やまのまゆみ
CV:伊藤かな恵(ゲーム版) / 甲斐田裕子(テレビアニメ版)

公式

稲羽の地方テレビ局に勤務する女子アナウンサー。
主人公が八十稲羽に引っ越してきた頃と前後して起きた連続猟奇殺人事件の最初の犠牲者でもある。享年27。

ローカル局勤めながらお茶の間の「受け」は良かったらしく、彼女の殺害に関与した足立透を含め相当数のファンがいたらしい。
一方、感情の起伏は激しく、天城屋旅館に閉じこもっていた頃には旅館の対応に何度かクレームじみた注文をつけていたと思われる一幕も。

仕事上の付き合いから稲羽市議会議員秘書の生田目太郎と交流を持ち、仕事に対する姿勢・認識などから関係を深めていった両者は不倫に至り、そのことに起因して生田目の妻である演歌歌手の柊みすずから訴えられる。
訴訟を起こされて以降は世間の好奇の目から逃れるために天城屋旅館に籠もっていたが、そこで身辺警護のために警察から派遣されていた足立透に不倫関係について詰問され、最初から意図したものではなかったにせよ彼によってテレビの世界へと落とされてしまう。

その後の結末について詳細は明示されていないが、テレビの世界を覆う霧が晴れた際に暴れだすシャドウによって惨殺されたか、もしくは花村陽介自称特別捜査隊の面々と同様、自らのと対峙する中で影を否定し暴走させ、その結果殺されたかのいずれかだと思われる。

非公式

一度だけボイス付きで出番のあった人。
特に若い男性層に人気があり、不倫報道のニュースでも「某テレビ局の美人アナ」と紹介されていた。アニメ版の山野の顔も、確かにそうだと頷けるものであった。

しかし、ゲーム中での彼女の顔グラフィックは、どういう訳か実年齢(27歳)よりどこか老けて見える。不倫報道からの逃亡疲れか、すっぴん時の素顔なのか、それともイラスト担当の副島氏がしくじったのか、詳しい理由は不明。

ともあれこの老け顔のせいか、小説「キリノアムネジア」では、彼女(のシャドウ)が"イワナガ"(コノハナサクヤの姉に当たる女神様。妹とは対照的に不器量)と名乗る設定にされている。