神戸さんはご自身もお書きの通り、
何年にも渡って
100物件以上のマンションを見てこられました。
新築、中古を分け隔てず「これはいいかな」と思う物件は
ほとんどご覧になったそうです。
いやあ・・・ほんとうに恐れ入ります。
私のところにもいろいろとご相談がありましたが、
そんなことをする必要がないくらい、
マンションについてはよくご存知で、
しかもとてもしっかりした価値観をお持ちでした。
それだけに、お求めになるレベルも高かったと思います。
でも、見事にゴールなさいました。
そして、
その過程で得られた経験やノウハウは
稀少な価値があります。
今回、神戸さんに書いていただいたレポートを読んで、
私は正直、舌を巻きました。
「ここまで分かっているなら、
私に相談することもなかったのに!」
それくらい、十分なノウハウを持ち、
しっかりしたお考えをなさっています。
特に、女性としての視点が私には叶わないところ。
結婚するかどうか分からないからこそ、
マンション選びでは「資産性」を重視すべき。
レポートには、そんなことも書かれています。
こういった見方は、シングル女性ならではのこと。
私も、住まいの選び方では様々な「視点」を
エンドユーザーのみなさんに提供してきました。
昨年は、「年収200万円からのマイホーム戦略」
という著書を出させていただきました。
「不動産投資」という視点では、
「日経マネー」という月刊誌で、
約2年にわたりコラムを連載していました。
テレビ東京、日経CNBCなどのテレビ番組に
コメンテーターとして度々出演しています。
女性自身、週刊現代、日経ビジネスアソシエ・・などの
雑誌の「住まい関連」の企画にも
度々協力させていただいています。
「マンション値引き・価格・情報」というブログは
多くのエンドユーザーにマンションの実勢価格や
その他様々に有益な情報を発信する媒体として
多くの読者に支持されてまいりました。
それでも、やはり私の「視点」は男性のものだったと思います。
今回の神戸有里さんがこのレポートで示してくれた
「女性としての視点」は、私にとってかなり新鮮でした。
今まで、「女性視点」といえば、
小島ひろ美さんという方が主宰する
「女性のための快適住まいづくり研究会」なる団体
があり、
いかにも「女性のため」のマンション購入のサポートを
アピールなさっています。
これについては、いつか私のブログで書きましたが、
会員が紹介マンションを購入すると、
価格の1%が研究会にバックされるという
限りなく「不動産屋的」なシステムで運営されています。
真に「女性のため」なのか、私は大いなる疑問を抱いています。
しかし、今回の我々のレポートは
企業から1円のお金ももらわずに仕上げています。
神戸さんは、貴重な休日を物件調査に費やしてくれました。
彼女の「マンションオタク」としての
経験とノウハウを結集したこのレポートは、
きっと悩める女性たちの大いなるサポートになると
私は確信しています。
どうか、彼女のレポートを
あなたのマンション選びにお役立てください。