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【ゴルフ】小平3度目の正直Vいける ツアー未勝利単独トップ2013年6月23日 紙面から ◇日本ツアー選手権 <第3日>
▽22日、茨城・宍戸ヒルズCC(7402ヤード、パー72)▽雨、気温21・7度、風速4・7メートル▽賞金総額1億5000万円、優勝3000万円▽60選手▽観衆6005人 ツアー未勝利の新鋭・小平智(23)が、メジャータイトル取りに大きく前進した。290ヤード超のビッグドライブを武器に70で回り、通算12アンダーで前日2位から単独首位に躍り出た。3度目の最終日最終組入りを決めた。今季初Vを目指す藤田寛之(44)=葛城GC=が1打差の2位タイで追う。松山英樹(21)=東北福祉大=は通算5アンダーと伸びず、21位タイに後退した。 赤いシャツに白いズボン。いつもと違う派手めのウエアをまとった小平が首位を奪取。3バーディー、1ボギーに「今まで3日目はスコアを崩していたが、きょうは守りに徹した。自信になりました」と、白い歯を見せた。 この日は3、4番と連続バーディーを奪ってスコアを上げた。8番を終了した時点で雷雨中断。それでも動揺はなかった。「(同年の)薗田峻輔と世間話をしていたら時間が過ぎた」と、リラックス。プレー再開後もいい流れを保っていたが、17番パー4でピンチが訪れた。ドライバーを右にOB。「またきょうもダブルボギーか」。初日に17、18番で連続ダブルボギーをたたいた悪夢が脳裏をよぎったが、ここから4オン1パットのボギーでしのいだ。「きょうの一番のキーポイント。めっちゃうれしかったです」と笑顔を見せた。 172センチと決して体格に恵まれているわけではないが「トレーニングを重ねた成果」で、今季ここまでで飛んで曲がらない選手の証明となるトータルドライビング部門で1位タイ。しかも今大会を含め出場5試合全てに決勝進出を果たし、ツアー競技では自身初の単独首位に立った。 「2年前のこの大会最終日に藤田さんと回って、もう一度回りたかった。藤田さんのゴルフを見たいし、自分が成長したところを見せたい。優勝したいです」とキッパリ。自身3度目となる最終日最終組で「3度目の正直V」を狙う。 (櫛谷和夫) PR情報
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