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石巻の除染指定を解除 宮城県内9市町で初・環境省
環境省は21日、国の財政支援を受けて市町村が除染を進める「汚染状況重点調査地域」に指定した自治体のうち、宮城県石巻市の指定を解除すると発表した。解除は25日付。宮城県内で指定を受けた9市町のうち、解除されるのは初めて。 同市が地上で詳細な空間線量率の測定を実施したところ、空間線量が指定基準の毎時0.23マイクロシーベルト以下となったことが確認された。 同市は2011年12月、文部科学省の航空機によるモニタリング調査で、空間線量が毎時0.23マイクロシーベルト以上の区域が一定程度あるとして指定を受けた。線量が高い地域は牡鹿半島や金華山の山間部で人家が少なく、実際に除染作業は実施されなかった。 解除されるのは、昨年12月の福島、栃木両県の3町村に続き、4市町村目。石巻市の解除で、重点調査地域に指定されているのは東北、関東8県の100市町村となる。
2013年06月22日土曜日
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