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できごと
排ガス規制無視の観光バス会社3社を全国で初摘発 大阪府警
2013.5.16 22:25
条例で定められた排ガス基準を超える観光バスを運行したとして、大阪府警は16日、府生活環境の保全等に関する条例(車種規制適合車の使用命令など)違反容疑で、同府羽曳野市の観光バス運行会社「国際遊覧観光」社長(61)ら3社の従業員計9人を書類送致したと発表した。
3社は昨年12月、府から排ガス基準を満たした観光バスの使用命令を受けたが、無視して運行を繰り返したため、府警は悪質と判断した。排ガス規制に関する使用命令違反での摘発は全国初という。
ほかに書類送検されたのは、同府能勢町の「エヌ・イー・ケー交通」社長の男性(62)や埼玉県川越市の「グローバルジャパン」社長(64)ら。
送検容疑は平成24年12月下旬~25年4月上旬、大阪府内で、府条例で定められた排ガス基準を超えた観光バスをそれぞれ十数回運行したとしている。
府警によると、排ガスの低減装置の設置には約200万~300万円かかるといい、3社は「お金がもったいなかった」などと供述しているという。3社は主に東南アジアからの観光客を相手に貸し切り観光バスを運行している。
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