辛坊氏がイラク事件時に自己責任論主張したとの指摘
ニュースキャスターの辛坊治郎氏と全盲のセーラーである岩本光弘氏が、小型ヨットで太平洋を横断するプロジェクトを行っていたが、ヨットに浸水。救命ボートに移った二人はその後海上自衛隊に救出された。辛坊氏は「今後、どの面下げてという思いはある」として、今後の仕事休業の示唆もした。
飛行機が3往復したり、巡視船が出動するなどしたため多額の費用(税金)がかかっているとの報道も出たが、ネット上では、2004年の「イラク人質事件」の際、3人の日本人が誘拐された件で辛坊氏が「自己責任だ」と発言したとする声が多数出ている。
当時、誘拐された3人の日本人は「自分たちの都合で国が渡航に制限をかけている国に入ったのだから救出に税金を使うべきではない」といういわゆる「自己責任論」による大バッシングを受けた。
ネット上では、辛坊氏が積極的にこの「自己責任論」を当時コメントしていたとする意見が多数書き込まれている。「辛坊がイラクで,民間援助にあたり拉致された高遠さんを追求した言葉を忘れるな! 自己責任! 自費で支払えと言ったことを」といった意見に代表されるだろう。
だが、2004年のことだけに、ネット上には明確なソースはまだ見つかっていないようだ。人々は当時の記憶と、最近のネットの書き込みを基に辛坊氏がイラク人質事件被害者に「自己責任論」を主張したという書き込みを続々と行っている。その一方で、
“救出された辛坊治郎のイラク戦争時の「自己責任云々」コメントのソースを探しているのですが、見当たらない”
という意見もあり、決めつける前にソースを見つけよう、といったコメントもあるものの、「辛坊氏は自己責任論を強硬に主張した」という方向にネット上では動きつつある。
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