2013年 6月 22日
高梁市で事故 親子死傷
22日昼前、高梁市の市道で親子が倒れているのが見つかり、34歳の母親が死亡、9歳の長男が重傷です。警察では、坂道に止まっていた車が突然後退し、2人をひいたとみて調べを進めています22日午前11時半頃、高梁市備中町の市道で「人が倒れている」と119番通報がありました。警察と消防が駆け付けたところ、道路脇の側溝に脱輪した乗用車と、この車の持ち主で近くに住む親子2人が倒れているのを発見。病院に搬送しましたが34歳の母親が死亡、9歳の長男が重傷です。警察によりますと、現場は緩やかな下り坂で、止めていた乗用車が突然後退し、2人をひいたとみて調べています。当時、車の中には7歳の次男がいたということで、警察ではなぜ車が動き出したのか調べを進めています。

琴勇輝関が十両優勝報告
先月の大相撲夏場所の十両で初優勝した小豆島出身の琴勇輝関が、香川県の浜田知事を表敬訪問しました。夏場所十両を13勝2敗で初優勝した琴勇輝関。香川県出身の力士で十両優勝したのは、1955年の神生山以来2人目です。浜田知事が「県出身者の活躍で県民の関心も高まっている」と話すと、琴勇輝関は「現在の体重は165キロとこの1年で10キロ増え、相手に屈しない相撲がとれた。一緒に香川県を盛り上げていきたい」と報告しました。琴勇輝関は、今年1月の初場所で新入幕を果たしたものの、その後十両に陥落し、来月7日から始まる名古屋場所では、3場所ぶりの幕内返り咲きが確実となっています。このあと、地元小豆島で優勝報告会が行われます。

障害者の手作り商品をSAで販売
障害がある人たちが手作りしたお菓子や工芸品を高速道路のSAで販売し、就労を支援しようというイベントが岡山市で行われています。桃太郎や鬼の愛らしい表情が特徴のストラップに、見事にデザインされた色とりどりのガラスの器。これらはすべて障害がある人たちが手作りしたものです。岡山市の山陽道下り線吉備SAで行われているこのイベントは、障害者の就労支援に取り組む岡山県セルプセンターが企画したもので、会場には県内12の就労支援施設で作られたお菓子や工芸品など、約100種類が販売されています。主催者では、こうした販売の場を通じて商品の良さを広く知ってもらえればと話していました。このイベントは23日も行われます。

川遊びを通して環境を学ぶ
川遊びを通して、川に住む生き物や環境について学ぶ講座が岡山市で開かれました。これは岡山市の高島公民館が、子供たちに故郷の川の大切さや川遊びの楽しさを知ってもらおうと行ったものです。市内に住む6歳から12歳の子供たちと保護者34人が参加しました。子供たちは、ペットボトルで作った仕掛けや網を使って、茂みに隠れているザリガニや魚を次々に捕まえていました。この講座は来月以降も開かれ、川で泳いだり竹の「いかだ」作りが予定されています。

スーパーで食生活無料相談
野菜不足の食生活を見直してもらおうと、栄養士による健康相談会が高松市のスーパーで開かれました。これはマルヨシセンターが、香川県栄養士会と協力して毎年開いているもので、血管年齢の測定や豆を箸でつまむゲームなどが行われ、栄養士が食生活の相談を受け付けていました。国が実施した野菜摂取量の調査で、香川県は女性がワースト1男性がワースト2となっていて、もっと野菜を食べてもらおうと、お酢で簡単に作れるピクルスの実演も行われました。マルヨシセンターでは地産地消の野菜コーナーを充実させたり、野菜に特化した大安売りを定期的に行ったりして、スーパーの立場から食生活の見直しを提言したいとしています。この催し、23日は、高松市のマルヨシセンター茜町店で行われます。