【佐藤達弥】23日の「沖縄慰霊の日」に、住民の4分の1が沖縄にルーツをもつといわれる大阪市大正区で、映像や芝居で平和を考える催しが開かれる。
戦争の傷を抱えながら関西で生きる沖縄出身者のドキュメンタリーを上映した後、沖縄で活動する劇団「比嘉座」の座長、比嘉陽花さんが短編の一人芝居を四つ演じる。祖父の戦争体験やいくさを知らない自身の葛藤を幻想的に表現するという。
主催の関西沖縄文庫の金城馨さん(60)は「演技からじわっとわき出るメッセージを感じてほしい」と話している。午後2時からで、会場は大正区平尾5丁目の大正沖縄会館。問い合わせは同文庫(06・6552・6709)。
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朝日新聞社会部大阪版
朝日新聞NMB48取材班
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