大林組は21日、ビルなどの建設現場で使う資材を自動運搬するシステムを開発したと発表した。磁気テープをたどって無人走行する搬送機を使い、人手による作業を低減する。資材を水平方向に移動する作業費を3割程度削減できる。建設作業員の高齢化が進んでいる。作業負担を軽減し人手を確保するほか、工事採算の向上にもつながる。
工事現場に幅数センチメートルの磁気テープを貼り、搬送機の通り道となる「線路」を設ける。この上をセンサーを備えた台車型の搬送機が自動で走行し、内装ボードなどの資材を人に代わって運ぶ。車体の前後に取りつけたレーザーセンサーで、人が接近した際には自動で停止する仕組み。
現在、都内の超高層ビルの建設現場で1号機を導入中。今後は搬送機を数台拡充し、オフィスビルのほか工場や商業施設など自社で請け負う工事で活用していく。
大林組、システム開発、建設資材
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