なおとのかげ  
CV:朴 璐美

公式

稲羽市連続殺人事件の真相を追うべく、自らスケープゴートとなってテレビの中の世界に引き込まれた白鐘直斗が生み出したシャドウ。

「探偵」として協力を求められながらも、「子供」という事実一つがあるだけで掌を返され子供扱いされてしまう「社会に対する無力感」を払拭するために「一刻も早く大人になりたい」という「成長願望」と、「女の子だけど、かっこ良い大人の男になりたい」と願う直斗の心の奥に秘められた「変身願望」という、二重の葛藤が顕在化したもの。

袖がだぼだぼの科学者風白衣に身を包んだ姿で登場し、泣き出したかと思えば急に冷静な口調で核心を突いた意見を口にしたりと、「子供扱いして欲しくない」と願う直斗の願望を嘲笑うかのような両極端な行動を取る。

曰く、「粗暴で情に流されるタイプが一番嫌い」らしい。

直斗に完全に否定されたことで暴走した影は、直斗の姿を模したロボットの姿を取る。

アニメ版においては、「老化」というゲーム上でのバッドステータスを視覚的に表現した場合のインパクトの大きさからか、専用スキル「ガルガリンアイズ」が特に恐ろしい攻撃として描写されている。
その他、ペルソナ攻撃をまるで寄せ付けない超スピードで自称特別捜査隊を翻弄していたが、最後は老化状態から復帰して「みなぎってきた!」状態の主人公が召喚した悪魔アルカナの最強ペルソナ・ベルゼブブの放ったメギドラオンによって、ダンジョンの秘密結社改造ラボごと爆破されている。

戦闘スペック

物理・魔法ともに強力なスキルを数多く擁するが、中でもHPとSPに同時にダメージを与え、「魔封」の状態異常を付加する「魔封光線」が凶悪。
だが、魔法に分類されるためマジックミラーで反射可能。
また、HPが減ってくると「エレメンツ・ゼロ」でこちらの魔法に対する耐性を相殺してくる。
メカメカした姿に相応しいというべきか、一定の思考ルーチンに沿って行動する傾向がある。
※具体的に言えば「プレイヤー側に弱点を持ったキャラがいる場合は優先して弱点を突き、1moreのターンでヒートライザを使い自身を強化。それが適用されている場合はランダマイザでこちらを弱体化」といった感じ。
流れの掴みやすい思考ルーチンを逆手に取った戦い方を展開すると、比較的戦いやすい。