東京都議選の投開票を翌日に控えた22日、安倍晋三首相が街頭演説の合間をぬって東京都八王子市内の定食屋で昼食にカツ丼を食べた。「勝つ」に引っかけた縁起担ぎで、同席者によると首相は「おいしい。ぜひ選挙に勝ちましょう」と話しながら完食したという。
カツ丼は霜降りで人気があるブランド豚肉「TOKYO(トウキョウ) X(エックス)」と朝にとれたてのウコッケイの卵を使ったもので、店が首相用として特別に作った。値段は明らかにしていないが、店側は「普段より高めの料金にしたが、それでも足が出た」と話す。
首相は昨年9月の自民党総裁選でも、都内の高級ホテルで開いた決起集会で縁起を担いで数千円はするというカツカレーを食べ、ツイッター上などで話題を呼んだ。
首相とフェイスブック(FB)上で論戦を繰り広げた民主党の細野豪志幹事長もこの日、自らのFBに「今日はやっぱり『カツ』バーガー」と「カツ」を手にした写真を載せた。
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朝日新聞官邸クラブ