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高野連加盟校10%が体罰必要6月21日 7時8分
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部活動での体罰が社会的な問題になるなか、高野連=日本高校野球連盟が全国の高校などにアンケート調査を行った結果、体罰が「指導するうえで必要」と答えた学校は393校と、全体の10パーセント近くに上ったことが分かりました。
高野連では5年に1回、全国の野球部への実態調査を行っており、ことしは4032校を対象に無記名でアンケートを行い、すべての学校から回答を得ました。
今回は、大阪市立桜宮高校でバスケットボール部の男子生徒が顧問の教師から体罰を受けたあと自殺するなど、部活動での体罰が社会的な問題になるなか、初めて体罰についての項目が設けられました。
これに対し、体罰は「指導するうえで必要」と回答した学校が393校と、全体の9.7パーセントに上ったことが分かりました。
高野連ではことし2月、各都道府県の連盟に対し、文書などで体罰の防止を指示しており、それ以降に行われたアンケートでこうした結果が出たことについて体罰の問題を担当する高野連の西岡宏堂理事は、「まだ間違った考え方の人がこれだけいるのはショックだ。体罰は改めて根の深い問題であることが分かった」と話しています。
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