偽装結婚容疑の陸曹長逮捕、京都　中国人の女も

　京都府警は１７日までに、虚偽の婚姻届を提出し偽装結婚したとして、公正証書原本不実記載・同行使の疑いで、陸上自衛隊桂駐屯地（京都市）の中部方面後方支援隊陸曹長谷本孝行容疑者（５３）＝京都市南区久世大藪町＝と、風俗店従業員で中国籍の孟迪容疑者（３１）＝同市下京区吉文字町＝を逮捕した。

　府警外事課によると、２人とも容疑を認めている。孟容疑者は２００３年に就学目的で来日しており「日本にいたかった」と話している。

　桂駐屯地によると、谷本容疑者は外部や関係部隊などからの郵便物や文書を扱う担当だった。広報担当者は「警察の捜査中で、現段階のコメントは差し控えたい」と話している。