NHK三重県のニュース 津放送局
海外から四日市公害を学ぶ
環境保全対策の研修で来日しているインドネシアの研修生がかつて大気汚染公害に悩まされた四日市市を訪れ、公害の歴史などを学びました。
四日市市を訪れたのはインドネシアの環境局などから派遣された研修生15人で、JICA・国際協力機構の招きで日本を訪れ、環境保全の対策などを学んでいます。一行は石油コンビナートを眺めながら昭和30年代から40年代に工場から出た有害な煙で多くの住民が重いぜんそくを患った四日市公害の歴史を学びました。
このあと参加者たちは、四日市公害の歴史を語り次ぐ活動をしている男性から今では大気はきれいになったが、今も400人以上の患者がいて公害問題は終わっていないと説明を受け熱心にメモを取っていました。
研修生のインダ・マイラニさんは「日本の公害を学んでインドネシアの人たちの環境意識を高める参考にしたい」と話していました。
06月22日 16時31分
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