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サリン事件にまつわる各種資料
資料編集:三浦英明



サリンの説明
Sarinとは
長野県衛生公害研究所『松本市における有毒ガス中毒事故の原因究明に関する報告書』1995年に示されているサリンの説明。


「書籍・論文のサリン資料」の概要紹介&三浦評価
順次追加予定
Masayasu Minami南正康, Da-Mei Hui恵答美, Zhiyu Wang王志玉, Masao Katsumata勝又聖夫, Hirofumi Inagaki稲垣弘文, Qing Li李卿, Genfa Cao, Shou Inuzuka犬塚祥, Kunihiro Mashiko益子邦洋, Yasuhiro Yamamoto山本保博, Toshifumi Otsuka大塚敏文(以上日本医科大学)、Camille A. Boulet、 John G. Clement(以上カナダ防衛研究所)
東京サリン事件の戦時に使用されるガスによる中毒患者の臨床観察
第14回国際法科学会集会報告集1996年8月(Shunderson Communications,Canada1997年)

アンソニー・T・トゥ(コロラド州立大学生化学・分子生物学)
日本でのサリン・テロリスト攻撃の概要
ACS Symposium Series 745号304-317頁(American Chemical Society)

瀬戸康雄、角田紀子、片岡美江子、柘浩一郎、 T. Nagano(以上警察庁科学警察研究所)
オウム真理教カルト集団によって引き起こされたサリン毒ガス攻撃による犠牲者の血液の毒物研究と犯罪現場に残された証拠物件
ACS Symposium Series 2000年745号318-332頁(American Chemical Society)

小川康恭、門倉真人、 縣俊彦、 福本正勝、 佐竹司、 町田勝彦、 0. Sakai、 K. Nakajima、S. Hamaya、 S. Miyazaki、 M. Ohida、 T. Yoshioka、 S. Takagi、 清水英佑(以上東京慈恵会医科大学)、山村行夫(聖マリアンナ医科大学)、安藤皓章、 宮田嘉彦、 H. Nonaka(以上警視庁科学捜査研究所)
東京地下鉄路線サリン神経ガス攻撃と犠牲者への影響
ACS Symposium Series 2000年745号333-355頁(American Chemical Society)

南正康
サリン代謝物質の生物学的モニタリング情報から毒性機序や後遺症などを推定できるであろうか
中毒研究10巻48−58(1997年)

John Parker
「Tabun,it's Tabun」タブン(多分)タブンだ
The Japan Times Weekly April 1,1995

Yoichi Clark Shimats
「Zettai Tabun」絶対タブン
The Japan Times Weekly May 27,1995

角田紀子(科学警察研究所法科学第三部)
サリンの分析法
中毒研究10巻p41−48(1997年)

角田紀子(科学警察研究所法科学第三部)、長野(科学警察研究所)ほか
ディスカッション 事件後のフォローに国家的な支援体制を
中毒研究10巻p62−74(1997年)

角田紀子(科学警察研究所法科学第三部)、瀬戸康雄(科学警察研究所化学第四研究室)
最近の神経剤分析法
科学警察研究所報告法科学編50巻2号(1997年8月号)

渡辺脩(麻原弁護団長)和多田進(ジャーナリスト)
麻原裁判の法廷から
晩聲社1998年4月15日発刊

C・モナール、J・クィンション(フランス・ブシェ研究センター)
メチルフルオロホスホネートイソプロピル(サリン)の生成と物理特性  純粋標準生成物の二つの純粋標準標本の生成と物理特性
フランス化学社会報告書1961年1084-1086頁(フランス化学会)(フランス語文献)

高井三郎(元陸上自衛隊教官)
オウムの軍事知識と自衛隊
軍事研究1995年7月号(ジャパン・ミリタリー・レビュー)

H・クァスト、M・ホイシュマン(ヴュルツブルク大学有機化学研究所)、M・O・アブデル-ラーマン(カイロ国立研究センター)
メチルホスホン酸ジクロリドの製造
Synthesis(合成)1974年490頁(Thieme)(ドイツ語文献)

脇本直樹・太尾田正彦(陸上自衛隊化学学校研究部)
神経剤―その特性と診断・治療の現況
防衛衛生(National Defense Medical Journal)42巻12号507−516頁1995年12月号(社団法人防衛衛生協会)

Anthony T.Tu(コロラド州立大学教授/生化学)
サリンとどうやって特定できるのか
化学50巻8号1995年480-484頁(化学同人)


サリン合成工程
サリン合成工程


サリン事件、サリン検出までの技術的経緯
松本サリン事件、サリン検出までの技術的経緯


地下鉄サリン事件で検出された物質
サリン
Methylphosphonofluoridic acid 1-methyl-ethyl ester




松本サリン事件で検出された物質
メチルホスホン酸ジメチル(ジメチル)
Dimethyl methylphosphonate


メチルホスホン酸ジクロリド(メチルホスホン酸ジクロライド)
methylphosphonyl dichloride


アルミニウム
aluminium


カリウムイオン
potassium ion


マグネシウムイオン
magnesium ion


塩化物イオン
chlorid


フッ化物イオン
fluoride


メチルホスホン酸ジイソプロピル
diisopropylmethylphosphonate


サリン
Methylphosphonofluoridic acid 1-methyl-ethyl ester


メチルホスホン酸イソプロピル
isopropylmethylphosphonate


メチルホスホン酸
methylphosphonic acid



公判記録
【証言者名・公判回数(日付)・備考】一覧
・事件は地下鉄サリン事件に限定している
・麻原裁判に限定している

松本サリン事件版  【証言者名・公判回数(日付)・備考】一覧 
・事件は松本サリン事件に限定している
・麻原裁判に限定している

1996年11月21日麻原彰晃公判・豊田亨証言


判決
2004年02月27日 麻原被告東京地裁判決要旨




弁護側法廷資料
2003年10月30日 麻原彰晃(松本智津夫)第一審公判弁論要旨
弁護側側弁論は他のマスメディアではあまり記録がないため、公平に記録に残していくという意味でも貴重と言えよう。

2003年09月18日 土谷正実上申書
2003年09月18日土谷正実公判弁護側最終弁論で土谷正実自身が読み上げた上申書。

1998年12月6日 安田主任弁護人逮捕に対する渡辺脩弁護団長の話
警視庁は12月6日安田好弘主任弁護人を逮捕した。麻原裁判に絡む政治的意図を弁護団指摘。

1997年4月24日 検察官請求証拠に対する意見書
証拠のずさんさを指摘している。一般報道では見えてこない事件の不透明さがはっきりとわかる。

1997年4月24日 更新意見書


1996年4月24日 意見書
裁判にあたっての問題点が書かれてます。



検察側法廷資料
1996年4月25日 冒頭陳述の要旨(麻原彰晃こと松本智津夫)
注意すべきはこれはストーリーであって、全て真実と限ったわけではないということ。

1996年2月21日 冒頭陳述(遠藤誠一)

1996年2月7日 冒頭陳述(土谷正美)

1996年1月23日 冒頭陳述(中川智正)/松本サリン事件

1995年12月11日 冒頭陳述の要旨(豊田・廣瀬・杉本)

1995年10月24日 冒頭陳述(中川智正)/地下鉄サリン事件



法令
サリン等による人身被害の防止に関する法律
(平成七年四月二十一日法律第七十八号)

サリン等による人身被害の防止に関する法律の規定による規制等に係る物質を定める 政令
(平成七年八月十一日政令第三百十七号)

化学兵器の禁止及び特定物質の規制等に関する法律
(平成七年四月五日法律第六十五号)

化学兵器の禁止及び特定物質の規制等に関する法律施行令
(平成七年五月一日政令第百九十二号)



他サイトの資料
阿修羅/予期されていた毒ガス攻撃
防毒マスクメーカー重松製作所(本社・東京)の株式が事件前の十六、十七日に前日の百倍に当たる大量の取引があったことが朝日新聞で報道されている。

阿修羅/謎の裁判(科捜研科学班室長変)



麻原弁護団安田主任弁護人不当逮捕に関する資料(他サイトの資料)
将門Web
緊急アッピール 安田弁護士の 不当起訴に抗議する!にて、麻原国選弁護団主任弁護人、安田弁護人の逮捕にまつわる 詳しい情報が出ている。

現代史 の真っ暗森を駆け抜ける爽快屋
安田弁護士逮捕に関する詳しい情報がある。

安田弁護士を支 援する社長日記
詳しい情報がでており、情報がはやい。

「越えてはならない一線を越えた」のは朝日新聞だ(1998年12月22日)
浅野健一・同志社大学教授の安田弁護士逮捕にまつわる声明。

アムネスティ発表国際ニュース(1999年3月23日)
「麻原彰晃の弁護活動をしていることで、安田弁護士はメディアから大いに批判された。  彼に対する身柄拘束を理由として、本日彼は国選弁護人から解任されたが、この事態は、 彼が弁護している被疑者の公正な裁判を受ける権利を侵害していると言えるだろう」
と指摘。

安田好弘弁護士に対する逮捕・勾留に抗議し、即時釈放を求める声明(1998年12月14日) 
監獄人権センターの声明。
「とりわけ、『オウム事件』の麻原被告人の主任弁護人として、刑事訴訟法の原則に忠実な弁護活動を繰り広げ、 事件の真相が検察官の主張するシナリオ通りのものではないことを具体的に示してきました」
と指摘。

安田好弘弁護士保釈問題に対する会長声明(1999月7月23日)
小堀樹・日本弁護士連合会会長の声明。





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