ラプラスの魔
 ○メディア 5"2D 2枚組
 ○価格 7,800円
 ○発売 1987年7月4日
 ○発売元 Humming Bird Soft

Title : ラプラスの魔
Manufacture : Humming Bird Soft
Year : 1987.7.4
System Specific : NEC PC-8801mkIISR以降
Media : 5inch 2D
Sound :
YAMAHA YM-2203(OPN)
Specific : FMx3,SSGx3
Artist : 小坂明子

Track : 20
Time : 14:39


01 イントロダクション〜
 ラプラスのテーマ -旅立つ勇者- [オープニング]
02 明日への誓い [ホテル]
03 ニューカムの街 [ニューカム]
04 Pub Time Song [酒場]
05 復活のクロス [教会]
06 幽霊屋敷 [ウェザートップの館]
07 ゴーストハンター [戦闘]
08 ピアノ [1F ピアノ]
09 不気味な地下 [ウェザートップの館 地下]
10 魔城 [ラプラス城]
11 幽霊舞踏会 [幽霊舞踏会]
12 恐怖の回廊 [ラプラス城 地下]
13 哀しき戦士 [死者との戦闘]
14 悲しみの部屋
15 揺れる小舟 [ラプラス城 3F 湖]
16 南国の光 [ラプラス城 3F ジャングル]
17 バトル ウィズ ハスター [最終ボス ハスター]
18 奈落の叫び [ゲームオーバー]
19 脱出 [エンディング1]
20 明日への誓い [エンディング2]

19の曲名は正式ではありません。


プロローグ
 アメリカは東部、マサチューセッツ州の一画にその街はあった。
 ニューカム。かつては漁港の街としてにぎわったこともあったのだが、いまはなぜか活気がない。街並みに何かどんよりとした重苦しい雰囲気が感じられる。
 そんな192X年の、ある冬の寒い日のこと、住人たちは見知らぬ男の来訪を知った。細面の東洋系の顔だちは、それ自体東部のこの田舎では人目を引いたが、男のたずねまわっている場所を耳にして、人々はますます口を開きたがらなかった。
 ウェザートップ館のことだって?
 街のはずれに建つこの館の住人は、以前から街とあまりつきあいがなく、近頃はその住人もどこへ去ったのか、荒れ果てた無人の館と化していた。しかし、その無人のはずの館に何か奇怪なものがいるという噂もある。
 真顔でこうした話を聞き回り、街の小さな図書館で何か古い文献を漁っていた青年は、ある日、大きな荷物を背負って、その館の方へと消えていった。
 人々がそうした出来事を忘れかけていた矢先、恐るべき事件が起った。"幽霊屋敷を探検に行くんだ"と、親の叱言もきかずに、出かけていった腕白ざかりの子供たちが、館のすぐ外で惨殺体となって発見されたのだ。郡の保安官たちの捜索により、犯人はこの館で雨露を凌いでいた浮浪者か変質者のしわざだろうということになったが、それにしては死因に妙な点がありすぎた。死体はバラバラにされたり、無惨にくいちぎられたりしていたが、その歯形はとても人間のものとは思えない。イヤ、動物とすら思えないのだ。また、死体付着していた奇妙な粘液を分析した検死官も、ただ首をひねるばかりだった。
 幽霊屋敷に殺された?!
 この怪事件はたちまちラジオで報じられ(とは言っても、ボストン一帯の東部地方のみだが)、物見高い連中がいっとき館に押し寄せた。
 しかし、白日の下、警察の再捜査によっても新たな手がかりは発見できず、やがて押し寄せた人々は潮のひくごとく散っていった……。
 館は以前に戻った。と、同時に街に戻ってきたものもある。どんよりとした不気味な雰囲気。そして、目つきの鋭い何人かの人々。彼らこそ(ゴーストハンター)と呼ばれる者たちである。子供を殺された親たちから依頼された探偵や特ダネをねらうジャーナリスト、あるいは、素人研究の成果を試し、名を売りたいと考える科学者にディレッタント(研究家)、そして、何物かに無意識に呼び寄せられたような霊能者たち。彼らは、ニューカムの街で用意を整えると、誰にも知られることなく、ウェザートップの館に向った。

■当時の作品としてはかなりマニアックな領域にまでパラメータを設けた3DダンジョンRPGとして登場。キャラクターメイキングでは職業や性別までが非常に重要になる。また、特徴的なのが普通のRPGと違い敵を倒してもお金が全く手に入らないというのが斬新であり面倒でもあった。

お金の手に入れ方というのがこのゲームを印象づける一つなのだと思うが、モンスターをカメラで撮影し、その写真を売るというもの。これ以外は全く印象に残っていないという人も自分の周りにいた。

更にスキルというのが厄介。結構放置しがちなのだが、このパラメータが上がっていないとアイテムを使いこなせなかったり、見つかるはずのものが見つからなかったりとゲームの進行に関わる。でも、これがお金を出して買うところが納得行かなかったりする。

あと困るのが、物が壊れること。結構ショックが大きい。と、色々と凝っている所が素人を寄せ付けない感じがする。しかも、難易度は誰もが語る超辛口。ただ、この点を差し引いてもかなり多くのファンがおり絶賛の言葉はあれど、難易度以外は否定的な意見は少ないのにはビックリ。好みでない人は徹底的に嫌いでプレイもせず投げてしまうという、両極端に別れる作品なのかもしれない。ただ、何かあればディスクアクセスする仕組みだったから、ディスクを読みに行ったときのハラハラ感が味わえるのは、このゲームの醍醐味だった。

■裏技
・表示ウェイトを変更する
屋敷内、ラプラス城内で「けんいちろうくさかべ」と入力

・写真を高く売る。
写真をパーティ以外の人間に預け1枚ずつ売る。



■2006年

うおおおおおおおおおおおおおお!
投稿者:位置や
投稿日: 6月21日(水)21時24分32秒

この高揚感!この躍動感!!!!!
やはり88版のラプラスこそが,88版こそがすばらい!!!!!!!
68版と比べると魂を揺さぶるようなこのオープニングこが!!!!!!!!

わがままいって申し訳ありませんでした。
心から感謝いたします。
涙して聞いています。

68版しか聞いたことのなかった人は是非聞いてください
そのすばらしさ!ご理解頂けると信じています。

らぷらす
投稿者:UME-3
投稿日: 6月21日(水)22時05分17秒

更新されてますね。(^^

裏技で紹介されている「けんいちろうくさかべ」ですが、これってただの"T"キーの
こととは違うんでしょうかね...?(^^;)