各党総力戦の最終盤 閣僚、国会議員相次ぎ投入

(2013/6/15 7:37)
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 任期満了に伴う知事選(16日投開票)はあと1日。3候補者の陣営は14日、街頭演説に国会議員や経済人を弁士に招くなど、必死の追い込み。今夏の参院選に出馬を予定している自民、民主の現職もマイクを握りしめ、各党は総力戦の様相となった。
 自民の支持を受け、党幹部や閣僚が続々と応援に駆け付けている広瀬一郎候補は「静岡がアベノミクスの日本丸のエンジンとなるか、足手まといになるのかの分岐点」と声を張り上げた。
 岸田文雄外相が静岡市葵区と富士市の商店街に入り「広瀬さんと一緒に仕事をすれば、必ず結果を出せる」と訴えた。15日も閣僚が応援演説する。ぎりぎりまで政権党による全面支援を展開する。
 参院選の前哨戦としての運動を活発に進める共産公認の島津幸広候補の陣営は選挙期間中、井上哲士参院国体委員長ら党幹部が相次いで応援に訪れた。島津候補はJR天竜川駅前で「原発を再稼働せず、なくしてほしいという願いを党派を超えて寄せてほしい」と呼び掛けた。
 川勝平太候補の陣営はJR沼津駅南口で東部地区最後の街頭演説会を開いた。陣営が掲げる「党派を超えた」支援態勢を演出し、民主党とみんなの党の国会議員に加え、経済界や労働界、女性グループの有志が次々と応援演説に立った。
 民主の渡辺周衆院議員(静岡6区)、みんなの小池政就衆院議員(比例東海)は「地域主権を認めるか認めないかの戦いだ」などと強調。川勝候補は1万を超えた勝手連の数に「県民の期待、希望が込められている」と2期目への意欲をみなぎらせた。

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