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福島 双葉町が仮役場に荷物を搬入
6月16日 18時48分

福島 双葉町が仮役場に荷物を搬入
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福島県双葉町は、原発事故のあと埼玉県加須市に移していた役場の機能をおよそ2年3か月ぶりに福島県内に戻すため、16日、いわき市の新しい仮役場に荷物を運び込みました。

福島県双葉町は、原発事故で町の全域が警戒区域に指定されたため、住民の避難所にもなった埼玉県加須市の以前高校として使われていた建物で業務を続けてきました。しかし、復興に向けた取り組みを本格化させたいと、役場機能をおよそ2年3か月ぶりに福島県内に戻すため、引っ越し作業を進めてきました。
16日は、いわき市に建設されたプレハブ2階建ての新しい仮役場に荷物を運び込む作業が行われ、引っ越し業者が書類やファイルなどが入った段ボール箱をトラックから降ろし、それぞれの課に運び込みました。また、職員は段ボールを開けて書類を棚に入れたり、真新しい机でパソコンの設定をしたりしていました。
伊澤史朗町長は「これでようやく地元の福島県内で業務をする環境が整った。これから本格的に町の復興が進んでいくと実感している」と話していました。
双葉町は、新しい仮役場での業務を17日から始めることにしています。

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