［政治］橋下氏、沖縄戦追悼式に自主参加　「負担軽減」アピール（2013.6.23 13:24）

　日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は２３日、沖縄県糸満市で沖縄全戦没者追悼式に出席した。従軍慰安婦や在日米軍の風俗業活用をめぐる発言への現地での反発も踏まえ、参院選に向け、基地負担軽減など沖縄問題への取り組み姿勢をアピールする狙いがありそうだ。

　主催する沖縄県から招待を受けていない「自主参加」のため、献花やあいさつなどの機会はなく、閣僚の随行者らと並ぶ形で着席した。日本維新政調会長の浅田均大阪府議会議長も参加した。橋下氏はこれまで、米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の県内移設推進の必要性を強調する一方で、沖縄の基地負担軽減に各自治体が協力すべきだと主張。普天間飛行場に所属する新型輸送機ＭＶ２２オスプレイの訓練の一部を、大阪府の八尾空港で受け入れる構想を政府に提案している。