生まれて初めて買ったパソコンゲームの１つであるPC-8801版「ラプラスの魔」。
発売されたのは、1987年……って、もう20年以上昔になるんですね。この現実を突きつけられると、ほんと年をとったな～って思っちゃいます。（＋＋；
このゲーム、そのあまりに高い難易度から、1度は挫折して、その1年後くらいに再開。再度始めた理由はたしか、パソコン雑誌にゲーム中盤～後半の攻略記事と地図が載ったからだったと思います。いつも買ってないパソコン雑誌（たしかコンプティークだったかな？）を、このゲームのためだけに半年近く買い続けてました。
この当時は、今みたいにWebで簡単に攻略情報が手に入るわけではなく、情報と言えばパソコン雑誌のみ。そのパソコン雑誌も、まともな攻略記事の特集が始まったのはゲームが発売されて結構経ってからなんですよね。
（それまで、地図は手書きしてましたが、ワープや回転トラップ等があまりに辛い…(＞_＜)）
RPGなんだけど、敵を倒してもお金は入らず。その写真（いわゆる心霊写真）を撮って街で売ることで資金稼ぎ。その上、銃には弾薬、写真にはフィルム、機械にはバッテリーが必要。更にほとんどの装備アイテムは突然壊れることがあったりと、妙にリアルな仕様でした。
他にも、敵から逃げ切れたことで経験値が入ったり、敵を尋問して情報やアイテムを奪ったりしても経験値がもらえました。
今時のRPGに慣れてる人だと、序盤から難しいこのゲームに、きっと「クソゲー！」と言って投げ捨てるんじゃないでしょうか。今の基準だと、Amazonのレビューとかでもボロクソな書き込みが多くなるでしょう、きっと。
うちも一度は投げたんですけどね（￣▽￣；
（個人のサイトさん。動画でオープニングが見れます）
そんな難解なゲームでも、名作でした。
BGMがオープニングから素晴らしく、そしてリアルさを追求した画期的なアイデア満載のRPGゲームであったし、一画面8色表示までと制限のある環境の中、ホラーゲームとしての雰囲気を十分に出しています。
屋敷内を探索してる時はほんと怖かった…。
その後、ホラー映画や、ホラー系ゲームが好きになったのはこの影響かも知れません。(〃∇〃)
（ただ、後半のお城からは……普通のRPGっぽく。。（汗））
１つ難があるとすれば、キャラの顔です。キャラメイクで強そうなのが出来たときに限って超ブサイク…。
何度作り直しをしたことか。（￣□￣；
ただ、これはPC-8801版特有の問題点だったと思います。その後に出たX68000版とかのキャラは悪く無い感じで、どうせならそっちをやりたかったって当時から思ってましたから。
（個人のサイトさん。X68版オープニング曲が聴けます）
今またもう一度、ラプラスの魔をプレイしてみたいと思うのですが、現在ダウンロードして遊べるゲームはPC-8801版のみ。綺麗なグラフィックのX68000版か、せめてPC-9801版をプレイしたいんですよね。。
出てくれないかな～と思うんですが、マイナーすぎるし、期待薄です。。(ﾉ_-｡)