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原発汚染水漏れ タンクに2つの穴6月19日 4時57分
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東京電力・福島第一原子力発電所の放射性物質を含む汚染水を処理する新しい設備のタンクから処理前の汚染水がにじみ出たトラブルで、タンクの溶接部分にごく小さな穴が2つ見つかり、東京電力ではこの穴から水が漏れ出たとみて詳しく調べることにしています。
このトラブルは今月15日、福島第一原発の汚染水から放射性物質を取り除く「ALPS」と呼ばれる新しい処理設備に設置されたタンクの溶接部分から、処理前の汚染水がにじみ出ているのが見つかったものです。
東京電力でタンクから水を抜いて溶接部分を調べたところ、針の穴ほどのごく小さな穴があるのが2つ見つかったということです。
東京電力によりますと、タンクはステンレス製で、去年7月に設置する前には溶接部分に穴がないことを確認しているということです。東京電力は溶接作業が不十分だったため穴が開いた可能性があるとして、19日からタンクの内側にカメラを入れて、詳しく調べることにしています。
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