2013年06月19日

ベリカからの回答がありました

表題の件、ベリカからの回答がありましたのでご報告いたします。
今回の件はベリカとしては三作とも盗作ではないと判断したとのことでした。

念のため、拙作と柏木七生様の作品の類似点をここに上げさせて頂きます。なお、この一覧はベリカに提出済みのものです。
(ベリカとしては盗作ではないと判断したということをここに申し添えておきます。なお、類似項目であるということはベリカも認めております)

なお、拙作はどの作品も一括で執筆し完結させる→ベリカに全てUPし完結ボタンクリック→(だいたい同日に)ファンメール送信という流れでやっておりますので、どの作品も先方の作品より先に執筆したということは証明できます。(完結ボタンを押された日付、もしくはファンメール配信の日付で証明できます)


【1.「上司と上手につきあう方法」】(以下Aと表記)
 →拙作「蜜愛シンドローム」(以下Bと表記。2012秋作)との類似点は下記となります。

(1)Aの永野承(鬼上司)と、Bの北條雅人(鬼軍曹)のキャラクター性がほぼ同一。
 また、外見、年齢もほぼ同じ。(メタルフレーム(銀縁)の眼鏡+黒い短髪、切れ長の瞳。A:31歳、B:30歳)(A:P1,4 / B:P5)
(2)主人公と上記キャラの関係性がほぼ同一(OLとその上司)
(3)上記上司が本社の社長の血縁であり、それを隠しているという設定が同じ(A:P271 / B:P318,321)
(4)上記上司が「いずれ役員になる(予定)」という設定が同じ(A:P39 / B:P398)
(5)上記上司が「退職する」という話の流れが同じ(A:P170 / B:P399)
(6)上記上司の仮の婚約者になり実家に行くという流れが同じ(A:P265 / B:「蜜愛シンドローム ~Trap of Masato」P13,17)
(7)社員旅行や上記上司の退職など、オフィスで起こる出来事が類似。
(8)上司に対する形容表現が類似。
 「A:メタルフレームの奥の涼しげな瞳」「B:眼鏡の奥の涼しげな瞳」(A:P17 / B:P92)
 「A:眼鏡の奥の切れ長の瞳」「B:眼鏡の奥の切れ長の二重の瞳」(A:P300 / B:「蜜愛シンドローム ~Trap of Masato」P16)
(9)引っ越し作業(主に本の段ボール)を主人公に手伝わせた後にコーヒーを出すという流れが同じ(A:P99,101,102) 「悪魔のようなアナタ~with.Reiji」P35,31
 その他、本が異様に多くクローゼットが片付いてるなど、部屋の様子がほぼ同じ。
(10)社員旅行にバスで行き(A:P113 / B:P227)→海岸沿いのホテルに泊まる(A:P138 / B:P241)→座敷で宴会がある(A:P154 / B:P279)→社員旅行で体調を崩す(A:P194 / B:P258)という社員旅行イベントの流れが同じ。
(11)仮の婚約者として実家に行く→控室(トイレ)でキスされて「名前で呼べ」と言われるなど、実家訪問イベントの流れが同じ(A:P304,305 / B:「蜜愛シンドローム ~Trap of Masato」P27,64,67)
(12)残業時の社内の光景、缶コーヒーを買って入る部分が類似(A:P14 / B:P90)
 「悪魔のようなアナタ」P59にも類似シーンあり。
(13)冒頭で上記上司に資料をばさっと渡されるという流れが同じ(A:P1 / B:P8)
 A:P1の突っ返される(却下される)シーンはBのP62にも類似シーンあり。
(14)料理シーン(A:P71) 「悪魔のようなアナタ~with.Reiji」P63,64 ぱぱっと塩胡椒とオリーブオイルを振るシーンが類似。
 食わず嫌いやそれを克服したエピソードに触れる点も類似(A:P48 / 「悪魔のようなアナタ~with.Reiji」P65)。
 トマトソースが出て来る点も類似。(A:P81 / B:上記と同項)


【2.「Be yourself!」】(以下Aと表記)
 →拙作「悪魔のようなアナタ」(以下Bと表記。2012春作)との類似点は下記となります。

(1)Aの池中貴文(毒舌な同僚)と、Bの水澤玲士(悪魔な同僚)のキャラクター性がほぼ同一。
(2)主人公と上記キャラの関係性がほぼ同一(OLとその同僚)
(3)主人公の名前、性格がそっくり(A:『茜』 / B:『灯里』 二人とも良く似た性格)
(4)冒頭で食事に行くという流れが同じ、その時の雰囲気が類似(A:P3~6 / B:P15~16)


【3.「スーツを着た悪魔」】(以下Aと表記)

ストーリーの流れは違いますが、「悪魔」と形容される男が二人出てきて、その二人の間で揺れるというストーリーコンセプトは拙作「悪魔のようなアナタ」とほぼ同一です。
主人公・豪徳寺深青のキャラクター性は、ベースが「蜜愛シンドローム」の加納卓海、外見的な部分(香ってるとことかも)は「恋獄」の相沢環、御曹司的な部分は月杜雪也を参考にしていると思われます。
また、拙作「恋獄~囚われの花~」(以下B)、「恋獄~紅き情炎の檻~」(以下C)との類似点は下記となります。(2013/1月作。1/21完結済)

(1)友達に誘われて突然行った合コンが会員制の店(〇〇御用達)だったという流れが同じ(A:P8~10 / C:P22,24~27)
 ↑でハイレベルな男性が集まったという設定と、そこに相手役の男性が予想外に来るという流れも同じ。
 ↑で予想外に高いワインが出てくるという流れも同じ。(A:P28 / C:P54,55)主人公が「一口で飲むのは勿体ない」と同様の感想を抱くのも同じ。
 ↑で主人公が相手役とケンカし、バッグを相手役の前でぶちまけて、大事なもの(A:ピアス / B:封筒に入った金)をなくして後日相手役と会うハメになるという流れも同じ(A:P38~39,42~48 / C:P62,67,80)
(2)相手役が花の香りの体臭がするという設定が同じ(A:P16,63 / B:P26)
(3)表現は違いますが、相手役の外見が類似
 「A:色素の薄い瞳、長い睫毛、赤い唇」(豪徳寺深青) 「B:榛色の瞳、長い睫毛、紅梅の唇」(相沢環) (A:P15 / B:P4,C:P27)
 また、同じく表現は違いますが、「花が開くように笑う」という笑い方が同じ(A:P121 / B:P13)
(4)唇に付いたものを親指で拭うシーンが類似(A:P107 / B:P105)
(5)澤田悠馬「毒の花」→表現は違いますが『毒を持つ花』というキャラコンセプトが相沢環と同じ(A:P199 / B:P46)
 また、高校から寄宿舎のある名門高校に通っていたという設定はBのもう一人の相手役である月杜雪也と同じ(A:P211 / B:P35)
 外見は「悪魔のようなアナタ」の相手役である水澤玲士と神園晃人を足して割った感じ。
 (冷たい印象の美形(水澤玲士) + 切れ長の一重の瞳/涼しげな瞳(神園晃人))
(6)「選ぶ」ということが主人公や相手役にとって特別なことであるという描写が類似(A:P243~244,304 / B:P48,318 C:P146~148,150~151)
 ※「恋獄」は過去のトラウマで「選ぶ」ことができない主人公に対し、二人の相手役がどうやって心を通わせて彼女に「選ぶ」覚悟を抱いてもらうかという話です。
(7)栗の味のスイーツをスプーンで食べさせてもらうという描写が類似(A:P235 / B:P288)
(8)証券会社勤めという設定が同じ(A:P266(澤田悠馬) / C:P38(林暁生(=相沢環))
(9)名刺でゲーム?という流れが同じ(A:P270 / C:P37(林暁生(=相沢環))
(10)主人公が貧乏なのにホテルの高級フランス料理店に行くことになり、服で悩むという流れが同じ(A:P94/ C:P24)
(11)ホテルのラウンジで飲むという流れが類似(A:P264 / C:P52)
(12)展示会(レセプション)のあと懇親会(立食パーティ)があるという流れが類似(A:P291,363 / 「悪魔のようなアナタ」P145,173,315,316)
(13)相手役と一緒に京都に出張・宿泊に行くという流れが類似(A:P318,327,328 / 「恋獄~白き背徳の鎖~」P248,277,280)
 観光せず、老舗料亭(A)/純和風旅館(B)にいきなり行くという流れも類似
(14)相手役が自家の当主に主人公を認めてもらうため引き合わせるという流れが類似(A:P344,368 / 「蜜愛シンドローム ~Trap of Masato」P79~80)
(15)運動会(体育祭)の後に、主人公が同級生に乱暴されそうになるというイベントが類似(A:P465(回想) / B:P322~)
(16)相手役が嫉妬で(もう一人の相手役と連絡したことで)主人公の携帯を破壊するシーンが類似(A:P485 / 「悪魔のようなアナタ with.Reiji」P42)
(17)相手役が主人公に果物を食べさせるシーンが類似(A:P516 / 「悪魔のようなアナタ」P221)
(18)主人公を秘書と同等の役職にして役員室で膝の上に乗せるシーンが類似(A:P173 / 「蜜愛シンドローム ~Trap of Masato」P161,163)
(19)ベッドに入ったものの乗り気ではない主人公に「今日は何もしない」と言い寝付けるシーンが類似(A:P168 / 「悪魔のようなアナタ with.Akito」P34)
(20)別荘地が伊豆にあり、しかも立地条件(高台・山中(緑)の中にある)が全く同じ(A:P548~549 / B:P165)
(21)主人公の境遇が同じ(貧乏。給料があまり良くない)(A:P78 / C:P5)
 狭い、1Kのアパート暮らしであるのも同じ(A:P40 / C:P66)
 四大卒ではないという設定も同じ。お嬢様と思われるのも同じ(拙作の方は実際に元お嬢様)。(A:P11 / D:P18)
 タイミングは違いますが職を失うという流れも同じ(A:P6 / C:P202)
(22)主人公に敵対している女のイトコがいるという設定も同じ。そのイトコが、主人公より自分の方が相手役に相応しいと思うのも同じ(A:P43,531 / B:P29,310)
 大学は奨学金でというのは環と同じ。(A:P44 / B:P363,364)
(23)主人公と相手役キャラの関係性がほぼ同一(心に傷のある貧乏なOLと御曹司(月杜雪也))
 Aの表題の『熱を秘めた御曹司×傷を抱えたOL』→上記二人の関係とほぼ同一。
 身分違いだからと悩む流れも同じ(A:P96 / D:P26)
(24)↑の御曹司が由緒正しい家の生まれという設定も同じ(A:P5,117 / B:P67 / D:P7)
(25)↑の御曹司が最新のスマホ(iphone)を使っていることも同じ(A:P1 / B:P72)
(26)↑の御曹司の瞳の描写が類似(A:P22 / D:P5)
(27)↑の御曹司がいい人を『演じて』いるという設定が同じ。『仮面』という表現も同じ。(A:P23,53,97 / B:P142)
(28)↑の御曹司が主人公に服を買ってやろうとする流れが類似。主人公がそれに対して引け目を感じる(恵まれたくないと思っている)のも類似(A:P94,95 / D:P319,320)
(29)↑の御曹司が雨に濡れた主人公を気遣うシーンが類似。(A:P145 / B:P181,182)
(30)強気で美人でスタイルの良い妹がいるという設定は加納卓海と同じ。(A:P58,59 / 「蜜愛シンドローム」P244,245)
 その妹が主人公に対してとても好意的で二人の仲を応援しているのも同じ。
 相手役がその妹に対しては弱い(苦手)というのも同じ。(A:P62 / 「蜜愛シンドローム」P245)
 その妹が女王様的であるという雰囲気はBの主人公のイトコである美鈴と似ている。「お茶でもしましょ」と誘うシーンが類似(A:P74 / C:P309)
(31)相手役の下で働くのをイヤだと思う描写が同じ(A:P71 / 「蜜愛シンドローム Trap of Masato」P33)
 そのときのセリフも同じ。「A:いやだ、絶対にいやだ」「B:イヤだ、絶対にイヤだ」
(32)「思い通りにならない女(道具)」という描写が同じ(A:P112 / 「蜜愛シンドローム Trap of Takumi」P87)
(33)土曜日に強制的にデートに行くことになるという流れが同じ(A:P111 / 「蜜愛シンドローム」P334)
 車で迎えに来るが、家ではない別のところで待ち合わせるのも同じ(A:P113 / 「蜜愛シンドローム」P337)
(34)↑のデートで突然手を繋がれて戸惑うという流れも同じ(A:P117 / 「蜜愛シンドローム」P346)「手を繋ぐのは〇〇以来だ」という表現も類似
(35)↑のデートで、寝てしまった主人公に対して相手役がキスするという流れが同じ(A:P126 / 「蜜愛シンドローム」P349~351,363)その時の相手役の心情も類似。
 A:P128の、キスを迫りつつ「嫌なら逃げろ」という言葉は「蜜愛シンドローム Trap of Kei」P129に類似表現あり。
 ↑のキスを、主人公が「相手にとっては戯れだが自分にとっては違う」と思うのも同じ。(A:P134 / 「蜜愛シンドローム」P353)
(36)女は暇つぶしのための、遊びのための道具と思っているのが同じ(A:P119 / 「蜜愛シンドローム」P151)
(37)冒頭の会員制〇〇での合コンの会場の雰囲気が類似(A:P10 / C:P26)
(38)↑で男性に携帯の番号を聞かれるとか、100%奢りという流れが同じ。主人公はあまり乗り気でないが、一緒に来た友人は乗り気で男性を捕獲しようとしているのも同じ(A:P8,9 / C:P35,22,40)
(39)相手役の会社で相手役に近い仕事(秘書/経営企画室)で働き始めた主人公に対する評価が類似(A:P142 / 「蜜愛シンドローム Trap of Masato」P143)
 ↑の相手役の執務室で主人公を膝に乗せてラブシーンが始まるのも同じ(A:P173 / 「蜜愛シンドローム ~Trap of Masato」P161~163)
※職場に関連するシーンは北條雅人のイベントと似ていると思っています。
(40)相手役のマンションでタオルと着替えを渡され「シャワーを浴びてこれに着替えろ」というシーンが類似(A:P155 / 「悪魔のようなアナタ with.Reiji」P33)
(41)性交経験のない主人公に「信じてもらえるまで体を重ねるのは待つ」と相手役が主人公に言うシーンが類似(A:P167 / 「悪魔のようなアナタ with.Akito」P34~35)
(42)「嫌がることはしない」と相手役が主人公に言うシーンが類似(A:P188 / 「悪魔のようなアナタ」P332)
※相手役が「体を重ねるのを待つ」「主人公を大事にする」という流れは神園晃人と似ていると思っています
(43)「傷つくこと(不幸)に慣れていると、幸運が怖くなる」という心理描写が類似。(A:P182 / 「蜜愛シンドローム Trap of Kei」P160~161)
(44)澤田悠馬について
 彼は「悪魔のようなアナタ」の神園晃人とほぼ同じ人物設定です。
 (以下、この項目についてのみ「悪魔のようなアナタ」をBとします。)
 [1]アメリカに行っていて久しぶりに帰ってきて再会したという設定が同じ。(A:P204 / B:P44)
 [2]主人公と年齢差があるという設定が同じ。(A:P202 / B:P23)
 [3]昔は近く(一緒)に住んでいたという設定(従兄/幼馴染)が同じ。(A:P / B:P23)
 [4]結婚していた(婚約者がいた)という設定が同じ。その女性と離婚/婚約破棄するという流れも同じ。(A:P201,203 / B:P35,242)
 [5]婚約者がお偉いさんの娘だったという設定が同じ。(A:P204 / B:P104)
 [6]大学を出てすぐに海外勤務になったのも同じ。(A:P204,207 / B:P44)
 [7]昔と違って大人の色気がある、と主人公が思うのも同じ。(A:P207 / B:P34,42)
 [8]男性的な魅力があり「切れ長の一重の瞳」といった描写も同じ。(A:P204 / B:P30)
 [9]「結婚相手(婚約者)がいるのにいいのだろうか?」という描写も同じ。(A:P209 / B:P114)
 [10]「昔と変わらない」という描写が類似。(A:P209 / B:P44)
 [11]跪いて主人公の足元をメンテするシーンが類似(A:P211 / B:P203)
 [12]再会した時に名刺を渡すのも同じ(A:P217,218 / B:P35,36)

(45)相手役が贈ったワンピースと靴に関する描写が類似。ワンピースの色も同じ(淡いピンク)。「よく(とても)似合ってる」と言うのも同じ。サイズまでぴったりという描写も同じ。(A:P207,208 / 「蜜愛シンドローム Trap of Kei」P105,175)
(46)「ガクガクと震え、立っているのが不思議なくらい」という心理描写が類似(A:P214 / C:P196)
(47)会社に入る時のシーンが類似(エントランス→受付でセキュリティカードを貰う→エレベーター)(A:P220 / 「蜜愛シンドローム Trap of Masato」P122,123)
 役員室(重役室)エリアの描写も類似。その中に相手役の部屋があるのも、入る時の雰囲気(ノック→「入れ」)も同じ。(A:P221,222 / 「蜜愛シンドローム Trap of Masato」P160,161)
(48)「好きだと言えば相手を苦しめる」「でも止められない」「そんな顔をさせても愛さずにいられない」という心理描写は秋月慧のものと類似。(A:P225 / 「蜜愛シンドローム Trap of Kei」P7,96)
 ※ラブシーン・ベッドシーンでの「まゆ」の描写(潤んだ黒い瞳、長い髪がシーツに散るとか)は「蜜愛シンドローム」の主人公である秋月絢乃の描写に似ていると思っています。まだ未調査ですが。
(49)ケーキを全種類買うという描写が類似。(A:P233 / 「蜜愛シンドローム」P370)
(50)表現は違いますが、恋が生きる意味を変えたというような描写が類似(A:P245 / 「蜜愛シンドローム Trap of Takumi」P100)
(51)取引先リストのところに郵便を送る仕事内容が類似(A:P248 / 「悪魔のようなアナタ」P348)
(52)相手役の親族(A:朝倉頼景/B:月杜小百合)に相手役との恋愛から身を引くよう言われるという流れが類似(A:P256 / D:P161~162)
 その親族が主人公の人となりは評価しているというのも同じ。
 類似シーンは「悪魔のようなアナタ with.Akito」P80~82にもあり。
(53)会社帰りにバッグの中で携帯が震えて、相手役からカフェに行かないかと誘われる流れが類似。(A:P259~260 / 「悪魔のようなアナタ」P82)
 その後、カフェで主人公が読み物をしているところに遅れて相手役が来るというのも同じ。(A:P261 / 「悪魔のようなアナタ」P83)
(54)↑の相手役と予約の必要な店に行くという流れが同じ。(A:フレンチ/B:和洋折衷)
 「敷居が高い」という描写も同じ。主人公の好みのものが出てくるというのも同じ。(A:P263 / 「悪魔のようなアナタ」P114~115,118)
 仕事で辛い思いをしてるのではないかと主人公を心配する描写も同じ。(A:P263 / 「悪魔のようなアナタ」P117)
 相手役の瞳の描写も類似。「A:切れ長の目を細めて笑う」「B:一重の目を細めて笑う」(A:P263 / 「悪魔のようなアナタ」P119)
 「自分のことはいいから相手のことを聞きたい」というセリフも類似。(A:P265 / 「悪魔のようなアナタ」P117)
 ※シーンを通し、グラスを傾ける仕草や男らしさ、大人っぽさなど相手役の雰囲気も類似。
(55)ホテルのラウンジで飲む(A:P264 / C:P52)→23時以降に相手役がいなくなる(A:トイレ/B:泥酔)→気が付いたら別の女の影がある(A:P269 / C:P61)という流れが同じ。
 Cではここでは電話相手としてしか出てこないが、「華やかでスーツを着た出来るキャリアウーマン」は↑の時に暁生が電話していた春燕という女性と類似。(C:P113,114)
 ↑の流れでホテルの部屋に半ば強制的に連れ込まれるのも同じ。(A:P271,272 / C:P60,61)
(56)ホテルの部屋でウイスキー、でも上手く酔えずに……という描写が類似(A:P272 / C:P153)
(57)幼い少女との会話で「おにいちゃん」「私、〇〇って言うの」というシーンが類似。(A:P276 / 「蜜色トライアングル ~Winter Blue」P7,8)
 相手役が幼い少女に見惚れるのも同じ。
(58)主人公が素行調査されるという流れが同じ。報告場所がマンションというのも同じ。(A:P287 / 「悪魔のようなアナタ with.Akito」P77)
(59)退屈な人生を歩んできた、何事にも本気になれない(適当)という内面が卓海と同じ。(A:P288 / 「蜜愛シンドローム Trap of Takumi」P100)
(60)飲み会で相手役(御曹司)の隣に座ってビールを注ぐのが同じ(A:P297 / D:P41)
 耳元に囁かれるのも同じ(A:P299 / D:P42)
(61)(タイミングは違うが)御曹司に家まで送ってもらう流れが同じ(Dの場合は駅までとなるが)御曹司から手を繋がれるのも同じ。(A:P302,303 / D:P98)
(62)電車の出入り口(Bは新幹線のデッキのドア)で窓越しに風景を眺める描写が類似。相手役が主人公の髪を弄りながら話す雰囲気も類似。(A:P307,308 / 「悪魔のようなアナタ with.Reiji」P16,20)
(63)御曹司が学生時代に王子様的な人気があったという描写が類似(A:P321 / B:P27)
(64)※これは類似なのか偶然なのか微妙ですが……。
 イギリスにある別荘の描写が類似(イギリスの田舎にある、緑に囲まれた城)(A:P322,323 / 「千の夜をあなたと」P500 ※これは中世イギリスを舞台にしたファンタジーです)
(65)新幹線(特急)に乗る→「寝てていいよ」→改札を出たら迎えの黒い車が、という流れが同じ。この後行ったのが和風の施設(老舗料亭/旅館)だったというのも同じ。広めの和室に案内されるのも同じ。窓から綺麗な景色や庭が見えるといった部屋の雰囲気も同じ。
(A:P319~320,327~329 / 「悪魔のようなアナタ with.Reiji2」P153,155~156)
 ※D(月杜雪也)の京都出張イベントと絡めてあるような気がします
(66)業界主催(政財界)のパーティに出る時の描写が類似。ドレスの色も同じ(淡いピンク)、廊下で待っているのも、相手役が盛装ではないカジュアルなスーツというのも同じ。「可愛い(綺麗だ)」とその場で褒めるのも同じ。(A:P355~356 / 「蜜愛シンドローム Trap of Masato」P45~47)
(67)「食事はバランスよく(万遍なく)」と相手役が言うのが類似(A:P366 / 「悪魔のようなアナタ」P169)
 二人で食べたことを思い出し、「一人じゃ味気ない」→表現は違うが同じような描写あり(「悪魔のようなアナタ with.Reiji」P6)
(68)「想い出を沢山作っていくから」という表現が類似(A:P369 / 「悪魔のようなアナタ with.Reiji」P113)
(69)「あれがファーストキスだった」という表現が類似(A:P385 / 「悪魔のようなアナタ with.Reiji2」P162)
(70)繋いだ手を解こうとしない描写が類似(A:P379 / D:P45)
(71)食事を作るからうちに来る?という流れが同じ。大したものは作れない(煮物くらいしかできない)と言うのも同じ。料理が和食の野菜料理(八百屋に走る/常備根菜)というのも同じ。「口に合うのか不安」というのも同じ。「いただきますと二人で手を合わせて箸をとる」というのも同じ。相手役の「うまい」という感想や、ぱくぱく食べるというのも同じ。それに対して、「美味しそうに食べてくれるのが嬉しい」と思う主人公の心理描写も類似。(A:P391,393,395~396 / 「蜜色トライアングル」P184~186)
(72)相手役の風呂上がりの描写が類似。上半身裸でタオル、上気した肌、濡れた髪という描写も類似。(A:P408 / 「蜜色トライアングル Winter Blue」P62)
(73)「布団が一つしかない」という描写、そして一つの布団に二人で寝ることになる、でも何もしないという流れが同じ。(A:P409 / 「悪魔のようなアナタ with.Reiji」P68)

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2013/06/21追加

【4.「竜家の優雅で憂鬱な婚約者たち」】
 →拙作「蜜色トライアングル」(2012春作)との類似点は下記となります。
 
(1)相手役の男性が三人出てくるのが同じ。その三人が兄弟であるのも同じ。(拙作の方は一人は従兄ですが)末弟だけが主人公より年下というのも同じ。
(2)長兄、末弟の性格設定が類似。(長形がオーラのある美形でクールな性格、末弟がちょっとオレ様)話し方もほぼ同じ。
(3)↑の三人の外見が類似。(長兄は漆黒の髪に切れ長の瞳、次兄は緩やかなウェーブの髪と茶色がかった目、末弟は大きな二重の瞳)
長兄が「威圧的な雰囲気がある」というのも同じ。(拙作ではカリスマと表現してますが)我が道を行く的な性格であるのも同じ。長兄と次兄が身長180以上で、末弟が180ないというのも同じ。
(4)↑達と同居することになる流れが同じ(拙作の方は最初から同居してますが)
(5)三人と主人公が住むことになった洋館の造りが「千の夜をあなたと」の主人公の城の造りと全く同じ(高台から街並みを見下ろせる古い建物、一階に食堂・応接間・図書室があり、二階にそれぞれの部屋がある)
(6)「師匠」がいるという設定、その師匠が父親であるという設定も同じ(テーラー/剣道)

 

sinozawa_k at 18:37│Comments(1)

この記事へのコメント

1. Posted by sinozawa_k   2013年06月19日 22:18
まゆさん、ありがとうございます~。
しばらくはショックでちょっと執筆から遠ざかるかもしれませんが(涙)、書き溜めた新作はどこかの場所で機会を見て発表したいと思っております。
ファンの皆様がいてくださること、本当に嬉しく思っております。

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