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地方
【静岡知事選】「108万票の衝撃」(下)団結なく、“素直さ”もなく…
2013.6.19 14:48
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「私はビジネスも大学での教育も両方やってきましたから」。4月11日、都内で出馬会見をした際、川勝平太氏(64)との能力の差について自信を示した広瀬一郎氏(57)。自民党本部や県連の全面的な支援を受けたが、結果は川勝氏の得票数の3分の1という惨敗に終わった。
広瀬氏や塩谷立県連会長は敗因について、出馬表明から投票日まで2カ月と「時間が短すぎた」ことを真っ先に挙げた。また、塩谷氏は「前回選挙と比べ、いかに県連が一枚岩だったか」と県連が一致協力して選挙戦を盛り上げたことも強調した。
しかし、実際は自民県連内から「川勝さんに相乗りすべきだった」という声も出ていた。さらに、「谷垣(禎一法相)さんが来たのも投票日前日。遅すぎるんだよなあ」「小泉進次郎(青年局長)さんが来てくれていれば…」など、自民党本部の支援にも不満の声が聞かれるなど、自民全体が一枚岩だったといえる状況ではなかった。
■「失敗だったかなあ」
候補者として広瀬氏を選んだこと自体に疑問を持つ声すらも、県連内からは漏れてくる。
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