最も「疲れそう」なスポーツ1位はサッカー28.7% 野球は1.1%

スポーツは、やれば疲れるもの。スポーツは、見るのとやるのとでは勝手が全然違う。それは、経験者なら誰もが分かっていることでしょう。

しかし、プロスポーツをテレビなどで観戦していてエキサイトすると、「そこもっと走れよ!」「もっとキレのある球投げろよ!」などと、選手たちの疲労を考えずに文句を言ってしまいますよね。そのように、誰もが“監督”気分を味わえることがスポーツ観戦の醍醐味なわけですが、よくよく考えれば、選手たちからすれば座ったり寝転んだりしながら観戦している私たちに「言われたくないわ!」といったところかもしれませんね。

さて、そんなさまざまなスポーツの中で、世間的に最も「疲れそう」と考えられているスポーツはどれなのでしょうか? これについてアンケートを実施しました。結果と併せてご覧ください。

「以下の球技の中で、最も『疲れそうだな』と思うスポーツはどれですか?」

・サッカー:28.7%
・ラグビー:19.6%
・アメリカンフットボール:14.9%
・バスケットボール:11.4%
・テニス:8.4%
・アイスホッケー:5.5%
・野球:1.1%
・卓球:0.8%
・バレーボール:0.6%
・分からない:9.1%

(リサーチパネル調べ、14万334人が対象)

体のぶつかり合いが激しいラグビーやアメフトをおさえて、サッカーが最も票を集めました。W杯予選、コンフェデレーションズカップと代表戦が続いているサッカー。日本時間で16日早朝に行われた対ブラジル代表戦は0対3と完敗してしまいましたが、ちょうど“旬”であることがこの結果に繋がったのかもしれません。

では、各競技に寄せられた理由の声を紹介しましょう。

【サッカー】
「90分間走る、攻防するのは大変です」
「この中で一番面積が広いところを走り回らなければならないのは、これでしょ」

【ラグビー】
「ラグビーは疲れるとかいう次元じゃないと思う。 ボールの奪い合いだけれどこれはもう格闘」
「体当たりで頭が揺さぶられ意識も飛びがちで一番ハードだと思ったので」

【アメリカンフットボール】
「防具だけでも重そうだし、タックルとか試合が激しいイメージがある」
「疲れるというか、死にそうなスポーツだよね」

【バスケットボール】
「大人数の競技と違って常に誰もコート内でだらだらと休めない。フィールドの広さ=大変と思ったら大間違い」
「常に往復ダッシュだからなぁ」

【テニス】
「一人で守ったり攻撃したり、いろんなことをやらないといけないから、大変だと思う。見た目は素敵だけど、走れなくなったら負けでしょう」
「テニスは試合中ほぼ誰とも話せないと聞いたことがあるので、肉体的にはもちろん、精神的にも相当疲れそう」

【アイスホッケー】
「プロテクターの重量感。スケーティングや激しいボディコンタクトはかなりハード」
「アイスホッケーは、数分しかリンクにいられないぐらい過激なスポーツです」

【野球】
「自分が守備だったら、点をどんなに取られてもこちらもアウトを取らないと終われないから。 サッカーなどは時間が決まっている分いいと思う」
「長い時間とフィールドの広さのわりに、動きが少なくてだれちゃいそうで『疲れ』そう」

【卓球】
「卓球は動き激しいしサボれない」
「対戦相手が目の前の範囲にしかいないので、集中力を保つのが相当大変そう」

【バレーボール】
「バレーバールでは試合中に心不全でなくなった方が何名もいらっしゃいます。今はラリーポイントになりましたが、一昔前は本当に過酷なスポーツでした」
「たしか跳躍があるので一番大変だと聞いた気がする」

このように、経験者の意見から観戦側の分析まで、さまざまですね。「疲れ」の捉え方も、肉体的や精神的など、人によって違うようでした。

アンケートでは、日本人が最も「疲れそう」と感じているスポーツはサッカーという結果になりましたが、どのスポーツも一生懸命取り組めば疲れるのは当然。応援する際には、選手たちの疲労を考慮に入れたうえで、あたたかく観戦していきたいものですね。

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