ダイキン工業と京都大学は21日、新事業の「種(シーズ)」となる研究課題を共同で探す協定を結んだと発表した。約3000人いる京大の研究者に、ダイキンが協力を呼びかけられるようになる。経済学や心理学といった文系も対象で、イノベーション(技術革新)につながるテーマを学部横断で探す。
協定期間は3年。ダイキンが研究や運営にかかる費用として1億円を負担する。約300億円をかけ2015年11月に完成するテクノロジー・イノベーションセンター(大阪府摂津市)に共同研究スペースを確保する。人の心理状態を考慮した空調など、10~20年先を見据えた中長期のテーマの発掘を目指す。
京大は、分野をまたいだ融合研究を大学内で推進している。今回の連携には、プロジェクトの管理に優れる企業の手法を学ぶ狙いもある。
企業と大学の協定は、事業につながりそうな研究テーマを発展させるために結ぶのが一般的。テーマそのものの探索で連携するのは珍しい。
ダイキン工業、京都大学
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