7月の参院選の前哨戦となる東京都議選(定数127)が23日、投開票される。前回大敗した自民党が都議会第1党の座を奪還し、公明党と合わせて過半数(64議席)を獲得できるかが焦点だ。選挙戦最終日の22日、与野党党首が朝から街頭演説で支持を訴えた。
安倍晋三首相(自民党総裁)は八王子市で「アベノミクスで暗く重い空気が一変した。経済が動き始めた」と、自らの経済政策の実績を強調してみせた。欧州歴訪から帰国した20日を含め都内遊説は3日連続だ。
公明党の山口那津男代表は世田谷区で「成長戦略を実行するのに政治の決定力がまだ足りない。参院の現状は極めて厳しい」と支持を求めた。最終日は重点区の世田谷、目黒両区を回る。
民主党の海江田万里代表は葛飾区から演説を始めた。「都議選の結果がそのまま参院選の結果になる」と指摘し、「自民党を勝たせれば参院選後の日本がどうなるか、多くの国民、都民が心配している。独走は許さない」と力説した。
共産党の志位和夫委員長は中野区で「アベノミクスは所得を奪う毒矢だ。消費増税もストップし、国民の所得を取り戻す政治に切り替える」と呼びかけた。
日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は八王子市で「自民党では絶対に改革はできない。組織に配慮せざるを得ないからだ」と批判した。午後は池袋で石原慎太郎共同代表とそろい踏みで演説し、結束を示す。
みんなの党の渡辺喜美代表は板橋区で「官尊民卑をなくし、払った税金がきっちり戻ってくる政治をやる」と、行政改革を説いた。生活の党、社民党、みどりの風も幹部が擁立選挙区を回る。
安倍晋三、山口那津男、海江田万里、志位和夫、石原慎太郎、橋下徹、渡辺喜美、自民党
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