- なんだか素敵な企画が……!
- アリアンローズ新人賞ですとな!
え、これってもしかして、いえもしかしなくても、女性向けの素敵なファンタジー作品を発掘しようという試みですよね、そうですよね!?
うわー、うわー、しかも「異世界×働く女の子」て!
何その素敵なテーマ!
もしやターゲット層は、この世知辛い世の中で頑張って働いている女性達ですか!?
うわあああ、あの作品とかこの作品とかその作品とか、作者様方エントリーしてくれないかなあああああ!
……失礼しました。
喜びのあまり、ちょっぴり興奮してしまいました。
好きな作品は紙の本で手元に置いておきたい派なもんで、常々「あんな面白い作品が、どうして書籍化してくれないんだッ」とうぞうぞしていたのでございますー。
いえ、私の好きな作品の作者様が、今回の企画にエントリーして下さるとは限らないのは分かっているのですが。
むしろ、「エントリーしてくださいいいぃい!」とスライディング土下座の勢いでお願いしたいくらいなのですが。
いやでも、七月から毎月刊行となっているし、もしや既に書籍化が決定しているのか!?
いやいやいや、それはさすがに希望的観測が過ぎるというもの、落ち着け自分。
すー、はー(深呼吸)。
……うーん?
いえ、落ち着いて募集要項を見てみたらですね、ちょっと首を傾げたくなってしまいまして。
条件のところに、締め切りまでに十万文字以上、もしくは五万文字プラスプロット提出ってなっているのが……ありー?
文庫本ならまだしも、単行本でその文字数は足りなすぎるような気がするのですが。
五月に結果発表で、それを春から夏にかけて出版って、あれ五月ってまだ春? という素朴な疑問は置いておくにしても、かなり無理があるんじゃないでしょうか。
こういったことは一概には言えないでしょうし、参考になるかどうかは分かりませんが、少なくとも書籍化決定から発売日までが三ヶ月強というスケジュールだった私の作品は、ネット公開時で十四万、最終的には十六万ちょっとという文字数でした。
なので、今回の企画にエントリーされる方がいらっしゃいましたら、締め切り時点で完結している必要はないようですが、結果発表までの間にやっぱり十五万字程度は書いておいた方がいいんじゃないかと思います。
じゃないときっと、改稿作業がエラいことになります。
と、ちょっぴり経験者は語る的なエラそうな助言を呟いてしまいましたが、なんにせよこの企画のお陰で素敵な作品に出会える確率が跳ね上がりそうなのが、とっても嬉しいです。
どうやら読者投票もできる企画のようですし、投票が始まったら是非参加させていただきたいと思います。
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2013年 06月23日 (日) 00時36分
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