2012年12月26日

純と愛 第13週 きせきのくりすます 第73回〜第75回


連続 純と愛 第13週 きせきのくりすます 第73回〜第75回

ホテルサザンアイランドが解体され、純(夏菜)愛(風間俊介)は大阪へ引っ越していました。外はクリスマスで浮かれていたけど、古びた木造アパート・恵比須荘の純は魂が抜かれたようです。ナレーションは純の代わりに愛が勤めていましたね

社長になった純が、おじいのホテルでたくさんのお客さんに囲まれていると思ったら、夢でした。食事はご飯と味噌汁に海苔だけと質素です。純はひな祭りの歌を歌い出し、頭をかきむしり善行(武田鉄矢)への怒りを爆発させます

善行が商社へ行くと、案内されたのは管理室で、荷物の受け取り係の仕事でした。梨田(宇仁菅真)へ電話すると、精一杯のお礼をしたつもりと切られてしまいます。善行が高層マンションへ帰ると、晴海(森下愛子)はぼんやりしていました。剛(渡部秀)から「俺は書道で生きていく」とはがきが来てましたね

愛は部屋の飾り付けをしますが、純はトランプ占いで落ち込みます。愛が手品で元気づけようとしますが、効果なし。純が「あんなに頑張ったのに、おじいの魔法の国がなくなっちゃったから、体中から力が抜けて外に出る気にならないし、誰にも会いたくないの。人の心読めるんだから、それくらいわかってよ」と言うので、愛は「純さんの心の声が聞こえなくなりました」と打ち明けます

純が「私にどうしろって言う訳」と背中を向けるので、愛は「僕が外で働きます。純さんの心の声が聞こえなくなったってことは、他の人の本性も見えないかもしれませんしね。どこで働こうかな」と陽気に振る舞いますが、隣の部屋へ行った愛は「おじい、何やってるんでしょう僕は」と寝転びましたね


愛は就活をするためスーツに着替えます。鏡を見ると、愛の弟・純が「やめた方がいいんじゃないの?外で働くのはまだ無理だよ、Youには」と忠告です(笑)愛が家事をいろいろ頼むと、純はいらつきましたね

純の本性は見えなくなったのに、面接官や街のカップルの本性はわかりました。ケーキを買ってアパートへ帰ると、純が包丁を持って倒れてます。でもただ寝ていただけでした。純の料理はまずくて、洗濯物はたたんでないし、ゴミ出しもしてません。酔っ払った純は自暴自棄となり、遠慮しないで浮気でもしてきたらと言うので、愛は出かけます

カフェバーへ行った愛は、1人の飲んでいた女性の「誰でもいいから慰めて」という心の声を聞いて、そのままホテルへ行ってしまいました。そして押し倒してしまいましたね!

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純が目を覚ますと、愛が玄関に立っていたので、浮気したのかと聞くと、愛は「いや、まさか、お兄さんから携帯に電話がかかってきて、純さんに伝言を頼まれました」と答えます。ホテルで、愛は女性を押し倒すと、正(速水もこみち)から電話がかかてきました。マリヤ(高橋メアリージュン)の子が生まれそうなので、那覇へ来てというのです

那覇のアパートへ行くと、マリヤが陣痛に苦しんでいます。晴海(森下愛子)がいて、剛さらに善行(武田鉄矢)もやって来ました。剛が名前を決めたのかとたずね、善行が「再」と書いた紙を出そうとすると、マリヤは「勇気。純ちゃん、いつも頑張ってるの見て思った。これからこの子、生きてくのに一番必要なの」と答えます。やがて元気な女の子が生まれましたね

純から電話を受け、楽しそうな純の声を聞いて、愛は安心します。家族写真を撮ろうとすると、晴海が泣きだしました。家族みんなで笑ったのが久しぶりだからです。しかし善行と言い合いを始めた純は出ていきます。追いかけて来た晴海に、純は「私、今まで頑張れば自分の気持ちは誰にでも通じるし、世界を変えることだって可能だって思ってた。家族なんだから、いくらけんかしたからって最後はお父ちゃんとだって分かり合えると信じてた。でも違うみたい。私なんかが何やっても世界は1ミリも変わらないんだよ」と話しましたね

(第76回〜第77回)
連続テレビ小説 純と愛 あらすじと感想
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