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松井幹事長、橋下共同代表と引責辞任示唆

 日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事(49)は20日、東京都議選(23日投開票)について「現状を下回れば敗退」と語り、勝敗ラインを現議席数3との認識を示し、幹事長職を辞する可能性を示唆した。同党共同代表の橋下徹大阪市長(43)が都議選の結果次第で共同代表を辞任する考えを表明しており、歩調を合わせた形だ。一方、国会議員団の片山虎之助政調会長(77)は「軽々に辞任されては困る」と橋下氏に苦言を呈するなど、党内の温度差が浮き彫りとなった。

 橋下氏が共同代表を辞す可能性を示唆しながらも、明確にしなかった都議選の勝敗ライン。前日19日に同氏は「知りませんよ」とけむに巻いたが、幹事長の松井氏は「現状維持だけでは勝ったとは絶対に言えない。下回ればはっきりと敗退だ」と線を引いた。維新は都議選で公認候補34人を擁立するが、現有3議席を巡る攻防との認識を示した。

 松井氏は「橋下氏も私も、今の役職に固執してはいない」「選挙の責任は選対本部長がとるのが筋」とも語り、幹事長職辞任の可能性も示した。橋下氏は「同じ党のメンバーから『辞めろ』と言われれば、辞めるしかない」などと都議選の結果次第で共同代表を辞任する考えを表明しており、同調する形となった。

 都議選の勝敗による維新幹部の辞任問題は、橋下氏の慰安婦発言が発端。当初は橋下氏を擁護した、共同代表の石原慎太郎氏も18日に橋下発言が党失速を招いたとして「大迷惑だ。言わなくていいことを言ってタブーに触れた。弁護士の限界だ」と批判していた。

 一方、橋下氏らの幹部辞任発言に、党内では戸惑いの声もある。国会議員団の片山政調会長はこの日、橋下氏の考えを「軽々に辞任されては困る」と非難した。「都議選と参院選は連動している。2枚看板で戦いたい」と述べた。石原氏と橋下氏の対立を「そういうことを率直に言い合うのが、日本維新のいいところ。2人は相思相愛だから、若干の誤解があっても乗り越えていける」と必死にフォローした。

 一方で、橋下、石原両共同代表は22日の東京都議選の街頭演説に合同で臨むことも判明した。溝を深める東西の2トップが、演説の前後に意思疎通を図るための機会を設ける可能性もある。

 [2013年6月21日8時38分 紙面から]

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