きゃりー２冠　「ＭＴＶ　ＶＭＡＪ　２０１３」授賞式

　優れたミュージックビデオに贈られる音楽賞「ＭＴＶ　ＶＩＤＥＯ　ＭＵＳＩＣ　ＡＷＡＲＤＳ　ＪＡＰＡＮ　２０１３」の授賞式が２２日、千葉市の幕張メッセで行われ、２冠を獲得した歌手きゃりーぱみゅぱみゅ（２０）ら各部門の受賞者が出席した。

　音楽チャンネルのＭＴＶが主催する今年で１２回目のイベント。今回は進行役を女優の前田敦子（２１）と俳優でミュージシャンの金子ノブアキ（３２）が担当。出演アーティストによるレッドカーペットやプレゼンターに女優の剛力彩芽（２０）を起用するなど、華やかな演出で会場の約６０００人のファンを沸かせた。

　同音楽賞は昨年３月〜今年２月に国内で発売された洋・邦楽曲のミュージックビデオを対象に、一般のウェブ投票などをもとに１６部門で各最優秀作品が選出された。

　きゃりーぱみゅぱみゅは、ヒット曲「ファッションモンスター」のビデオで「最優秀ポップビデオ賞」と「最優秀カラオケソング賞」を獲得。ロックバンドのＯＮＥ　ＯＫ　ＲＯＣＫと並んで、今回の受賞者の中で最多の２冠に輝いた。

　きゃりーは「これからも楽しくて面白いビデオを作って、日本だけじゃなく海外でも活躍できるアーティストになりたい！」とあいさつ。

　一方、ももいろクローバーＺは「サラバ、愛しき悲しみたちよ」のビデオで「最優秀振付け賞」に選ばれた。ステージでは、「最優秀新人アーティストビデオ賞」に決まったカナダ出身の女性歌手、カーリー・レイ・ジェプセンの歌唱に合わせてダンスを披露。異色の競演で盛り上げた。