気象庁は２７日、九州地方全域から中国、四国地方にかけて梅雨入りしたとみられると発表した。九州南部は平年より４日、九州北部と四国地方は９日、中国地方は１１日早い。

　福岡管区気象台によると、九州北部や山口県では南からの湿った気流や梅雨前線の影響で、今後１週間は曇りや雨の日が多くなる見込み。九州北部・山口県の平年の梅雨明けは７月１９日ごろという。

　今年は、これまでに沖縄地方が平年より５日遅い今月１４日に、奄美地方が４日遅い１５日に梅雨入りしている。【関東晋慈】