【ロンドン=共同】英紙ガーディアン(電子版)は21日、英政府の通信傍受機関、政府通信本部(GCHQ)がインターネットなどの情報通信に使われる光ファイバーケーブルから大量の個人情報を収集し、米国家安全保障局(NSA)とも共有していたと報じた。
米英当局による個人情報収集活動を相次いで暴露している米中央情報局(CIA)元職員のエドワード・スノーデン氏から入手した資料で確認したとしている。情報機関による個人情報収集の新たな方法が明らかにされた形だ。
同紙によると、GCHQは電子メールの内容や通話の録音記録のほか、ウェブサイトへのアクセス履歴や交流サイト「フェイスブック」への書き込みまで、さまざまな個人データを得ることが可能という。
これらのデータは分析のため最長で30日間保存され、複数の民間企業も秘密裏に協力しているという。GCHQは今回の件についてコメントしていない。
米英の情報機関をめぐっては、NSAが非公開のインターネット情報を収集していることや、GCHQが2009年の20カ国・地域(G20)首脳会合で各国代表団の電話をひそかに盗聴していたことなどがスノーデン氏によって次々と暴露されている。
米英両政府はこれまで、情報収集活動は法令の枠組みに沿った合法的なもので、テロ阻止にも有効との立場を繰り返し表明している。
GCHQ、フェイスブック、インターネット、CIA
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