大飯原発:運転継続へ…規制委「問題ない」 報告書案
毎日新聞 2013年06月21日 01時17分(最終更新 06月21日 01時38分)
例えば、電気ケーブルの不燃性試験で、関電は規制委が提案する方法を「時間がかかる」と拒んだが、いったん受け入れると、2日で結果を示した。原子力規制庁幹部は「早く応じてくれれば、こちらも早く結論を出せる」と苦言を呈した。これに、関電は「小出しにしたと受け止められたことは反省しているが、その意図はなかった」と釈明した。今回のようなやりとりが続くと、審査の結論が遅れるだけでなく、原発への不信が深まりかねない。【岡田英】