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小高中に“励ましのお茶” 静岡の中学校からプレゼント
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茶摘みの様子などが収められたビデオレターを視聴する小高中の生徒たち
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東京電力福島第1原発の20キロ圏内から仮設校舎に避難し授業を行っている南相馬市の小高中(遠藤弘通校長)に、茶所静岡市の中学校から生徒たちが摘んだお茶と激励のメッセージが届き20日、全校生に手渡された。
プレゼントを贈ったのは、静岡市清水区の清水両河内中(坪内仁志校長)。同校では地元農家の協力で約10アールの学校茶園を設け、生徒たちが栽培や茶摘みを体験している。
茶園を管理している生産者が昨年、被災地にお茶を届けており、現地の様子を聞いた生徒たちがプレゼントを準備。先月には坪内校長らも小高中を視察に訪れている。
贈られたのは、小高中の生徒91人と教職員全員の110人分。袋入りのお茶の葉に、清水両河内中の生徒一人一人が「お茶を飲んで笑顔になってください」などと書いた直筆のメッセージカードが添えられた。
小高中ではクラスごとに、お茶と一緒に贈られたビデオレターを視聴し、静岡の生徒たちの思いやりをかみしめていた。
(2013年6月23日 福島民友トピックス)
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