引き続き第1回日本ロングトレイルフォーラムが開催され、
国土交通省観光庁スポーツ観光推進室 坪田知広室長から「日本ロングトレイルと地域観光の活性化について」
文部科学省スポーツ・青年局 藤原一成教育官から「青少年教育とロングトレイル」について
農林水産省林野庁国有林野部経営企画課 岩佐正行企画官から「国際森林年と森を歩く」と題し、
それぞれの取組みとロングトレイルとの関連性、今後への期待感とともに協力したいとのお話でした。
続いて各トレイルからの報告として、まずは〈とかちロングトレイル〉について
NPOあうるず工藤から報告
10分という短い時間でしたが、北海道(十勝)の雄大な自然、日本の食糧基地を意識した食を中心としたおもてなし、人との交流をスライドをご覧いただきながら紹介しました。
信越トレイル 高野さん
浅間ロングトレイル 橋詰さん
八ヶ岳スーパートレイル 米川さん 高島トレイル 前川さんから報告されました。 それぞれの地域の風土・資源を活用したトレイルであり、今後の活動に非常に刺激になるものばかりでした。また、現在計画中のトレイルの紹介もあり、この後の交流会でも有意義なお話をすることができました。
基調講演では、世界各国のロングトレイルを歩いてきたネイチャーライターの加藤則芳さんから「ロングトレイルにかける私の夢」と題し、ご自身の経験や信越トレイル立ち上げに関わったこと、体調を崩し、歩けない今、トングトレイルへの熱い想いを語っていただきました。
今回のもうひとつの楽しみ、〈安藤百福記念自然体験活動指導者育成センター〉
世界的な建築家隈 研吾氏設計によるこの施設は、個性的な外観でありながら景観に溶込んでいます。
地形に合わせた空間構成、部屋からみえる浅間山麓を素晴らしさはさすが...と思わずにいられません。
内装は華美にならず、木材をふんだんに使ったシンプルな仕上げ。
誰でも訪れることはできませんので、個人的にも貴重な経験となりました。
日本ロングトレイル協議会設立について、北海道十勝の地元紙(十勝毎日新聞)でもご紹介いただきました。(写真は活動報告をする工藤さん!?)
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