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2004年4月分

■ 2004/04/25 「たかじん」戦後教育、同和、イラク人質
■ 2004/04/23 「ザ・ワイド」チョンテファ会見の件
■ 2004/04/18 「たかじん」メディアの功罪について
■ 2004/04/16 人質3人の解放に思う
■ 2004/04/11 「たかじん」西岡力氏出演、平沢議員はVTR
■ 2004/04/09 朝日放送「わいどABC」で鳥越と村田教授
■ 2004/04/05 「ザ・ワイド」平沢&山崎訪中の件
■ 2004/04/05 「ワイスク」平沢&山崎訪中の件
■ 2004/04/04 「たかじん」金美齢が田嶋陽子を撃破!
■ 2004/04/02 「ザ・ワイド」平沢&山崎訪中の件


■ 2004/04/25 「たかじん」戦後教育、同和、イラク人質

「たかじんのそこまで言って委員会」

・司会
 やしきたかじん、辛坊治郎
・パネラー
 桂ざこば、三宅久之、金美齢、西村眞悟
 宮崎哲弥、橋下徹、ハイヒール・モモコ

第二テーマの「歯と肉」のあたり、かなりあやふやです。
それ以外のテーマは、だいたい捉えてると思うf(^ー^;

戦後教育の問題点から始まって、牛肉偽装事件の「ハンナン」浅田元会長がらみで、タブーとされてきた同和問題についての議論も。
こんな微妙な話題、他の番組では絶対無理?f(^ー^;

あと、イラク人質事件についても。
たかじん、放送禁止用語連発f(^ー^;
金さん、眞悟タン、良い発言されてました。
三宅先生は特に何も。事件起こって最初の頃は人質らに厳しかったと記憶してるんですが・・・
この前の「TVタックル」でもちょっとトーンダウンしてたような?
「報ステ」、古舘がうざくって私はあまり見てないんですが、3人を診断した斉藤とかいう精神科医の方、オマヌケなこと言ってたんですね。今日宮崎さんが指摘してたの見て、初めて知りました。

しかし、宮崎さんと橋下さんは何だか近頃「漫才コンビ」化してるような・・・f(^ー^;

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

<VTR>

学級崩壊、学力低下など日本の学校教育の問題点。

週刊現代によると・・・
子供が持ち帰った漢字テスト。間違ってるのに○がついてる。
母親が20代の担任教諭に聞くと、こういう返事。
「問題を解いたことに○をつけた。間違っていてもそれはそれで個性」
全てを「個性」と認めてしまう教師。
学力を低下させるだけでなく意識にも影響を。

日米中韓の高校生意識調査の結果。
「授業中ににメールのやりとりをすることの是非?」
日本は「本人の自由」が49.7%で4カ国中トップ。
また、先生に反抗するのも「本人の自由」51.4%でトップ。
個人の自由を尊重する戦後教育の現れ?
自分の責任のないことについては他人が何をしてもかまわないという、身勝手な考え。

長崎、幼児殺害事件。
鴻池祥肇大臣(当時)が「勧善懲悪の思想が戦後教育に欠落してる。戦後教育を受けた人が親になってる。人権、博愛、平等、みんなで手をつないで走ってベッタになろうという戦後教育が、競争心を欠落させているから、こんな事件が起こる」と発言。
運動会で勝敗や優劣をつけない。親は場所取り競争に必死。
授業参観では平気でおしゃべり、携帯でメール交換、保護者崩壊。
戦後教育でいう「個人の自由」?

都市部を中心に小1問題。
小1の授業が成立しない。授業中に外に行きたい、トイレに行きたいなどと騒ぎ、先生が注意すると「うるさい」と口答え。
保育園、幼稚園の過度な自由保育も悪いが、家庭教育も悪い。
こんな親や先生がなぜ増えたのか?
国会では、「愛国心」「公共の精神」「道徳心」など盛り込んだ教育基本法改正案の議論が。

(((質問)))
日本の戦後教育は正しかった?間違っていた?
間違っていた場合、どこが間違い?

<VTR終了。スタジオへ>

全員「間違っていた」。
パネル見ると、三宅先生は「日教組による教師の質の低下」
金さんは「自由と個性のはき違え」
宮崎さんは「『皆仲良し』という思想」
ざこば「我が子をみてて思う」等々・・・

三宅
「戦前は家が貧しい場合、軍の学校に行くか、学校の先生になるしかなかった。だから教育界に優秀な人材が集まった。先生に対する尊敬度も違った。親が文句言うことはなかった。が、今は先生がひっぱたいたりしたらわあわあ騒いで、クビにでもしないと収まらない。日教組の組織率は3割もないと思うが、アクティブな人が1つの学校に5人もいれば牛耳れる。こうなったのはいくつもの積み重ね。他人の子供を怒ることもない。全てのちょうつがいがはずれて今のようになった」

ざこば
「僕も戦後教育の世代だが、僕が受けたのは間違ってないが、今の子は間違ってる。ほんとはうちの子だけじゃなく、よその子見てても思う。家ではどつき倒した。女の子だが。上の子は『犬や猫と思ってたらあかんで。どついて言うこときくと思ったら大間違いや』と。娘、茶髪で高校行った。私よりもまっ黄っ黄の髪の子がいるのに、先生は注意しない。『私よりあの子を注意すべきでは』と先生に言うたら、『あの子はあるグループに入ってて、染めないといじめられる。君はグループ入ってないから、いじめられへんから、黒くしなさい』と。こんな教育。楽な子から言う。都合の悪い子には言わない。僕は以前、暴力団に襲われた(暴力団新法のことをテレビでいろいろ言ってやられたそう)。そしたらそのことを先生が娘に『襲われたらしいな。口は災いのもとやで』と。どんな先生や、こら!」

辛坊
「日教組だけじゃないけどひどい教師もいる」

モモコ
「私も授業参観でしゃべってしまう。静かにしてと先生に怒られて、『お母さんやのに怒られたなー』って恥ずかしい」

たかじん
「昔のお母さんは授業参観で固まってた。先生が、『お母さん方、息していいんですよ』と(笑)」


「親だけじゃなく祖父母ももうだめなんですよ。新幹線乗ってたり、フランス料理屋に連れてきて、子供が泣きわめいても親も祖父母も注意できない」

宮崎
「フランス料理屋に子供連れて行くのがそもそも間違い。欧米では子供は犬扱い、高級な所に連れて行かないと決まってる」

たかじん
「大阪にはフランス料理屋なくてよかった。たこ焼き屋ばっかり・・・」

モモコ
「フランス料理屋あるって!(笑)・・・『うちの子悪いことした時は叩いて下さい』って言ったら、先生が『いいんですか〜?ありがとうございます』(しみじみと)。手出したら親がうるさいから」

たかじん
「うちの弟が今は校長やってる。昔は地域の風紀委員だった。生徒が桃ヶ池(大阪市内にある公園。大きな池がある)でたばこ吸ってたの見て、『何してる、出せ』と。『おまえ誰や!いかんのか!』と。弟はその4人ぐらいをぼこぼこにした。そしたら吊し上げられて大変なことになった。弟が『クビになるかも』と俺に言ってきた。俺は『それで教師をくびになるんやったら、もうええやろ。悪いことは悪いと言え』と。『相手が先にかかってきた?んならかまへんやろ』と(笑)」

モモコ
「昔の親は、不良でも親と先生は怖かった」

橋下
「怖さは絶対必要。今はろうかに立たせたら、体罰だと、虐待だと言われる。虐待と体罰は分けないといけないが、小さい子に口で言ってきかせようとしても無理。けつ叩かないとやらない。怖さは絶対必要」

辛坊
「今日は全員『間違ってた』となってるが、今の教育は素晴らしい、このまま行こうという人が相当いる。それを応援するメディアもいる。そういう人に番組に何人か出ていただこうと思ってあたったが断られました」

西村
「教育基本法を変えようという政治的動きには、執拗な攻撃が来る。人身攻撃と言っていいほど。校長が自殺したり・・・」

モモコ
「いい先生もいてるのも事実。だから間違ってたと一概には言われへん」

辛坊
「うちなんか今日家庭訪問ですよ。学校の先生がどうて言われへんがな(笑)」

モモコ
「先生見てるしね〜」

辛坊
「人質に取られちゃってる(笑)」

(CM)


「教師は一歩間違えば他人の子供をだめにする職業とわきまえないと。台湾では自戒の念を込めて『誤人子弟』と言う。日本ではそういう自覚ない。さっきの、間違ってても○にするというの、それも個性だって言うけど、知識を間違った方に導いてる」

ざこば
「僕は義務教育しか受けてない。義務教育の間にも家庭教育で、謝ることは謝らないと、と教えないといかん。僕は『米朝高校』て言うてるんやけど、米朝師匠のとこにいた3年間が勉強だったと思ってる」

橋下
「師匠は落語家になろうという目標があったが、今の子供は目標ない。村上龍の『13才のハローワーク』って本も・・・」

宮崎
「大学や高校で私語が多いとかいう話聞くが、専門学校とかでそういう話聞きますか?聞かないでしょ」

たかじん
「ドイツかイギリスか忘れたが、高校ぐらいで進路はっきりさせる制度ある」

宮崎
「フランスもそう」


「ドイツもイギリスもそうですよ」

たかじん
「日本ぐらいでしょ。大学いってコンパしようか〜で、ふらふらしてる」

宮崎
「皆仲良し、の思想が悪い。日本では職業決めることがもう差別と言われるから。未来決定する=差別と。子供からすればはっきりした目標できていいのに」


「でも、どっかで敗者復活戦できるようにしないと。仕切直して」

宮崎
「もちろんそれは。途中から戻れるように」

三宅
「かつて『15の春を泣かせない』というので、全員高校に入れた。また今は多くは大学行く。短大と合わせて4割も。そんな国ありませんよ。大学は簡単に出させる。だからノータリンが多い」

たかじん
「生きがいだと思う。本人がどういうことに生きがい持てるか」

宮崎
「そこにも罠がある。フリーター多いが、いい歳してまだやってる人いるが、自分が何したいかをわかっとけって」

たかじん
「イラクまで行ってる(ボソッ)」一同笑い。

宮崎
「成人した後もだらだらとさまよってる」

モモコ
「フリーターという言い方かっこいいから嫌や」

たかじん
「プー太郎でいいやん」

辛坊
「フリーターはまだまし。家におって親に出してもらってる人もいる」

ざこば
「親は情けないでしょ」


「私も50ぐらいまでフリーターだったから。本当にやりたいこともあって蓄積してればフリーターもいいが、イージーゴーイングで楽だからやってるというのは、先が見えてしまう。親が甘やかしてる例が多い」

辛坊
「今度このテーマでやる時は出てもいいという人、教育をもとに戻したらあかん、このまま行こうという識者の方、これ見てたら出て下さい」

たかじん
「日教組でもか?」

辛坊
「でもいいです」

たかじん
「弟来たらどうしよう?・・・そしたら俺が帰るわ(笑)」

(CM)

<VTR。テーマ変わる>

歯と肉の話。この二つには共通点が・・・
「血と骨」北野武主演。権力に溺れた男が悲劇的末路をたどる。
この映画と同じ末路を辿りそうな二人がいる。

・日本歯科医師会の臼田貞夫会長(元社会保険庁長官への贈賄で逮捕)
・大手食肉卸業「ハンナン」浅田満・元会長(BSE偽装、詐欺で逮捕)
(詳細はニュースサイトなどで確認してねf(^ー^;)

牛肉偽装事件の方は、2年前に雪印や日本ハムの偽装事件があったのに、なぜこれまで逮捕されなかったのか?
浅田は政界、スポーツ界、芸能界、暴力団などと人脈があり、警察も手を出せなかった、アンタッチャブルな存在だと言われている。

(((質問)))
歯に衣着せぬ皮肉を言ってやりたいのはどっち?
(↑歯と肉をかけてるわけですねf(^ー^;)

<VTR終了。スタジオへ>

両方という人もいるが、肉という人が多い。歯だけを選んだ人はゼロ。


「日本は法治国家だと思ってたけど、絶対のタブーはあった。北朝鮮のタブーが崩れて、またこれも崩れる」

橋下
「こういう仕事してると、ハンナンと接点出てくる。同和問題。浅田会長に手を差し伸べられて助けられた人もいる。差別があったからこういう事件が起こった一面も。政治家も救えなかった。ただ、今回の事件、彼の力を考えたらお粗末」

宮崎
「彼にしたら6億なんてはした金。何でそんなことしたのか」

モモコ
「私は会ったことないけど、彼を知ってる人は『いい人』と言う」

たかじん
「羽曳野(大阪府南東部の市)の駅に近い便利な所に2000坪の土地持ってるそうです」

パネラー、会場、シーン。とした後で笑い。

たかじん
「どんな広い土地かわからんのやな〜(と笑ってごまかす)。俺は付き合いないけど、西村さんは地元と近いから付き合いあった?」

西村
「ないです」

三宅
「私も面識はない。でも記者でハンナンや浅田を知らない人はいない。知らない人はモグリ。誰も怖くて言わなかった」

たかじん
「透明度の高い社会にしていかないと」

橋下
「3年前から同和に関して特別な補助なくなった。差別なくさないと。未だに同和の結婚問題とかある。こういうところでクリーンにしていく」
(もっといろいろ説明してくれてました。興味ある方は同和に関するサイトで調べてみて下さい)

宮崎
「橋下くん、弁護士だったんだね〜(笑)」

橋下
「いや、いっぱいいっぱいで。もう帰らせてもらおかな(笑)」と席を立つそぶり。

(CM)

ざこば
「何で今まで表に出てこんかった?」

辛坊
「考えたみたら、今回の事件、税金だまし取られてたとはいえ、直接困る人はいない」

宮崎
「週刊現代がやったのが最初。それまでハンナンなんて名前は出せなかった」


「田中角栄さんの時に似てる。文藝春秋から始まった。角栄さんも人間的にはいい人だった。・・・大多数の人は差別意識持ってない」

橋下
「金さんは知らなさすぎ。差別は感情以前の問題・・・」


「私も少数派で差別されてた・・・」

橋下
「その差別とまた違うんですよ」

(金さんと橋下弁護士の間で、かなり激しいやりとり。台湾での差別と日本の同和問題は違う、特に関西人の同和問題に対する意識は違っていると私も思います)

宮崎
「大阪にいる人と、東京の人と、感覚が違う」


「逆差別が特権になるのはおかしい」

橋下
「それはおかしい。なくしていかないと」


「国ができるのは法の整備だけ。そこから先は人間の心で」

辛坊
「危険なのは、浅田は良いこともしたから、少しぐらい悪いことしてもいいみたいな考え方」

橋下
「もちろん、いけないことはいけないこと」

ざこば
「(寝た子を起こすな論を展開)・・・徐々に差別心はなくなっていってる」

辛坊
「私も昔はそう思ってましたが、ほっといたらなくなるというものではないと言う専門家が多い」

宮崎
「それを利権化してやってる人もいるってこと、はっきり言った方がいい」

辛坊
「悪いことはきちんと処罰されないといけない。だから今回の警察はいい。この先、他に誰の名前が出てくるか?」

たかじん
「(鈴木宗男も浅田から高級車もらってた話絡みで?)千春とか・・・。俺は浅田に呼ばれてない。俺は一流でないってこと?(笑)」

三宅
「リクルート事件の時、江副さんと面識あったが、私はリクルート株はもらってなかった。家内に『あなたは二流なのね』と言われた(笑)」

(CM)

<VTR>

噂について。
79年創刊の「噂の真相」。これまで25件も告訴されてきたが休刊になった。
我々「委員会」がそれを受け継ごう。

・政界の噂
「ダカーポ」によると、福田官房長官のたぬきぶりはすごいと。
政策決定してるのは小泉首相でなく福田?
外交も川口外相でなく福田?

・イラクの噂
「スポーツ報知」によると、イラクでは外国人拉致ビジネスが流行。
イラクの民間人が外国人を拉致して武装勢力に渡す。
アメリカ人一人で1万ドル。それ以外の外国人は一人5000ドル。

・芸能界の噂
「ダカーポ」によると、増殖する「サヤカ」。
銀座のクラブでそういう名前のホステスが増えている。
I軍団のK・M(神田正輝f(^ー^;)が無理矢理改名させてる?

(((質問)))
あなたの知っている噂の真相を教えて下さい。

<VTR終了。スタジオへ>。

たかじん
「『噂の真相』は学生の頃よう買ってた。定期購読というほどではないけど」

辛坊
「あれ見てると面白いんですよね。知ってる人の名前なんか出てると・・・。すでに裁判何度か負けてるから、もいっぺんやったら実刑食らうから、休刊は仕方ない」


「宮崎さんのおかげで載ったことがある」

宮崎
「僕が言ったんじゃない。あの場にいた別の人が・・・(このへんよくわからんかった。スマソ)。僕はデビュー8ヶ月で出たことある。太ってるとか(笑)」

たかじん
「宮崎さんは『人質のPTSDは・・・』って書いてはるが・・・、わかりやすく言うと、×××(ピー)ってことでしょ」

辛坊
「違いますよ!」

モモコ
「放送で使えること言って!」

たかじん
「きつい×××?」

宮崎
「PTSDは第一次大戦とか、ベトナムから帰ってきた兵士が、手が震えたり・・・」

たかじん
「精神的なもんでしょ。それやったら俺もあるよ。尿道炎になった(後ほどテロップ出て、正しくは膀胱炎)。飛行機乗ってて、エンジンが危ないと。ロンドン行きだったのに、着陸しやすいからってニューヨークに飛んでってた。寝てる間にそういうことなってて、起きたらみんな暗い顔してる。俺は一人やったんやけど。隣は新婚。何かあったんですかと尋ねたら、エンジンが危ない、落ちるかもわからんって。遺書書いたよ」

西村
「一瞬に恐怖感味わうとそうなる?」

たかじん
「いや、40時間ぐらい経ってかな・・・」

宮崎
「それはPTSDじゃない。4ヶ月ぐらい経たないと診断できない(こけるたかじんf(^ー^;)。ドバイで人質3人を診察した医者は内科医。PTSDじゃない。帰ってきてまずいとなって、斉藤学という精神科医が、急性ストレス障害だと。でも数時間ぐらい審問しただけではわからない」

たかじん
「帰ってきてから全然出てけえへんがな。家族が『人の命を何だと思ってるんですかっ!』とかあれだけ騒いでたのに、帰ってきたら『はいはい〜』(服で3人をカメラから隠す仕草)(笑)。金さんは、『自作自演の根拠あり』ってことですが・・・」


「ネットで今井という青年が前日に『面白いことが起こるからニュース見ておいてくれ』とメールを出していたという噂がある」(会場「え〜?!」)

たかじん
「それは現実ですか?」

西村
「うん、それは削除されとるけどね」

たかじん
「あの18才の奴、×××、どこ見てるかわからん奴な」

モモコ
「放送できる話を!(笑)」

たかじん
「会場だけわかってくれたらええ」

辛坊
「放送されな意味ないじゃないですか(笑)」

宮崎
「確実な話だが、犯行声明のビデオの脅されてる部分は演出ですが、さっき言った斉藤という医者が、『報道ステーション』に出て、それを見て、『本当の死の恐怖に迫られている〜!』と言っていたから、その程度の能力(笑)」

辛坊
「橋下さんは先週、あのビデオは全部出せと言ってましたが・・・」

橋下
「『言って言って』という声が入ってたという話、そういうのも出せばよかった」

宮崎
「官邸はそれ気づいてたから、人質は殺されはしないだろうと判断した」

辛坊
「別にあの人たちがやったわけじゃなく、犯人から演技をしろと言われてた」

たかじん
「帰ってからのいきなりの豹変。PTSD云々を理由にして・・・」

宮崎
「PTSDっていうのは、横に砲弾が振ってきたとか、レイプされたとかでないとならない。彼らは向こうでいい扱いをされたと言ってる。なのにPTSDっていうのはおかしい」

たかじん
「普通、女の子もっと痩せるやろ(会場笑い)。解放されてから飴なめて・・・お前なめてんのか!(笑)」

辛坊
「(庇うわけじゃないけど等前置きして)あれはバッシングでああなったと・・・」

橋下
「あれぐらいでPTSDになるんやったら、ここに座ってるだけでなる(笑)」

宮崎
「自作自演かどうかはともかく、演出あったのは確か。日本人が他にいた疑いも出てきてる。本人らが会見に出てきて話さないと」

たかじん
「向こうで三流役者集めて、AD出てきて、『はい、5秒前!』って(自作自演の小芝居。会場笑い)」


「やはり家族やその他周りの人の反応が問題。ペルー大使館人質事件の時、家族は政府批判もせず、騒ぎもせず、ずっと我慢して待ってた。それに比べると、自己責任で行ったにもかかわらず、政府を悪者にして、あんなに騒いで、批判されて当然」

たかじん
「金さんの言われること聞いてると、最初のテーマの『戦後教育』とリンクしてますね」


「全て人のせいにしてるでしょ」

辛坊
「本人や家族の政治的思想もあるが、一部メディア、キャスターが自分の意見を家族に代弁させて政治利用した面もある」

西村
「背景にあった組織について説明させて下さい。家族の記者会見、僕も見た。国会議事堂、首相官邸周辺を見て回ったら、検尿コップにろうそく入れて、夜、『自衛隊帰れ』『税金泥棒』とシュプレヒコールやってた。昼間もやってた。極めて連動して。3日間で15万人分署名集めた。高校まで行って集めてた。署名見たら、救出じゃなく、自衛隊撤退運動の中の人質事件という位置づけ。家族の個人的パフォーマンスじゃない。それがあの真相。弁護士時代に相談受けた。ボランティアで海外に行きたいという。それに対していつもこういうアドバイスをした。『大阪の養老院を10個見つけて、毎日お年寄りの下着を100枚洗え』と。『それをやって海外でボランティアと言うなら認める。足元見ずに、格好いいから行くだけやろ』と。この事件見て、それをふと思い出した」

たかじん
「・・・こういう国際的な話してる時に、(橋下のパネル見て)『宮崎哲弥は離婚していた』って!(笑)」

橋下
「(何か言い訳したそうなそぶり)」

(CM)

宮崎
「大阪にはカミさんの親戚いるんだから、たまったもんじゃない!(離婚は)してません!休日なんか手つないで歩いてるのに」

モモコ
「え〜、見たない〜!」

<番組終了>
・・・今週のオチは宮崎さんですたf(^ー^;

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■ 2004/04/23 「ザ・ワイド」チョンテファ会見の件

鄭泰和(チョンテファ)大使が拉致被害者の家族8人を無条件で返す意向を否定というニュースが昨夜伝えられましたね。
インタビューとったのが毎日新聞、TBS、共同通信というのが、またいや〜な感じですがf(^ー^;

このニュースについて、「ザ・ワイド」から少しだけ。

蓮池透(VTR)
「山崎さんが会談でどういう話をしたか、つまびらかになってない。無条件で返す場合、それはどういう方法で返すのか?また条件付きと言うのなら、その条件とは何か?山崎さんと平沢さんの接触については期待してなかったし、北朝鮮の態度が変わったとも思ってないし。昔と何も変わらない」

重村教授(VTR。しかも電話)
「日本側、北朝鮮側、それぞれ会談終わった後、自分たちの都合の良いふうに上に報告してるから、それが(チョンテファが否定した)原因では。彼らは上に『日本がこちらにいいふうにしてくれた』と言っているだろう。が、日本の報道を見ると違ってると。無条件で返すと言ったとか報道されてる。それでチョンテファは日本のメディアを呼んでそれを否定した」

草野仁
「これまでのパターンの繰り返し」

やくみつる
「経済制裁される恐れあるし、参院選もあるし、(会談で山崎氏らを)なだめすかそうとリップサービスしたのでは」

有田芳生
「(山崎、平沢と北との会談の)内容を公表すべき。でないと二元外交と言われる。被害者や家族はこれではやりきれない。30日に日比谷野外音楽堂で国民大集会が行われるが、こういうことをして、国民の声を高めていかねばならない」

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■ 2004/04/18 「たかじん」メディアの功罪について

メモ程度、及び、言い回しとかこちらで適当に変えてます。
完全ではありませんが、だいたいこんな感じですた。
小難しい話になったりした場面は、入力がおぼつかず・・・(特に中山正暉)

この番組は金曜日録画らしいです。
ということは、前日に3人が解放され、あとの2人はまだ拘束されている状況での録画ですね。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「たかじんのそこまで言って委員会」

・司会
 やしきたかじん
・パネラー
 桂ざこば、宮崎哲弥、橋下徹、田嶋陽子
 中山正暉、 山口もえ、井沢元彦

宮崎
「事件については疑問がたくさんある。公安部が取り調べするが、どういう事実が出てくるか。憶測だがどうも日本国内に協力者がいたんじゃないか」

中山
「自作自演・・・」

宮崎
「自作自演とは言いませんが(苦笑)」

中山
「そういう説があると」

辛坊
「先々週の放送で、あの時は井沢さんもおられましたが、中国バッシングになりましたが、たかじんさんに対して、えらいクレームが番組に来ました」

たかじん
「俺何も言うてへんやん!」

辛坊
「言うてましたがな。中国料理がどうのこうの(笑)。・・・これは来日8年目の中国人女性からですが、『あまりにも一方的だ。中国人は弁解もさせてもらえないのか。死刑判決を受けたようなもの。テレビ番組は学校教育よりも影響力があるので、出演者は責任持って発言すべきだ』と」

たかじん
「申し訳ございません!」

辛坊
「えらいあっさり謝りましたな(笑)。私、こういうの受け取ると(紙をぴらぴらさせながら)まず自分が反省してから言えと思うが、(たかじんは)えらい!」

たかじん
「一旦謝って、また言うたらいいねん(笑)」

辛坊
「今日は自分たちも反省してみようと、こういうVTRです」

<VTR>

イラク人質事件。
情報源のない日本政府も情けないが、マスメディアの強大な力も問題。

小泉政権誕生、真紀子人気、ワイドショーや女性誌が煽った。
真紀子の秘書給与疑惑は週刊誌が。

93年の非自民政権誕生はテレビ朝日が動かしたと言われている。
メディアは第四の権力。その影響力が時として罪を生む。
松本サリン事件では、通報者男性の冤罪報道。

靖国神社参拝、福岡地裁の違憲判断。
朝日新聞は「A級戦犯が祀られている、アジア諸国に気遣いを見せながら、参拝には断固反対」
が、産経は「堂々と参拝を続けてほしい」
双方の主張は180度異なる。

メディアの主張によって日本の行く末さえ変えてしまうかも。
あなたはメディアの主張を鵜呑みにしていませんか?
かつての大本営発表のように国民をミスリードしてしまう可能性も。

72年、佐藤栄作(当時総理)。
「偏向的な新聞は大嫌い。帰って下さい。記者の諸君!」
新聞は権力と対峙してきた。
総理の番記者は、総理の誕生日にケーキをあげる習慣が。
コミュニケーションが癒着や手心を生む?
番記者とうまくいってなかった森前総理はケーキももらえなかった。

(((質問)))
マスメディアの「功」とは何だと思う?「罪」とは何だと思う?

<VTR終了。スタジオへ>

パネラーに「功」か「罪」かまずどちらかを答えさせて、その理由を書かせるやり方。

「罪」とあげた方がほとんど。

井沢(罪:特定のイデオロギーの宣伝機関になってる)
「先ほどの中国人の女性の話ですが、じゃああなた、中国に戻ってトウショウヘイ(トウという漢字が出ませんf(^ー^;)はアホだと新聞に投書できますか?取り上げてくれるメディアあるか?と。日本は中国に比べたらずいぶんマシ。この番組は、たかじんさんの名前がついてる番組だから、たかじんさんに全責任を負ってもらわないと(笑)」

田嶋(罪:編集の権力)
「たけしさんのTVタックル、私は10年間がんばった。もともとテレビに出る人間じゃないのに、出たのは、男女共同参画作ろうと、だから出た。たけしさんと二人でやり合えば負ける。こっちはプロだから議論では勝つが、番組はたけしさんの一言で終わるから。私が間違ってることになる。番組にその人の名前がついてたら、その人を立てる番組になる。テレビ局とけんかしてきた。あのディレクターは途中で発言切らないでちゃんとやってくれた、とか。このディレクターは切るから話すのよそう、とか」

たかじん
「この番組はそういうことはない」

辛坊
「タックル、田嶋さんの言葉で終われば、たぶんクレームの嵐でめちゃくちゃになってたんでは?(笑)」

田嶋
「10年前は『ぶっ殺してやる』と山ほど郵便物来てた。テレビは10コ言っても1コしか取り上げられない。私の発言で視聴率上がったところを繰り返す。私が怒ってるところばかり。私は鬼みたいな人間になってる」

たかじん
「でも、でも・・・こわ〜い(泣き笑い)」

宮崎
「フェミニスト=田嶋陽子、一般の人には。それであなたの主張が通って、男女参画になったんだからいいじゃないか。あなたは編集の権力に勝ったんだよ」

橋下
「僕らは素人から入ったが、テレビの影響力すごい。編集は特に。この局の『行列のできる法律相談所』で、法律のコメント言ってもカットされてる。僕は法律を全然知らないとなってる。しょうがないが。第四の権力になって政府以上の力持ってる編集者、報道の自由だ表現の自由だ、でいいのか。放送法でチェックは入るが、それはまた報道歪められたりする。そのへんのジレンマがある」

田嶋
「だから生放送が好き」

ざこば
「気の毒に思ったんは、あるバラエティ番組でのこと。カイヤ(川崎麻世の奥さん)が来た時、僕の前にいたが、フロアが、指示出してるのは上の方か知らんけど、『カイヤ、キレてくれ』と紙に書いてあるんや。そんな無茶な。キレられへんなら、そんなもん出すなと。空気がおかしなってくる」

辛坊
「どこの放送局?」

ざこば
「ここちゃうか。(辛坊こける)・・・それは冗談や。客もわかってるんちゃうかな思うけどな」

中山
「佐藤栄作さんが総理大臣の時、私は1年生議員だった。私もさんざん言われたが、人のこと書いてあると本当かなと思うが、自分のことは嘘かかれてる、と。不思議。視聴者が育ってきたら、本物かどうか見分ける目が出てくるのでは?」
(有本恵子さんのご両親との件を言ってるんか?(゚Д゚) だったらどっちが嘘だったのかは、たかじん以下パネラーはみんなお見通しでぃっ!)

田嶋
「今度の事件にしても、産経は『政府ご苦労様』、読売もそう、朝日は違う、他もいろいろ違う。だから重大な時は4つ5つの新聞見る。テレビもはっきりした主張をしたほうがいい。反政府、政府側、あっていい。ひとつのものが4面体、5面体で見える。はっきりした主張をもつことで、いい手段になると思う」

辛坊
「珍しく田嶋さんの意見に全く同感だが(笑)、現実はできない。放送法第三条の2に公平であること・・・など決まっていて、守らないと免許取り上げられる」

※放送法第三条についてはこちらを

たかじん
「政治的に公平って、何をもって公平と言うの?みんな風呂場の屁みたいなこと言わなあかんやん」

中山
「大臣になって、あれはこうと言っても、『大臣はそれ言ったら放送はだめ』と言われる。すんだやつなら批判してもいいじゃないか」

たかじん
「イラクのニュース見てたら、スタジオから『アンマンのだれだれさん〜』と。アンマンおって何してんねん。アンパン食うとけ。アンマンから何見えるんや。情報収集がしやすいのわかるけどね。肝心なのは、アルジャジーラからもらってる情報だけや」

辛坊
「うちは違いますが(笑)、他局などは何も情報がないから、東京で原稿書いたやつをアンマンに送って、『アンマンです』ってやってる」

たかじん
「『首相官邸のだれだれさん〜』って呼んでも、そいつ知ってるはずないやん!」

辛坊
「情報なくても『アンマン』と言われたら、ちょっとは何かあるんかなと視聴者は思う」

田嶋
「イギリス留学してた時に、日本人記者いいかげんだと思った。個人で取材する時、ちゃんと取材してない。英語がしゃべれない。だから人の意見をきけない。後で日本で放送したら、嘘こけ、と。みんないい加減な記事読ませられてる」

もえが何かしゃべろうとしてるが、周りが我も我もとしゃべってる。

ざこば
「おっちゃん先にしゃべっていいか?」

もえ
「・・・何しゃべるか忘れた」

(CM)

ざこば
「ウイークエンダーやってた時、千日デパートの火事があって、たまたま現場に行っていた。ふだん、千日劇場に出ていたから、中に入れた。火事を見てたら、梯子車で上から降りてくる。落ちてくる子もおるし。人間あふれてる。落ちてくる子を消防士が掴んでる。体で支えてるけど、その子を支えるために、他の子らも落ちそうになってる。もうちょいやという時に、その女の子落ちてしまった。野次馬がみんな『何で放した!』と。が、この子落とさんかったら、全員落ちてたんや。だから、あれは手を放していいと俺は思った。が、周りは放すなと。だからこんなん取り方や。朝日と読売違うとかいうの、見方によったら仕方ないと思った。・・・という話やけど、わかるか?」

一同
「わかる、わかる」

田嶋
「違う考え方、両方見せてくれれば、こちらが判断する」

辛坊
「それが難しい。たかじんさんの持ってるこの扇子、300円ぐらいの安物だと思うが、何も言わずにスポットライトあててきれいに見せたら、国宝かしらと思う。見せ方ひとつでみんな信じてしまう。情報ひとつしかないことが多いから、それを信じてしまう。事実を一つ出せば判断すると言っても、難しい」

橋下
「事実を隠蔽するのはだめ。テレビは局の数が少ないから、自由に主張出しても偏ってしまう。先週、僕と田嶋先生、自衛隊撤退すべきという意見で一致した。世論では撤退すべきは1割ぐらいしかなかったのに。あとで母に『おまえは恥ずかしいことを言って』と言われた。自作自演と言われたりしたが、人質がナイフつきつけられてる映像、日本では放送しなかった。が、もし流れたら国民はどう判断したか?」

辛坊
「あれは別に怖いのを隠すためとかでなく・・・。イタリアの場合、人質が一人殺された。頭、撃ち殺されてる映像があったが、あれ流していいのか。子供も見るような時間に、お茶の間で飯食ってる時にそんなのいいのか?」

橋下
「時間帯限って流したらいい」

宮崎
「以前は日本もよく番組改変期とかに、今は少なくなったがスペシャル番組とかで、銃で自殺してるアメリカ人の姿なんかを夜の8時や9時台とかにやってた。だから流していいという判断をしていい」

橋下
「が、テレビ局がそれ一方的に判断するのはどうか?」

田嶋
「国民をバカにしてるんだよ。この映像は耐えられないだろうっって。出すものは出して国民に判断させないと」

中山
「神様は空気と電波に色つけてない。無色でいないかんと。・・・(難しい慣用句出してきて訳わからん)・・・情報は『情けに報いる』と書く。それを基本に」

辛坊
「私は実は皆さんと同じ考え方なんです(会場爆笑。特に田嶋「またまた〜!」)。真紀子長女の件、今でもメディアは離婚したと言ってない。訴えられたらかなわんから。新聞もテレビもみんな知ってるけども言ってない」

田嶋
「今回は田中真紀子批判も誰もしてない。しっかりしてよ辛坊さんs!」

橋下
「報道の自由を言うんだったら、この事件こそどんどん言うべき」

井沢
「皆さんの言うとおりすると、必ず抗議してくるやつがいて、それがすごい圧力になるんです」

たかじん
「俺は圧力団体に拉致されたことがある」

辛坊
「新地のおねえちゃんとか?(笑)」(新地=北新地の略。大阪の高級クラブなどが立ち並ぶ街)

たかじん
「ちゃんとした圧力団体や」

ざこば
「僕が危ないことを言ってるかどうかしらんが、抗議が来てる。NHKは俺に直に言ってきたが、抗議があった場合、責任は誰がとる?」

辛坊
「最終的には放送局がとる。生だと別だが、録画の場合、ワンクッションあって、出していいかどうか判断がこちらにあるから」

田嶋
「小泉さんのとこにケーキ持っていく、いい取材できない。思わぬことをぽろっと言わせないと」

宮崎
「いや、小泉さんだけでなく、あれは昔からの習慣。そういう記者とのコミュニケーションがある」

中山
「麻雀もやってた」

井沢
「私も(記者時代)やってました」

田嶋
「へー」

宮崎
「終わった後に大臣の家に行くんです。言葉の端々からニュアンスを汲み取る」

辛坊
「政治記者が入院すると首相が花を贈ってきたりする」

(CM)

辛坊
「ブッシュ大統領の戦闘終結宣言から1年、出口はどこにあるんでしょうか?」

<VTR>

3人の人質事件は24時間以内に解放と声明、その4日後に解放された。
倉本聰が、3人の家族に励ましのメッセージ。
http://www2.asahi.com/special/jieitai/TKY200404120178.html

77年のダッカ事件、当時総理の福田赳夫「人命は地球より重い」
16億円と拘留中の9人を釈放。テロに屈したと世界中から非難。

息子の福田官房長官は「あの頃とは時代が違う」と。

が、倉本は「そもそもアメリカの過ちなのです。過ちにのることが国益だとする小泉の考え方はおかしい。国益を重視して、人質を救出する選択肢を最初から放棄したことに、激しい憤り・・・」

イラク攻撃についてはアメリカ国内でも論議が。
ホワイトハウスのテロ対策特別補佐官・リチャード・クラーク氏の著書『すべての敵に対して』によると、9.11翌日、ブッシュは「フセインがやったのか見つけだせ」と指示。「これはアルカイダの仕業だ」と言うと、ブッシュは「わかってるがとにかく探せ」。
9.11をイラク攻撃の口実に?

こんな疑問がわいてくる。
いったい誰が悪いんだろう??

イラク特措法では、非戦闘地域で活動というが、非戦闘地域なんてないのでは?
大義なき戦争をしたアメリカ、アメリカを制御できない国連に責任は?
テロに非があるのは当然だが、起こる原因は?
また、情報に翻弄されるだけで問題意識のない世論に責任はないのか?

(((質問)))
悪化するイラク情勢、悪いのは誰?

中山
「クエートに侵攻したフセインがもともと悪い。世界戦略では、あそこは地球の中心。聖書では・・・・でハルマゲドンが起きると。アメリカのキリスト教の人たちにはそれが頭にある。キリスト教はキリストが血を流して犠牲になったから、世界の平和があるという思想がある」

ここで、突如、1ドル紙幣を大きくコピーした紙を出す中山(自分で用意してきた?)

中山
「ドル紙幣にアメリカのメッセージがある。・・・ピラミッド、ダビデの星、ピラミッドの上には神様の目玉。ラテン語で・・・ピラミッドが途中で切れてるのは、アメリカは未完成という意味。神の目の下に世界はひとつになる。神の名の下に、と。つまりドル紙幣には、中東を和平させるというメッセージが入っている」

たかじん
「アメリカの思い上がりが誤算を?」

田嶋
「いい時期だったら美しい理想主義かもしれないが、武力でものを言わせようという、今の姿勢は恐怖政治」

たかじん
「冷戦時代、米ソの力の均衡保つために世界は兵器が増えていったと。ソ連崩壊したが、落ち着くどころか・・・」

井沢
「アメリカの一人勝ちになってる。アメリカはキリスト教国家で、ユダヤ教も応援してるが、イスラム教はいんちきだと思ってる。日本人はあまり知らないが。ダンテの神曲があるが、あれは地獄に行くとある男がまっぷたつに裂かれて泣きわめいている。それはマホメッド。マホメッドは嘘をついて騙したと。イスラム教徒はマホメッドにだまされた大馬鹿者だから、助けてやらないと、と。が、イスラム側から見たら怒りますよね」

田嶋
「こんなこと言ったらまた怒られるかもしれないけど、政治と経済と宗教がごっちゃになってて、お互いの利益の中で神話とかができてる。宗教も人の子が作ったもの。キリスト教では男の肋骨3本から女が生まれたなんて、おかしいよ!」

たかじん
「宗教のいがみあい。湾岸戦争終わってどうなるかな〜とイスラエル行ったんですよ。タクシーで、どこどこホテルまでと言ったら、坂のぼってって、ここで降りろ、と。何で?『そのホテルはアラブ人がオーナー。俺はユダヤ人だ。アラブ人のタクシーに乗れ!プレートがオレンジのやつがユダヤ人のタクシー、水色はアラブ人だ、お前は水色探せ!』と(怒)」

(CM)

中山
「地球の上に定規で線を引いて、やってしまった」

辛坊
「イラクもそうやって出来た国」

もえ
「私、裏情報を知ってるんですよ。今までの話、実はよく話がわからないんですよ。難しすぎて。・・・実はあの戦争の裏には、石油があるんですよ」

一同
「みんな知ってるよ〜」

もえ
「じゃあ裏じゃないんですね(笑)」

辛坊
「100人にきいたら、100人知ってると思う(笑)」

たかじん
「じゃあどうしたらイラクは平和になるか?これも予め皆さんに聞いております」

ざこば(話し合いで)
「ケンカはどっちか勝ってどっちか負けるが、勝ってる方が負けてる方を痛めつけてたら、誰かが間に入って『おい、相手はもう死にかけとるやないか、無茶するな』と言う」

田嶋
「連合軍は撤退して、そのかわり今まで軍隊を送ってなかった国が新たなやり方で調整し、アメリカは石油がほしいなら話し合いで」(珍しくざこばと田嶋が意気投合)

たかじん
「アメリカ撤兵したらイラクはもとに戻る?」

井沢
「戻らない、ぐちゃぐちゃです。が、アメリカがいる限り、アメリカ気に入らないという人がいる。話し合いするにもあいついるから嫌と言う人いるじゃない。プライド持ってるからアメリカも撤退できない、撤退は負けになるから」

田嶋
「花を持たせてやればいいんだよ、そういう世論作って」

たかじん
「それを仲介するはずの国連が機能してない」

中山
「日本は19%の負担金出してるのに、常任理事国に入れない。核を持ってる連中だけが入ってる。3兆円ODA出してる中国が原爆24発も持ってる。国連憲章の中では敵国条項も残ってる」

たかじん
「アメリカは負担金滞納してるし。家賃ぐらい払えっちゅーねん」

宮崎
「シーア派に主権をわたすしかない。イラクの人口の60%越える勢力がある」

辛坊
「残りのクルドとスンニーが収まらない、内戦になる」

田嶋
「アメリカがひどくなって、スンニーとシーアが手を結び始めた。アメリカ撤退撤退してもらって、頭のいい話し合いをして、手を結んで何とかならないの?」

たかじん
「日本はよかったなあ・・・神が800もあるから(笑)」

辛坊
「一番上にいる天皇が、日本負けた、すんませんと。それで収まったが、イラクは?それに代わるものある?」

井沢
「フセイン派が実権握ったら、またクルドが虐殺される。スンニーとシーアが難しくて、お互いがお互いを偽者だと言い合ってるので、今はアメリカいるから手を結んでるが、撤退したらまた争う」

宮崎
「かつてクルド人に拒否権与えて三者平等にしたら、シーアが怒ってまた争いが起こった。お互いに憎んでるから当面無理。アメリカ撤退も無理だから、フランスやドイツやロシアを呼び込むしかない。多国籍軍を構成する方向に。日本はどうするか?おそらくは新安保理決議がでれば、自衛隊も多国籍軍に入れると、民主党も賛成するかもしれない。それなりの犠牲が伴うかも。覚悟がいる」

辛坊
「宮崎さんは、アメリカ退いたら、やはり多国籍軍で治安維持しないといけないだろうと。アメリカ退いて話し合い、というのは無理」

橋下
「武器の供給源を抑えられない?」

宮崎
「イラクはやったんだよ。フセイン時代に刀狩りみたいなこともやったができない」

辛坊
「第三世界で使われているので多いのは、アメリカより旧ソ連製のコピー。アメリカのはすぐ弾詰まり起こすが、AKカラシニコルは優秀な銃で、子供でも素人でも弾が出る。何で世界で紛争が起きるかというと、ロシアが大量に造って世界中にばらまいた。AK47・・・」

中山
「オウムも富士山麓でその銃大量に作ってた」

もえ
「何て人?・・・カラシさん?」(今日はボケっぱなしでキレがない)

(CM)

辛坊
「春で暑くなってきたらいろんな事件が・・・女性の皆さん、女性の敵を成敗したいと思います」

<VTR>

今週の「女の敵」

1人目:
早大教授エリート経済評論家。植草一秀が手鏡で女子高生のスカート覗いた現行犯で逮捕。

(関係ないけど、このへんで「3人を載せた飛行機が関空に着陸」の速報テロップが・・・)

2人目:
22才の男、女装して銭湯に入って、女湯につかっていた。20分ぐらいばれなかった。湯舟を出た時にばれた。

3人目:
大鶴義丹の泣き会見。
「自業自得の女々しい男」というナレーション入った時、スタジオの田嶋が「女々しいとは何よ!」とツッコミ。

(((質問)))
一番の女性の敵はどれ?

植草一秀を選んだ人が一番多い。
橋下と井沢は銭湯女装男。
大鶴を選んだ人はゼロ。

宮崎(植草を選択:人生棒に振るのって簡単だなあ)
「テレビ局で、宮崎さんは大丈夫ですか?と言われて困ってる(笑)」

橋下
「(植草に前歴あったこと)局の方から確認ない? 」

たかじん
「プライバシーの問題もあって、どこまで踏み込んでいいのか・・・」

橋下
「僕は弁護士かどうかも局から確認されてませんからね(笑)」

(CM)

たかじん
「大鶴を選んだ人がいない。不思議」

田嶋
「あんなの知るか!だいぶ後になってあんなこと。彼女が苦しんでる時に声かけるべき。ロケだか何だか知らないけど、4ヶ月もほっといて。あと、父やら母やら出てきて」
(珍しく田嶋に同感した私f(^ー^;)

たかじん
「俺はポンコツ亭主になった、まーちゃんごめん、って、そんなんやから、日本の男はポンコツ亭主やと思われるんや」

井沢
「表に出てる以外に何かあるかも。たとえば奥さんに対して虐待があったとか、逆に奥さんが何かやってたとか」

橋下
「植草さん、一旦自供したのにまた否認してる。たぶん、弁護士がついてていろいろ言ってる。手鏡は実証すること難しいから。一縷の望みにかけてるのかも」

宮崎
「JR横浜駅でもあった。・・・警察官に言わせたら、エロガン(エロ眼)、スリガン(スリ眼)というのがあるんだって」

橋下
「修習生の頃、スリとか痴漢の捜査に連れてってもらった、御堂筋線(大阪で一番人の多い地下鉄。痴漢がよく出ることで有名)とか阪急デパート(梅田)とか。そしたら、僕が怪しまれて、別の班について来られた。僕の班の人が『大丈夫、あいつは修習生だからと』(笑)」

(たいがいオチはたかじんの一言だが、今日は橋下さんで終了)

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■ 2004/04/16 人質3人の解放に思う

現在、4月16日の未明です。

夜の9時前でしたっけ、テレビつけっぱなしで仕事してたら、3人解放のニュースが。
無事で本当に良かったと思います。
死なれてヒーロー(ヒロイン)扱いされてはたまったもんではありません。

だけど、郡山さん一家に対しては別。
素直に「良かったですね」と思います。
お母さんの「ありがとうございます、ありがとうございます」という心からの言葉&純朴な笑顔。
この人の悪口は言えない。

あとの2家族・・・申し訳ないけど、素直に「良かった」とは思えない。

「支援者」や「世界の人々」に対してはお詫びと感謝の言葉を述べるくせに、「日本政府」や「日本国民」に対しては、そういう言葉が出てこない。
自分が「国民」であるという意識が欠如しているように思えてなりません。
「世界市民」だと思ってるの?

でも、この国の「国民」は少しずつ自覚しつつあります。
日韓共催のワールドカップで、自分が「国民」であると気づいた人たち。
9.17の日朝会談で、自分が「国民」であると気づいた人たち。
そして、今回の事件で、自分が「国民」であると気づいた人たち。
それらを合わせると、大変な数になると思います。

「この事件はおかしい」
「人質家族って何だか怪しい」
「周りの市民団体もおかしい」
左翼とか反戦団体とかに特に造詣が深くなくとも、直感的にそう感じた人の何と多いことでしょう。

5年ぐらい前だったら、特に違和感を感じなかった人も多かったのでは・・・

「今井君のように危険を顧みず行動する若者がいるのだから、日本も捨てたものではない」と言ったジャーナリストがいました。

そうじゃないでしょう。

「甘い了見で危険な国に行って、一体どれだけの人に迷惑をかけたと思ってるんだ」
「危険な場所に子供を行かせておいて、あの親の無責任な態度は何だ」
「政府の人間も頑張っているのに、感謝もお詫びも言わずに国の方針を無理矢理変えさせようとする、あの傲慢な態度は何だ」
「政府を無視して勝手に動く、市民団体のあのやり方は何だ」
「テロに屈して自衛隊撤退なんてできるわけないだろう。世界中の国に迷惑をかける気か」

・・・「こう言える若者がいるのだから、日本も捨てたものではない」が正しいのです。

3人は解放されましたが、新たに2人の日本人が拘束された模様です。
もともとイラクは危険な上に、3人が人質になってもっと危険だというのはわかっていたはずなのに・・・
こんなの「平和ぼけ」以前の問題です。単に一般常識がないんです。

非常に個人的な要望ですが、この2人のご家族はあまり表に出てきてほしくない。
市民団体ももうこれ以上、人質を政治的に利用しないでほしい。
勝手に「二元外交」せずに、政府に任せてほしい。
(もちろん協力できる部分は協力していただけたら、と思うが)

北朝鮮拉致被害者とご家族みなさんは、今回の事件をどういう気持ちでご覧になっているのでしょう。
自分からテロリストの懐に飛び込んでいった、このバカな連中のことを。
「小泉首相はイラク人質家族よりも先に、拉致被害者とそのご家族に会うべきだ」と思ったのは、私だけではないと思います。

川口外務大臣、会見で神発言してましたね。
「退避勧告を何度も出してたのに今回のような事件が起きて誠に遺憾。今後はどんな事情があってもイラクに行くのは絶対やめて下さい。海外に行く人は『自己責任』のもと、自分で安全確保して下さい」

北朝鮮に対しても神発言、ぜひお願いします。
(それはさすがに無理?f(^ー^;)

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■ 2004/04/11 「たかじん」西岡力氏出演、平沢議員はVTR

「たかじんのそこまで言って委員会」

・司会
 やしきたかじん、辛坊治郎
・パネラー
 三宅久之、田嶋陽子、秋元康(作詞家)、宮崎哲弥
 橋元徹、桂ざこば、ハイヒールモモコ

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

今日は珍しく早起きしたせいか、昼間すごく眠たくて、正直ちゃんと見てません。スマソf(^ー^;

イラク人質事件の話も出ましたが、この番組の録りは金曜日らしいので、あまり突っ込んだ話もできず・・・という感じでした。
宮崎は完全に逃げてたけど、三宅先生はひるまずにきちんと正論言ってました。

「自衛隊は撤退すべき?」という質問。
三宅先生、宮崎、ざこばは「No」、あとは全員「Yes」。
普段、憂国的発言の多い橋下弁護士が「撤退すべき」と言ったので、三宅先生は「あなたは前から良いことを言う人だと思っていたのに・・・」とちょっと怒り口調になってましたf(^ー^;
ざこばは「自己責任。危険なのは本人もわかってて行ったんだし、親もわかってて行かせた。こうなったからって助けてくれとは言えない。息子がわかってて行ったんだから、もうかまわんといて下さいと言うしかない」と話してました。

注目すべきは観客アンケート。
「あなたがもし総理大臣だったら、自衛隊を撤退させますか?」という問に対し、「Yes」と答えたのは100人中わずか19人。
世論は意外と冷静だということがわかりました。

ここから話題は「平沢議員・山崎拓氏が北朝鮮と会談」に移りました。

これは二元外交なのか?それとも解決への突破口なのか?
北朝鮮側は「出迎え方式」にこだわらないとしたり、死亡とされた被害者の中に生存者がいると言ったり、柔軟とも見える対応に変わってきてるように見えるが、これはアメリカによる「テロ国家指定」からはずしてほしいがための、「歩み寄るフリ」では?

ここでパネラーに質問。
「平沢・山拓の今回の行動を評価する?それとも評価しない?」

「評価する」と答えたのは三宅先生と田嶋のみ。
あとは「評価しない」。
普段は反目している三宅先生&田嶋が意見一致したので、会場から笑いがf(^ー^;

救う会の西岡力さんがスタジオに登場。

西岡
「平沢さんと前日に会ったが、そういう話はなかった。嘘つかれた。前回の北京会談はともかく、今回は家族会も救う会も怒ってる。圧力かける側がなぜ裏で動くのか?」

辛坊
「平沢さんがこの番組だけには喋りたいというので、インタビューに行ってきました」

西岡
「なぜ家族に話さずにマスコミには話すのか」

辛坊
「それには事情がいろいろあるようです」

(VTR)

辛坊
「今行ったら叩かれるというのは覚悟の上で行かれたんですよね?」

平沢
「私は政府を無視して勝手に動くことはしませんよ」

辛坊
「政府の然るべき人に言われて行った?」

平沢
「その通り」

辛坊
「誰に言われて?地位の高い人ですよね?」

平沢
「誰かというのは勘弁して下さい。このままでは問題解決しない。ご家族も帰らない。わけのわからない国を相手にしてる」

辛坊
「向こうは山拓さんと話したいと。山拓さんは総理に近い。今は議員でないとはいえ党の実力者。アメリカにもパイプ持ってる。小泉さんに来てほしいが無理だし、それにこっそり来られる人と言ったら山拓さんしかいない」

平沢
「北朝鮮側の出席メンバー、報道されてるのとかなり違う。チョンテファ大使とソンイルホはいたが、他のメンバーは前回よりランクアップしてる」

辛坊
「ご家族が帰ってくる可能性は何パーセント?」

平沢
「数字はちょっと勘弁して下さい。長くても1年以内に帰る」

辛坊
「どういう条件で?」

平沢
「条件ではなく段取りですね」

(VTR終了。スタジオへ)

宮崎
「全く説得力がない」

西岡
「圧力かけろと言っていた人が、圧力かける前に話し合いに行くのはだめ」

三宅
「行ったこと全てを評価するわけではないが、外務省が頼りない。外務大臣もポン子。小泉さんの指示で誰かが行かないと動かない」

西岡
「もうちょっと我慢してればルート開く可能性があったのに」

辛坊
「平沢さんの肩もつわけじゃないが、経済制裁で圧力がかけられるのか?」

三宅
「中曽根さんらが韓国に行って、拉致問題の話も出た。韓国側は『我が国は800人拉致されているが、支援はやっている。バランスをとる』と。中曽根さんが『日本人の命が何より大事』と言ったら、向こうはシーンとしちゃったと。だから韓国もあてにならない。中国へのODA、調印式に来なかった。それを待ってまで1000億円を日本が出した。バカなこと」

西岡
「中国には、北に出してる分を退けと。・・・(今回の会談で事態が)進展するとすれば日本が妥協したってこと」

辛坊
「向こうは5人の家族を返すことで拉致問題棚上げにしたい」

西岡
「家族会は6年間いっしょにやってきた。みんな自分の家族。9/11に誰が生きてる、誰が死んだという宣告があった時、生きてると言われた家族が逆に悲しんだ。自分の子供よりまず死んだと言われた人の真相解明をと。自分の家族と同じ。日本国がどうするか問われている」

たかじん
「秘密裡の会談だったはずなのに、どこから漏れた?」

辛坊
「(平沢さんによれば?)山崎さんということです(笑)」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

こんな雰囲気ですた。今回はほんとかなり適当です。スマソf(^ー^;

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■ 2004/04/09 朝日放送「わいどABC」で鳥越と村田教授

普段は主婦向けの呑気な番組なんですが、今日は時間いっぱいまで(報道特番が入るためいつもの半分の時間で終わりですが)イラク3邦人拉致事件についてやってたようです。
番組の後半だけしか見てない&メモ程度です。スマソ。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

鳥越
「このテログループは小さな組織。存在を世界に知らしめたい。パフォーマンスでやってる」

鳥越
「イラクに行った3人も考えが甘かった」(←かなり慎重に言葉選んでたような感じ)

アナウンサーが今日の社説(朝日、毎日、読売、産経)の論旨を紹介。

ついでにリンク貼っておきますねf(^ー^;−−−−−−−−

朝日:
http://www.asahi.com/paper/editorial20040409.html(リンク切れ)

毎日:
http://www.mainichi-msn.co.jp/column/shasetsu/news/20040409ddm005070133000c.html

読売:
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20040408ig90.htm

産経:
http://www.sankei.co.jp/news/040409/morning/editoria.htm

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

三代澤(司会者)
「新聞を全部とってる人は少ないと思うんですが、新聞によって主張が違うんですね」

鳥越
「昔は似たようなもんでしたが、冷戦構造が崩れて、10年ぐらい前から変わってきた。朝日・毎日VS読売・産経の戦いになってる」

アナ
「朝日が一番突っ込んだ事を書いてある。『少なくとも現在のイラクが、自衛隊にとって復興支援に専念できる状況でなくなりつつある』と・・・」(グループ会社持ち上げ?)

三代澤
「鳥越さんはどこに一番考えが近い?」

鳥越
「うーん・・・どこでもないですね(朝日って言えよ!f(^ー^;)。みんな行ったこともないのに書いてるから・・・」(僕はイラクに行ったんだよ〜って自慢?)

番組のメールアンケートによれば、「自衛隊撤退させるべき」に賛成の方が多い。
(但しこの番組を見ている圧倒的多数は主婦)

村田晃嗣教授
「事件直後ですから賛成が多いのも無理もない。自衛隊派遣するかどうかについても最初は反対が多かった。僕のところの学生を見ていても、僕の知らないような国まで旅行に行ったりしてる。海外旅行やボランティアなどでの若い人の甘い了見。自分のみを守ることだけでなく、場合によっては自分の甘い了見が、日本の政策や方針に害を及ぼすことがあるということを考えるべき。テロリストは善意の人も悪意の人も区別しない。9.11でも何もしてない日本人が殺されている。もし自衛隊撤退したら、日本にはこの手のやり方が通用すると思われるかもしれない。だから撤退しても日本の安全が高まることにはならない。アメリカに協力するからテロに巻き込まれると言う人もいるが、国連主導でやってもテロが起こらないという可能性はない。リスクと向き合っていかねばならない」

鳥越
「僕もこの事件、どうしていいかと言われても、どうしていいかわからない。小泉さんもそうだと思う。が、小泉さんは今は撤退しないと言うしかない。現実には駆け引きの中で、部分的に撤退したりということが出てくるかもしれない。どうなるかわからないが。撤退しないと言い続けて水面下でやっていくこと」

鳥越
「テロリストというか、このゲリラグループは姿が見えない。日本の政府はこういうの、やり慣れてない。ヨーロッパやイギリス、アメリカ、植民地持ってる国々はネゴシエーター、交渉人、専門家がいる。ディスクマネージメント。日本はこういう人に金出して頼むこと」

三代澤
「ボランティアやNGOでがんばってた人だし、何とか助けてあげてほしいですね」
(これ正確ではないですが、聞いていて「じゃあボランティアじゃない人間だったら助けてあげんでもいいのか」と感じてしまいましたf(^ー^;)

三代澤
「今井さん(18才の男性)のお母さんが、民間の人道支援を見殺しにするようでは自衛隊が人道支援しても役立たないのでは、みたいに言っていたが、すごく気持ちがわかりますね〜」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

私は今井さんのお母さんには同調できません。

政府の「イラクは危険なので入らないでね」という警告無視
 ↓
危険なことは重々承知で息子をイラク入りさせた
 ↓
息子、テロリストに拉致される
 ↓
「息子を助けてほしい」「自衛隊を撤退させてほしい」と日本政府に要求

あまりに勝手じゃないですか?
冷静さを失っておられるだろうし、しかたないのかもしれないけど・・・

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■ 2004/04/05 「ザ・ワイド」平沢&山崎訪中の件

ビデオ録画してなかったので、かなりいい加減です。スマソf(^ー^;

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

<<VTR>>

説明前振り、家族会の声、カット。
って、実は他のことやってて、パソコンの前に行けませんでした。
スマソ!f(^ー^;

平沢議員
「ノーコメント。時がたてば結果が出る。今はバッシングを甘んじて受ける」

救う会の佐藤氏
「3月31日、平沢議員より、党の役員と議連の役員と相談するからオフレコにしてくれと。我々(家族会と救う会)との間では辞任は確認している。公表しなかっただけ」

増元照明
「平沢さんの帰国後、家族会に電話があった。2日午後5時半。『今回は山崎さんがメーンで、私は今までの経緯もあるので鞄持ち。会談の内容は山崎さんが話すのが筋なので自分は言えない』と。が、我々の方から山崎さんに話してくれるかと聞いたら、『交渉の内容を明らかにすることは北サイドの問題でできない』と」

西岡力
「山崎さんは95年に50万トンのコメを支援した時、窓口になった人。拉致問題を出さずにコメを出した人」

日テレの取材に際し、山崎氏は、「日朝間の政府の実務者同士の話になる」と。

福田官房長官(今日午前)
「山崎さんも騒がれてるので、説明したいと思われてるでしょう。ただ、はっきり申し上げられるのは、政府が一本化してやるということは従来の方針で決まっているし、今後もそうする」

<<VTR終了>>

重村教授(今日出ずっぱりf(^ー^;)
「長い日朝の関係の中でいろんな政治家が出ては消えたが、拉致問題を利用して自分の功名心を。山崎さんも97年頃まで水面下で北と関係があったが、一旦切れて、また何とかしたいと。平沢さんにルートを作ってくれと。平沢さんは山崎派に入ったので。北はミスターXが交渉してきたが、山崎さんの相手に出てきたチョンテファ、ソンイルホには、田中均が約束したことをかなり残している。7項目か8項目。約束したのを見せて、『全然やってないじゃないか』と。5人返すことも含まれてるだろう。それでやめたら、ミスターXは責任とらされる。というので、新しい人を見つけてやれば、うまく話が進むだろうと。1回目は外務省で完了、2回目は誰かいないか?で双方の利害が一致した」

草野仁
「ポイント上げたい気持ちわかるが、一本化してやると決めている以上は・・・」

重村
「拉致家族に愛情がない状態で、何とかしようというのはまずい。変な政治家が出てきてやると、北に『外務省を動かさなくても政治家動かせばいい』という誤ったメッセージを送ってしまうことになる」

草野
「小泉さんは知っていたのでは?」

重村
「北の人も山崎に会うには上の許可がいる。小泉のメッセージがあると言われて、北も出てきてると思う」

草野
「家族会の皆さん、平沢さんに対する信頼感を失っている」

重村
「平沢さんは人がいいので利用されやすくて損。北にも利用され、自分のボスにも利用され。そこは踏みとどまってやっていってほしい。北は参院選挙まで様子を見てる。自民党、政権どうなるかを見てる。あと11月のアメリカ大統領選見て対応しようと。でも、長い時間で見れば北はもたないと北の幹部は知ってる。日朝関係何とかしたい、解決したい、だから拉致問題解決していきたいと思っている。いずれ解決する。それをこちらも忘れないこと」

有田芳生
「政治家の資質が問われる。山崎さんが小泉さんに電話をしてる。が、小泉さんは『知らない』と言う。『ノーコメント』ならわかるが、すぐわかることをミスリードしてはいけない。山崎さんは拉致問題とともに核問題も話したというが、権限ない。そういうことは強く批判されないといけない」

草野
「自分たちの存在を大きく見せたい?」

重村
「外交の権限がない人がやってはいけない」

<<終了>>

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

確かに平沢さんってお人好しそう・・・f(^ー^;
たぶんご本人は一生懸命なんでしょうけど・・・何で山崎派なんかに入っちゃったんですか?
おかげで板挟みになっていらん苦労を背負い込むことになったのでは?という気が。

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■ 2004/04/05 「ワイスク」平沢&山崎訪中の件

ビデオ録画してなかったので、かなりいい加減です。スマソf(^ー^;

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

<<VTR>>

大連を訪れた山崎拓、平沢勝栄が帰国。

小泉総理(先週金曜日)
「知りません。知らなかったんです」

独自の接触。大連市内のホテルで2日間。チョンテファ大使らと会談。
先週金曜日大連から無言で空港に向かう山崎拓。

日朝交渉は政府間協議に一本化が方針。

川口外相(先週金曜日)
「ああいう国ですから政府できちんと話をしていくことが大切」

中川経済産業相(先週金曜日)
「何で行くんですか。しかもわけのわからない元幹事長がついて行くんですから、わけわからない」

山崎氏は日朝交渉に加わったことがない。

辺真一
「日朝交渉が膠着してる。10年前に山崎さんは訪朝して3ヶ月後に政府間交渉が始まった経緯がある。北としては山崎さんは交渉相手として望ましい相手」

増元照明
「山崎さんは副総裁の時も拉致問題に言及してこなかった。95年にコメ50万トン出して食糧支援もした。が、何の効果もなく、責任もとってない」

平沢議員も同行していたことについて、家族会にもとまどいが。

横田早紀江
「全然わかりません。どこらへんが本当なのか、何がどうなってるのか、本当にわかりませんね、真実が」

去年12月にも北京で非公式会談に参加した平沢議員。

横田早紀江
「平沢議員もそういうことはしませんと言っていたので、個人的にやることはないので、何か上の方から指令があったのかなと思ってみたり・・・」

増元照明
「今年に入って、政治家として多少の功名心が出てきたのかなと思うような言動が。家族会・救う会とともに活動できるのかなという疑問が」

二人ともまだ沈黙を保っている。

辺真一
「政府間協議で開催ということであれば一歩前進だが、両氏が家族の帰国の約束をとりつけた可能性は薄い」

増元照明
「家族会・救う会、議連がひとつになっていることを、日本人の命をおろそかにしない形で取り組んでもらいたい」

<<VTR終了>>

重村智計教授(この春から早稲田大)
「長い日朝関係から見てると、政治家の色気が出たのかなと。功績を残すみたいな、病気にかかる人がたくさんいる。それが出ちゃったのかなと」

大和田獏
「去年の12月に平沢さんは北朝鮮と会談してますが」

川村晃司
「秘密交渉はしないんだ、半分オフィシャルな交渉なんだということだが、それが全体の国益につながるのか。政府や与党の権力闘争の中で行われるとしたら北に利用されやすい。問題は小泉さん。山崎さんが小泉さんの言葉として言ってるんだよと北に言ってるのか?」

荒木レポーターが去年12月20日以降の会談の経緯説明。
日朝とも交渉ルートを政府に一本化したこと。
あと、3月31日(二人が大連に行く前の日)に平沢議員が家族会と会合、が、訪中を一切言わなかったことも。

荒木レポーター
「家族会が平沢さんにどういう考えかを聞きたいということで、直撃しました」

<<VTR>>

平沢
「何らかの結果が出るだろうと言う見通しがあったからこそ、やらせていただいたわけで」

(CM)

昨日、ワイスクが独占直撃

平沢
「ちょっと勘弁して下さい」

平沢
「中身についてはちょっと勘弁して下さい」

平沢
「まずは二元外交ではない。いすれわかってもらえると思う。結果良ければ全てよし。結果が出ない中で運動するだけが目的じゃないので、結果を出さなければ。ですから今全てを話すわけにはいきません。いろいろと批判を受けるでしょうけど、忍の一字です。いずれ結果が出ればおわかりいただける」

荒木
「政府間交渉でやると決まってるのでは?」

平沢
「私から申し上げることではないが、行ったのは、元々私が言っていた『二元外交はしない』に反していない」

荒木
「小泉総理は知ってた?」

平沢
「私からコメントすることではない」

平沢
「ほっといてたら1年2年3年とたつ。ここで私が動けば変わるだろうという見通しがあったからこそ、政務官というポストをなげうってもさせてもらった。はやく問題を解決したいという一念でやったので、いつかわかってくれると思う」

<<VTR終了>>

荒木
「突然インタビューしたこともあるかもしれないが、いつもの平沢議員より表情が硬かった」

重村
「外交は外交権限の持ってる人がやるべき。政治家や一般人が出てきてやるのは外交ごっこで困る。日本はあくまで北の外務省を相手にしてる。それ以外のチャンネルを作ってやると外交がめちゃくちゃになる。これまでもずっとそうなってきたので、教訓を学んでいただけないかな、と」


「非難されるのは覚悟の上だと。またこのままでは2年3年かかると・・・」

川村
「自分たちの成果を誇張したいので出てくる論理。日朝間の作業部会をやるが、中国側も努力するが、そのチャンスを一気に飛躍させたいというのが、与党の中でそういう勢力があって、事前に行くのは知っていた。が、外務省にも事前に連絡しないで、結果としてこういう形でやったから外務省うまくやってくれと。党でちゃんと整理するのが今日できないということで・・・。総理自身が事前に知っていても知っていたと言えない立場で、盟友として山崎さんと何か進んでる」

重村
「これまでの政治家のやり方、展望が出そうになると突然しゃしゃり出てきて、私がやったという人が出てきた。4月中までに日朝交渉できるんじゃないかと、その前に私達が行ってお膳立てをやったんだと、言いたいんじゃないか。北の事情と日本の事情があって、北は田中均のルートがうまくいかない。誰か政治家いないかと平壌で探し出した。互いの利害が一致した」


「2人が出てきた意味は?」

川村
「相手は北京の会談で出てきた二人。山崎さんは総理に近い。メッセージ持ってくるとしたら、総理の指示だと理解もし、北のメッセージも総理自体に直接届く。山崎の声=総理の声。外交当局から聞いたが、総理は事前に行くこと知っていた。これまでの積み上げで、これだけはきちんと言ってきてと言ってるが、もしかしたら余計な条件とか引き受けてきたかもしれない。その後のフォローが大変」

重村
「小泉さんの指示で行った可能性は低い。山崎さんも権限ない、会ったのも決定権持ってない人たち。下の人たちと会ってやるのはよくない」

なかにし礼
「家族会があって痛みを知ってる人たちがいて、その人達の評価を得てないのが大問題。家族会の気持ちをくんだ方法でやらないと意味がない。政治ごっこ外交ごっこになる。疑問」

川村
「重村さんや北に詳しい人がよく言われてる、向こうに取り込まれるということがある。政治家に北のことを理解してもらう、協力してもらう、工作してもらう。スポークスマン。平沢さんはかなり確信犯で、打開したい。功名心。失敗すれば自爆覚悟で行ったんだと思う」

<<コーナー終了>>

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ところで、「スパモニ」にも重村さん出ておられました。
朝で眠くてぼーっと見てただけなのでよく覚えてませんf(^ー^;
が、鳥越は「誰も平沢さんに味方しないから僕が味方する」とか言って、しげむーと少しバトルになってましたね。
しげむーは「二元外交だ!」、鳥越は「政府に上げるので二元ではない!」みたいに。

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■ 2004/04/04 「たかじん」金美齢が田嶋陽子を撃破!

「たかじんのそこまで言って委員会」
90分スペシャル

・司会
 やしきたかじん、辛坊治郎
・パネラー
 三宅久之、金美齢(台湾総統府国策顧問)、田嶋陽子
 井沢元彦(作家・元TBS記者)、宮崎哲弥、橋下徹
 桂ざこば、いとうまい子

金さん、神発言連発!
なぜ中国は反日で、台湾は親日なのか?
ジェンダーフリーっておかしいぞ!
とても見応えのある回でした。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

たかじん
「金美齢さんには初めてお会いするが、何て上品な方。人間は中から出てくるものだと思った」

辛坊
「かつて二大超大国と言えば米ソでしたが、今はアメリカとこの国ではなかろうか?」

<<VTR>>

中国とアメリカ、この二つの大国、日本との経済、安全保障などを考えると多くの問題も。

※治安。
03年来日外国人数は過去最高で、45%が中国人。
凶悪犯で検挙された中国人は247人。
治安を脅かす。
治安を脅かすと言えば、イラク戦争も。
戦後復興のため自衛隊派遣、テロ組織から標的として名指しされた。

※身勝手な主張。
中国人活動家7人が尖閣諸島、逮捕、ただちに強制送還。
尖閣諸島は1895年の閣議決定で正式に沖縄県に編入された。
1960年代末、アジア極東経済委員会の調べで、周辺に石油・天然ガスがあるとされて、中国などが領有権を主張。
97年の京都議定書、地球温暖化防止。
110カ国が批准したのに、アメリカが国益に反すると離脱、未だ発効にいたっていない。
年8%前後の成長率を続ける中国、人民元は1ドル=8元台に固定。欧米各国が非難。
貿易赤字、元の切り上げを迫るアメリカ。

アメリカが帝国化していると各国は非難。
一方、中国も経済だけでなく年間3兆円の軍備費、230万人の兵力、軍事大国。
アメリカは中国を最大の脅威と考えているよう。

日本はアメリカ追従、中国はビジネスマーケット。
極東の安定、中国を刺激したくない日本。
今後、中国・アメリカとどう向き合うかで、日本の将来が決まると言っても過言ではない。

<<VTR終了>>

<質問>
中国とアメリカ、あなたはどちらが好きですか?

いとうまいこは「中国」
田嶋は選ばない。
それ以外のパネラーは全員「アメリカ」

たかじん
「(田嶋が選んでないことについて)だから憎まれるねん、どこ行っても。・・・最近、友だちと話してて、週刊誌で急に株の特集が増えてる。中国株を買えばいいのにと、素人がそんなこと平気で喋り始めた」

辛坊
「中国は年の成長率8%。株も連動して上がってるとしたらすごい数字」

たかじん
「アメリカに頼ってる部分もあるよね」

三宅
「去年は9.1%。中国が安い物作って日本は輸入してたが、第二の貿易国」

辛坊
「輸出国ですから。日本16%、アメリカ28%。中国が買ってくれないと我々お手上げ」


「中国はまだ途上国。成長率も、アメリカや日本のように成熟した国でないから、比較するのおかしい」

宮崎
「経済指標自体、統計の取り方が他の国と違ってやや怪しい。年率9%も成長してるか怪しい」

たかじん
「貧富の差がある?」

井沢
「19世紀の国家。我々は21世紀の国家。文春問題あったが、中国は言論表現の自由ないわけだから、どっちを選べと言われて困ったが、でもあえて言うならアメリカは自分の国に対する批判の自由あるが、中国はそれがやれない。比べること自体アメリカに失礼」

ざこば
「中国は信用できない。チンタオ(青島)に去年行ったが、中華料理、ごまのついてる丸いやつ出てきて、残る。ごちそうさまと帰ったら、次のお客に出すような気がする。だから僕に出てきたやつも前の客の残したやつかと。だから残ったやつ、破ったんねん。そういう不信感を持ってる」

宮崎
「師匠の直感はだいたい当たってる。資本主義は単に物が作れるだけではだめ、確実に相手に渡してお代ももらうという契約関係が必要。そういう契約概念がまだ未発達。株買いますよといっても遠隔地届かない」


「日本みたいに宅配便がきちっと届くのが、治安が良く暮らしやすい、ちゃんとした国かどうかということがわかる」

井沢
「あそこは平和裡に一度も選挙で政権交代してない。昔の帝国時代からそうだが、反対派を殺して政権取ってる。政権取った後、反対派は殺すか牢屋に入れる。アメリカ、台湾、日本ではそういうことないが、中国ではそう。ソ連、北朝鮮もそう。何が怖いかというと、力の信奉者になること。いつ寝首かかれるかわからないから、国内統制する。対外的にも力でもってやる。19世紀の国家とはそういうこと。そういう考えの人たちが12億いる。だから怖い。平和裡に政権交替する=20世紀の国家と言える」

橋下
「現時点ではアメリカ好きだが・・・」

たかじん
「(橋下に)おったんや(笑)」

(CM)

橋下
「感覚的に生理的に日本人がどっちが合うかは中国だと思う。アメリカ好きと言っても、アメリカ人、欧米人は日本人を見下してる。対等にやっていくなら同じアジアの中国」


「それは大きな幻想(皆うなづく。田嶋も)。中国人と親しくつきあってないとそういう幻想持つ。中国人はこの地域で自分が一番偉い、周りは属国だと思ってる。いつの間にか日本が経済大国になって中国に攻めてきて、ある意味で勝ちっぱなしだったので、大陸の戦争では。それが気に入らない」

橋下
「向こうは教育で洗脳されてるから」

宮崎
「問題なのは、今の中国の若者は日本が大嫌い。中国共産党の伝統的なやり方なんだけど、江沢民が失政の矛先向けるために反日教育徹底的にやった。それがエリート層に、20代になってものすごいものになった」

橋下
「1990年代からやってる。だから向こうの僕らの世代は日本大嫌い」

たかじん
「なぜこういう教育を?」

井沢
「スケープゴート。一党独裁だから。野党がいると国内に反対する人がいてバランスとれてるが、それがない。韓国もそういうことあるが、あいつが悪いと悪者作って。反日デモがあったが、本当はあの国ではできないんですよ。それが日の丸焼かれても警官は黙って見てる。やらせてるわけ」

いとう
「中国人の知人が何人かいるが、ずるくてひどい人ばっかり(「中国好き」と答えたのに、そんなこと言い出すので、こけるたかじん)。でもね、びっくりするぐらいひどいんですよ。どういうあれかなと思うが、どっちが好きかと聞かれたら、どっちとは言えないから、中国とアメリカに料理という言葉をつけたら、中国料理が好きかなーと(笑)」

田嶋
「発展途上国は、貧しい人はずるさを身につけないと生きていけない。日本でも小ずるい人はわかるよね。大ずるい人と小ずるい人にちゃんと格差がある。貧しさとか地位とかで」

井沢
「もう一つ中国が気に入らないのは、ここ10年ぐらい日本は膨大な援助をしてる、3兆円という人もいるし6兆円という人も。そのおかげで中国は豊かになったのに、何をやったかというと、有人衛星打ち上げとか、軍備を拡張するとか、そういうこと。おかしい」

田嶋
「もらったお金を上手に使ったんだから、向こうが賢い。責められない。あとは日本が決めればいい。チェックすることで。向こうがどう使おうが勝手で。日本政府が使い道決めてあるかないかの問題」

井沢
「それは違う。学費として使えと母親が言ったのに、子供が風俗で使ったらいけない、のといっしょ」

宮崎
「日本にとっての中国問題は外務省の問題」

三宅
「外務省だらしない。中国に対する援助は、今年970億円ぐらい。昨日、向こうの外務次官(チョンイシ?)が突如として調印式出ないと。持ち回りでサインして有効になったが。向こうが出てくるまでほっとけばいいのに、何でこっちがお金出してるのに、へこへこするのか。そういうことやると尊敬されない、なめられるだけ。外務省わかってない」

辛坊
「相手国のためだけでなく国内の利権もからんでるから。中国の新幹線とか、このへんでやっとかないと・・・」

三宅
「日本とかドイツとかフランスとかと、入札でやると。中国は車両1つ買ってあとは自分たちでコピーしてやる。なぜ扇さん、前の国土交通大臣がへこへこするのか。経団連の会長もへこへこしてる。車両は故障する、そしたら日本は歴史認識が足らないと必ず怒ってくる」

辛坊
「新幹線でその問題に行く?」

三宅
「そうなる」

井沢
「隣の国なので、一方的に・・・(?)エネルギーは中国は日本の5分の1しか使ってないが、人口多い。50倍。将来は50倍使うかもしれない。原発ぐらいしかないが、日本は人口減ってるから原発なくしていいとなるかもしれないが、中国はチェルノブイリみたいなの作って、下手したら事故起こして、向こうは人口が1割死んでも1億2000万人だけど、日本は滅びる」

田嶋
「黄砂と一緒で向こうの空気が・・・」

宮崎
「石炭に頼ってる。火力発電。質が悪い。イオウの成分が。向こうの発電所で出てくる環境問題、東アジア、東南アジアにとって大問題」

辛坊
「誰も中国擁護しないから私がその役回りするが、ビジネスチャンス、日本から見たら」

井沢
「一方的にむしられる関係じゃなく、尊敬されてない。良い技術を提供することで、日本の安全確保するようにする」

橋下
「中国人の厚かましさは?漢民族だけ?腹立たしいんですが」


「生きるためにどうしてもそうやって厚かましくしぶとくやっていかないと生きていけないという歴史が長すぎた。どうしても生き残るためには、何が何でも嘘をついてでもごまかしてでも生き延びようという。何千年も引き継がれてきた」

たかじん
「僕は国民見るのは、食事の風景を見たらニュアンスつかめるのではないかと。中華料理の中国人の食べ方。うるさい、食べたもんはそのへんに食い散らかす。食べてるのかしゃべってるのかアイ・ドント・ノー!(小芝居が始まる)」

辛坊
「さて、中国とこの地域の関係は世界的な大きな問題になっています」

<<VTR>>

いきなりですがクイズです。
テレサ・テン、 欧陽菲菲(オーヤンフィフィ)、ビビアン・スーはどこの国の人?

(CM)

台湾という回答は間違い。日本政府の見解では・・・
先月11日、参院予算委員会で川口外相が「台湾は民主的な制度が定着した国」「台湾は経済的にも必要な国」と、「国」と呼ぶ場面が二度あった。
が、日本政府は二つの中国を認めないので、「中国の一部地域」として扱われる。
外相のは言い間違いで片付けられた。

陳総統が狙撃され、3万票の僅差で再選。だが、自作自演説が出たり、票の再集計が行われたりで混乱。

中国も台湾もそれぞれ「一つの国」と言った陳水扁氏。
統一か独立かの主権問題は棚上げにして対中関係を改善しようと言った連戦氏。

台湾には日本の音楽やドラマや漫画を愛する哈日(ハーリー)族がいる。
一方、中国は尖閣諸島に上陸して日の丸燃やし、靖国反対、教科書問題。

台湾は親日、中国は反日、なぜこんなに日本に対する思いが違うのか?

1895年、日清戦争で勝った日本は台湾を穣割され、日本にとって初めての植民地となった。1945年に敗戦を迎えるまで。政府は台湾に力を入れ、インフラ整備され、教育、民生、経済の基盤は日本に作られたと指摘する人も。親日なのはそのため。

が、戦後蒋介石の中国国民党が弾圧、国民党の独裁が続いた。中国の復権に伴い、台湾は日米から国交断絶され孤立したが、李登輝・前総統の時代から民主化が進み、国際社会で無視できない存在に。
中国経済の鍵を握る最重要地域。
だから中国は台湾を中国の一部として考え、独立認めない。ミサイルで狙いをつけている。

中国が中国の一部にミサイルを向ける?どういうこと?

<<VTR終了>>

<質問>
日本政府は台湾=中国の一部と位置づけているが、あなたはどう思うか?

中国の一部としたパネラーはゼロ。
全員、台湾は独立した「国」と答えた。
しかもみんなVTRが終わる前に回答を押し終えるという素早さ。

たかじん
「こういうこと声高に大人が言い続けている、不思議」

三宅
「台湾は中国共産党から支配されることは過去一回もなかった。明・清の時代も化外の地、未開の地でほったらかされていた。蒋介石が逃げてきたにしても、国連の代表権生まれた時に、俺は独立するよと言えばよかったのに・・・このへん、金さんどうですか」


「あの時、岸信介さんが何回も足を運んで、蒋介石に『台湾として残れ』と言った。かたや中国、中華人民共和国は中国の継承者ですから、台湾は台湾として残りなさいと言ったが、蒋介石はうんと言わなかった。あくまで中華民国の総統でありたいとして、個人のエゴで参加しなかった。それが国際社会からのけ者にされた発端」

井沢
「蒋介石の墓は・・・」


「自分は台湾の土に入らない、いつか中国を取り戻した時に返るんだということで、宙に浮いているんですよ、棺は」

三宅
「それは知らなかった」

辛坊
「本土で破れて逃げてきた人としては、死んでも戻りたいということ」

たかじん
「初めての植民地なのに親切なのは摩訶不思議」

宮崎
「台湾人からすれば、インフラ整備したり、統治は良かったと。諸外国から見ても、植民地がいいとは言わないけど、植民地政策として優秀だった」

辛坊
「台湾の教科書にも載ってますよね。大きなダム作った、灌漑設備作ったと」


「台湾人は素直、脳天気。暖かい所で食べ物にも困らないし、政治的主張が薄い。日本人はまじめで一生懸命何とかしようとした。インフラも整備したし、学校も作って教育のレベル高め、衛生もよくなった。明石提督、総統なんかは九州で死んだのに、台湾に埋めてくれと言った。蒋介石と全然違う」

三宅
「明石元二郎(あかしもとじろう)は日露戦争の時、スパイの元締めをやった人。他にも新渡戸稲造、東京市長になった後藤新平など、日本の歴史でも傑出した人が台湾に行って、好意的に見られている」

田嶋
「また変な空気にするかもしれないが・・・。台湾政府から出入りを禁じられている人もいる。最近では小林よしのりさん。従軍慰安婦問題で。嫌な思いをしてきた人もいる。親日家が大半かもしれませんが、虐殺された人たちもいる」


「虐殺されたのは国民党の一党独裁で、です。小林さんが入国禁止になったのは確かだけど、彼は台湾論という本を出した。従軍慰安婦の話は半分はでっちあげだと載せたら、一握りの国民党の保守派が騒いだ。こういう人間は入国禁止にすべきだと。私はおかしいと翌日すぐ台湾に入って、民主主義の逆戻りであるからおかしいということで、記者会見もして、そしたら1ヶ月足らずで解禁になった。陳総統がすぐ、言論の自由だから、民主主義だから、どういう立場であろうと言論によって罰されることはないと、あっという間に解禁になった」
(金さん(・∀・)イイ!!)

三宅
「素晴らしい国ですよ」

いとう
「基本的なことで申し訳ないんですが、中国が台湾を独立した国として認めないのはなぜ?どこに魅力があって独立させないのか?」


「いい質問ですね」

宮崎
「専門家(金さん)に聞きましょう」

(CM)


「当事者として答えます。専門家でなく。台湾はちょうどいいサイズ、地政学的にいい位置にある。台湾海峡を控えて。東海岸にはとても深い海も持ってる。中国にとっては太平洋に出るのに、いい基地を持ってる。軍事的にいい。中国はただでさえ人口多く、面積も大きいし、何十種類という人間がいて、新疆、ウイグル、モンゴルなど他民族を束ねて、掌握しにくい。台湾独立を認めてしまったら、ウイグル、チベットらも我も我もと独立したがる。だから。火の種を抱えている。それから中華思想として、常に国はひとつにまとまった一体でなければならないという宗教的信念。どの政権を担ってる人も、領土を減らしたら民族の裏切り者となり、ポスト保持できない。自分の目が黒いうちは領土を減らしたらいけない、むしろ増やすこと。でないと即地位を降ろされる。そういうことがいくつも重なって、何が何でも台湾が一つの国というのを認めない。そこに台湾人の気持ちは全然ない。先ほど井沢さんの19世紀的という話があったが、人間なんて虫けら。政権が大切。21世紀になってもそう。一人一人の人間なんてどうでもいい。今でもそういう思想の持ち主。人権思想なんて無理」
(金さん(・∀・)イイ!!(・∀・)イイ!!)

田嶋
「中国嫌いなのは、人権思想をないがしろにしてる点」

宮崎
「バンバン死刑にする。臓器売買も」

辛坊
「この前、賄賂取った役人が処刑された。普通の国では考えられない」

宮崎
「台湾、陳水扁さんがぎりぎり再選されたが、やはり台湾の人たちは性急ではないが独立したがってる?」


「間違いない。台湾の人間はかなり現実的。今の繁栄を変えたくない。万が一独立するといって中国攻めてきても嫌だから、だましだましゆっくり行こうということ。でも中国の一部になるのはごめん被るというのが大多数の意見」

辛坊
「お金持ちの人は中国本土に行ったり投資したりで、あまりややこしいことにしたくないという人も相当いる?」


「台湾の歴史は植民地の歴史、移民でできた国だから、現実的。思想がどうだとか主義主張がどうだとかではない」

三宅
「この前台湾にいって思ったが、中国本土に100万人ぐらい行ってて、投票日の時だけ帰ってきて、国民党の連戦に投票しようという運動をやった。空港に行くとそういう幕を持った人が出迎えている。が、一方では独立運動の人もいて、陳政権応援しようと、海外出た人も、帰ってきて応援しようとしてる。日本の平和ボケした選挙とはえらい違い」

橋下
「国民党は最終的には独立は目指すの?したくないように思うのだが。選挙でも半分近く国民党に票が。だったら半分は独立したくないということ?」


「投票数は半分に近いけど、それは50数年の教育の結果で、国民党は腐っても財産持ってる。50数年権力の座についてる人は、たくさんの人を買ってる。公務員になったり出世したり、特権を得てる、マスコミも支配してる。つまり国民党が負けると自分の特権がなくなる。国民党は独立したくない」

三宅
「国民党だけじゃなくて、親民党と合算して票を集めた。国民党だけではない」


「国民党に投票した人も親民党に投票した人も、台湾はひとつの国であるべきだし、みんなもう独立してる、したいと思ってるし、いっしょになりたくない。でもそれ言うと中国が攻めてくるかもしれないと。そしたら元も子もない」

たかじん
「若干パフォーマンスも入ってる。だから投票の数字を額面通りとってはいけないということですね」

辛坊
「この番組に対する認識変わった。格調高い。今日は特に格調高いですね(笑)」

三宅
「日本は国連との関係は決まっちゃってるから、でも台湾との関係を大事に。国交はないけど交流協会があって、民間の形はとってるが大使館みたいなのがある。その人を使って、陳総統に現状を変えるなと内政干渉じみたことをしてるから、それはやめること。関係をこれ以上悪化させないこと。疑う人は台湾に行ったらわかる。素晴らしい国ですよ」

ざこば
「昔僕らよう行った。今は水道の水飲めますか?」


「飲めます」

ざこば
「昔は飲めなかった。ミネラルウォーターの水飲んだ」

三宅
「台湾に何しに行ったの?」

田嶋
「怪しい」

ざこば
「僕は温泉が好きなんですよ」

井沢
「格調高い番組じゃなかったんですか?(笑)」

(CM)

<<VTR>>

いかりや長介さんも嘆いているに違いない。
今週の「ダメだこりゃ」

・江角マキコ、国民年金未払い問題
・トルコのイルハン選手、ヴィッセル神戸に。が、来日1ヶ月で怪我の手術でイタリアへ。4月下旬に帰ってくるとのことだが、もし帰ってこなかったら?
・六本木ヒルズの自動回転ドア事故。トラック脱輪事故で三菱ふそう謝罪。企業の倫理観はどうなってるのか。

<質問>
この中で一番「ダメだこりゃ」なのは?

「回転ドア・三菱」が大半。
ざこばといとうのみ「江角」

この話題の起こしはカットさせていただきます。ご容赦をf(^ー^;
オチは、三宅先生の
「社会保険庁はもう解体しよう」

(CM)

辛坊
「田嶋さん、次のコーナーがんばっていただきますよ」

<<VTR>>

大相撲大阪場所。
大阪府知事太田房江、知事賞を渡すために土俵に上がりたいが、かなわなかった。
女人禁制がしきたりだが、土俵に女性を上げないのは差別ではないか?という批判の声も。
こうした声は世界中で。

職業の呼び方も変わった。
スチュワーデスがキャビンアテンデントに。
看護婦が、女性看護師に。
保母が、女性保育士に。

「ジェンダーフリー」の思想。
3月3日と5月5日の間にある今日、4月4日。中立の立場で考えてみよう。
「ジェンダーフリー」とは、男らしさ女らしさの規範を見直し、男女を全く同じ条件で扱うことを言う。

男女混合名簿。
騎馬戦も男女混合。
「男らしく女らしく」は教育現場でタブーになっている。

日本、アメリカ、中国、韓国の高校生にアンケートとったら、
男は女を守るべきか?という問いにYESと答えたのは
アメリカ90.8% 中国84.4%、韓国71.2%
日本は69.7%で、4カ国中最低。

ここから寸劇。
A=男らしく女らしくの世界
B=男女平等の世界

Aの世界。
父親が息子に向かって、「男のくせにぴーぴーなくな!」
(三宅さん「そう、男は泣いちゃいかん」とツッコミf(^ー^;)
母親が娘に向かって「女の子なんだから料理ぐらい覚えなさい。お嫁に行けないよ」
(ユウコもそう言われて育ちましたf(^ー^;)
いじめっ子にいじめられてた女の子を「男やから守る」と庇った男の子。

これらの発言が全てタブーになるのがBの世界。

Bの世界。
大相撲に女性力士登場、宝塚歌劇に男性登場。
男が「君の作ったみそ汁を食べたい」と女にプロポーズ。
そこへ田嶋似の役者が出てきて、
「あなたは彼女をみそ汁製造機だと思ってる!女をなめるな!」
やがて結婚制度廃止。
飲食店では女性サービスデー。女性客らが「ラッキー」と喜んでいる。
そこへまた田嶋似が登場。
「特別扱いされてるのはなめられてる証拠!」
女性専用、女性は安い、というのがなくなる。
船が嵐に遭う(BGMはタイタニック)。
船員が「船が沈むぞ!女子供から先に避難しろ!」
そこへまた田嶋似が登場。
「ちょっと待ってよ、男女平等だろ。逃げる順番はジャンケンで決めろよ!」
女性が先に逃げるのも男女差別?

<<VTR終了>>

<質問>
あなたはAとB、どちらの世界を選びますか?

宮崎は「選べるか!」と保留。
田嶋はB(完全に男女平等)
あとは全員A(男らしく女らしく)

田嶋
「昔の方が懐かしくてきれいに見えるだろうけど、新しい物は何でもイライラトゲトゲしてるもの。世の中変わってるんだよ」

ざこば
「僕じゃなくてある噺家に聞いたんやけど、大阪市か大阪府の仕事で、司会の仕事する時、『奥さん』と言わんといてくれと、名前で呼べと。そんなアホなことあるか」

田嶋
「普通は名前をきいてやるから。(夫婦で同じ名字なら)下の名前で聞いてやればいい」

ざこば
「でも夫婦やで。『ご主人どう思われますか?』とかじゃ何があかんの?」


「自然にね、呼べばいい。三宅さんは奥さんのことを『ひで子さん』とか言う」

田嶋
「三宅さん、最高!」

ざこば
「奥さんが主人の場合もあるから、というのが答えらしいが。・・・う〜、おかしやろ!」

田嶋
「奥さんというのは、北の政所みたいに奥に引っ込んでるんだよ。ご主人とは犬との関係。ポチだよ」

ざこば
「今はそういう時代ちゃうの。素直に旦那が奥さん、でええやん」

田嶋
「よくない」


「確かに今度の質問は答えにくい。男は男らしく、女は女らしくと決め付けるのはおかしいし」  

田嶋
「金さん、いいこと言う!久しぶりに!」


「久しぶりにあなたと会うので、たまには意見も一致する。田嶋さんもだいぶ柔らかくなったしね(笑)。世の中は男女平等と法の下で決まってるんです。ただ問題は、男も女もおんなじというのはつまんないですよ。この世の中、男がいて女がいて、違うからおもしろい。今の考えはユニセックスみたいなもの、大反対」

田嶋
「同じにはなれないって、同じという言葉がおかしい」

三宅
「ご主人たって奥さんは自分のご主人を殿様だと思ってるわけじゃない。奥様というのは女中の10人ぐらい使ってるのが奥様。昔からの定義で作ってるんじゃなくて」

ざこば
「『うちのまゆみが』とか言うのはあかんのか」

田嶋
「いいじゃない。じゃあ奥さんも『うちのざこばが』って言えばいい」

ざこば
「もうあんたと喋りたないっ!」(一同笑)

(CM)

田嶋
「男らしさを生きると得。強くなって自立人間になる。女らしく生きる人は弱さを強要される。男なしでは生きていけないように仕立て上げられる」

いとう
「そんなことないですよ」

田嶋
「おてんばはいけないよと言うのは、体力をつけさせないため。男は木登りして女は木登りさせない。体力をつけさせない。男より体力つけるなってこと。恐ろしいことだよ」

一同、( ゚Д゚) ハァ?・・・と呆れる

辛坊
「その体力差とか身長差とか、それら全部が文化に基づくものですか?(ややキレ気味)」

田嶋
「何千年間も女らしくと言われたら、遺伝子に組み込まれちゃう。が、団地が増えて椅子の生活になったら、みんな足が長くなってきた。それと同じで遺伝子も変わる」

宮崎
「それがジェンダー思想」

橋下
「好きな方選んだらいい」

田嶋
「政治なんですよ。男は一家の主人になるように、女は男を補助する存在になればいいという社会規範」

橋下
「イラクに派遣されてるのは多くは男。選ぶ自由は与えていいと思うが、男らしさ女らしさを否定することでもないでしょ」

田嶋
「でも女は勉強してえらくならなくてもいいと。男はえらくなれと。私も女らしくと言われておかしくなった。男も、やさしくいたい人に強くなれと言われても、自分の悲しさや寂しさを表現できなくなる。いきなり暴力になる」

ざこば
「田嶋さんは自分の考えに酔ってる。僕も自分の考えに酔ってるが、でも僕は間違ったら『間違ってた』とすぐ言う。が、あなたは・・・」

田嶋
「間違ったこと言ってないもん」

ざこば
「おかしいと俺は思ってるよ。みんなもおかしい言うてる」

田嶋
「みんなとは違うよ。私に賛成されない人は多いと思うが、私は神経症などで苦しんできた。自分で自分を作り直して、やっと自由な自分になれた」

橋下
「じゃあ男らしさを選択した?」

田嶋
「そんなことない。へたな女より女らしいですよ、私は(笑)」

三宅
「ジェンダーの陰にはすごい性教育がある。私も恥ずかしいが、千葉市の公立中学校で、福祉保険局が指導してるんですが、あまりひどいので。ししくらさん(宍倉さん?)という市会議員が質問した。そのコピーを僕はもらった。サランラップの芯を男の性器に見立てて、教室で基本授業でコンドームの使い方を教える。女の性器を黒板に書いて名称を大声で読ませる。その後で、男が女のスカートまくって『実物見せろ』とキャーキャー。13〜4才から中絶があって、感染病を教えないといけないと言って、自分らの非を認めない。これからもやると。こんなことやってたら国が滅びますよ」

田嶋
「やり方はともかく、セックスするなと言っても、してるわけ」

三宅
「なぜするなと言わないのか。子供が煙草吸ったらいかんと言うでしょ。酒飲んだらいかんと言うでしょ。なぜセックスするなと言わないのか」

田嶋
「現実を見たら、ただするなと言っても仕方ない。今、性感染が多い、子宮頸ガンが。対策取らないと滅びる。逆なんですよ」

宮崎
「学校教育でやるなということ?三宅さんが言うことわかるが、首尾一貫してて賛成できる部分もあるが」

三宅
「じゃあ賛成しなさい!」(一同笑)

宮崎
「性交禁止する法律作るしかなくなる?」

橋下
「じゃあ三宅先生、何才から性交OK?」

三宅
「それはわからない(笑)」

辛坊
「小学校2年から性交とはどうやってやるかを教えて、小学校3年、4年で、今度改訂される前の教科書では、ヴァギナとかペニスとか大声で呼ばせる。教育おかしい」

三宅
「子供が帰宅して、『お母さん、うちでは週に何回性交渉するの?』って聞いたりする。おかしい」

辛坊
「ジェンダーフリーとリンクしてる」

たかじん
「先生が黒板に書いて、『はい、ペーニース!』とか言ってるわけ?」

田嶋
「別の名前で言われるよりいいでしょ。トイレに書いてるような」

たかじん
「ちーんーこ!」(←ピーなしf(^ー^;)

辛坊
「行き過ぎということで今度は削除になったが、この3年間はそれでやってた」


「田嶋陽子さんね、ここ数年苦労されて柔軟になったかなと思ったが、この件については全く変わらないのよね。初めから女性が弱い立場と決め込んでることが間違い。今の時代、女性の方が弱いと信じてる人がどれだけいるかしら。今はむしろ女性の方が有利とか強いと思います。私は自分は自己主張の強い自立した人間だと思うが、正直私は守ってもらいたいですよ。人間は自分が自立した人間であっても、どこかで誰かが守ってくれるという、こんな素晴らしいことはない。男と女がいて次の世代が生まれる、それは素晴らしいことで、でないと人間は滅びますよ」
(金さん感動!( ´Д⊂ヽウェーン・・・でも田嶋はこの間、茶々いれまくり)

田嶋
「そんなこと言ってない。いい関係を作ろうと言ってるんですよ」


「あなたみたいな言い方じゃ、いい関係作れないですよ(笑)」
(金さん(・∀・)イイ!!もっと言ってやって!)

(CM)

橋下
「学校教育おかしいということで、男らしさ女らしさ復活させる」

たかじん
「学校で教えることかな〜」

宮崎
「家庭で教えればいい」


「自然に違ってくるものだと。後天的なものも大きいが、先天的なものも同じぐらい大きい。私の孫たちも1才2才は同じだが、大きくなると自然に違ってくるもの」

田嶋
「髪の毛短いポマードの匂いの人は外に働きに出てる、髪の長い人は料理作って玉ねぎ切って泣いてる、とわかる」

一同失笑・・・どうしようもない、この人はf(^ー^;


「田嶋さんは自分の家庭のこと言ってて何もご存知ない。うちは男女とも働いている。それが別にいいとは言ってない。女性は出産の役割がある。ある種の特権があって当たり前だと思う。朝から晩まで働いてるのはいいわけないが、私の娘みたいにテレビ局で朝から晩まで働いてるのいいとは言わないが、個人の選択だからそれでいい。孫が女の子は女の子らしくなって、あなたの言ってるのは全くの偏見、思い込み」
(金さんほんと(・∀・)イイ!!よく言ってくれました!)

田嶋
「男は男らしくなんて言わなくていい、あなたらしくでいい」


「ホルモンの分泌の関係でそうなると言ってるの」

三宅
「消防士、女性がやってもいいが、火の中に飛び込んでいくのは男の仕事。女にやらすもんじゃありません。そういうことやらせる男はチンポをちょん切ってね・・・」

一同爆笑。たかじん、「もうやめて」という感じで土下座して拝むようなポーズ。

<<番組終了>>

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オチがこんなでいいんかしらf(^ー^;?
と多少の疑問を抱きつつも、今回は本当に楽しかったです。勉強にもなったし。
中国や台湾の実情って、あまりテレビでこういうふうに伝えられてきてませんよね。
なので、関西ローカルとはいえ非常に意味があったのではないかと思いました。

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■ 2004/04/02 「ザ・ワイド」平沢&山崎訪中の件

自民党の山崎拓前副総裁、平沢勝栄衆院議員が北朝鮮との接触のため中国を訪問した件で。

(VTR)

重村教授
「今回もまんまと北の工作にのせられている。発展はない。参院選見据えて自民党はどうなるのかというのを北は見たい。交渉相手は前回12月の非公式会談と同じく決定権のない役職の人ばかり。拉致問題や日朝関係の改善には意味はなく、結局は北の役人と日本の政治家の利権の都合による話し合いになる。これまでの教訓、政治家が外交を動かそうとしてはだめ。複雑にこんがらがる」

蓮池透
「山崎さんは北朝鮮については素人。そういう方が日本政府の付託を受ける権限をお持ちかどうか疑問。民間の方が行って話をして効果があるのか。できればやめてほしい。きちっと筋道を通してほしい」

福田官房長官(会見)
「政府部内には伝えられていなかった。総理も了解ないということで、規範違反。相手に間違ったメッセージを与えないように」

ナレーション
「政務官が海外に行く場合は届け出ていかないといけない。大臣にも知らせていなかった。責任を問うべき。小泉首相も今朝、新聞で知ったと」

(VTR終了。スタジオへ)

草野仁
「政府間交渉で一本化すると確認したばかりなのに。平沢さんは先月山崎派に入ったんですが・・・」

有田芳生
「問題は2点ある。12月に平沢さんらが会談した時、世論の批判もあって、政府で一本化すると、政府もそうする、マスコミもそう伝えた。なのに行ったこと。また、前回と違って救う会が入ってない。西岡さんが前回行ったが、北と交渉する時に朝鮮語がわからなければ、向こうが何を打ち合わせているかわからないから。今日の夕方、平沢さんらが帰ってきて、平沢さんは総務政務官を辞職するということだが、何でこうなったのか、何が話し合われたのかを明らかにすることが必要」

草野
「平沢さんは長い間、ご家族のために頑張ってきたが、この数ヶ月で信頼を失って行っている」

有田
「熱意はわかるが、背後に動く人たちの存在、ブローカー的な人の存在も言われてる。善意の熱意も否定的に捉えられてしまうという残念な結果になりかねない」

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短く取り上げられただけでした。
今夕、平沢氏&山崎氏は帰国するそうです。続報を待ちましょうf(^ー^;

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