ケルトとはドイツですか? 「ケルト」は集団名、ドイツは国名・地域名です。
ドイツ南部にケルトのものだとされる遺跡があります。
ケルトの居住範囲はもっと広く、南ドイツがその文化の中心地域だった時代がある、ということです。
よって、ケルトとドイツは=では結ばれません。
・ケルトは古代ギリシャ文献由来の呼称、ガリアはローマ文献に見られる現在のフランス一帯をさす地域名で、ガリア人はケルトと同一の存在だと見られます。
・歴史的にケルトは南東のアナトリア(現在のトルコ)から南西のイベリア(スペイン・ポルトガル)、北西は大ブリテン島やアイルランドという広範囲に住んでいたとされています。
北東は古代ギリシャやローマの文献の視野がほとんど届かないのでわかりません。
・ガリア(フランス)やイベリアなど、ヨーロッパ大陸部の大半はローマに征服され、その後ゲルマン民族に征服されました。
「追い払われた」とは考えにくく、吸収されたと考えた方が良いでしょう。
・フランスのブルターニュ半島やアイルランド、ウェールズ(アイルランドからスコットランドへ移住した者もいる)などは比較的ケルトの文化が残っていた土地で、現在「ケルトの末裔」を自称する人も多いです。
・ケルトがどこからヨーロッパに来たか、はわかっていません。
ケルトとは歴史的な(言語、文字的な)概念で、ヨーロッパに来る前は先史的な(文字が無い)概念だからです。
考古学で集団の動きを想定できても、それがケルトであるとは言えないのです。
東方からヨーロッパに入ってきた集団はいたでしょうが、それをケルトだとは言えませんし、ケルトが南ドイツを中心にヨーロッパ中に広がったと言うのも想像です。
・アイルランドやウェールズ、コーンウォールなど、ケルトが残っていると称する地域はいくつかありますが、それらの地域も純粋なケルトが残っているわけではありません。
アイルランドにもサクソンやノルマンが混血しています。
あくまでも現代人の自称です
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