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辛坊さんと岩本さんが謝罪「申し訳ありません」

海上自衛隊に救助され、報道陣に頭を下げるニュースキャスターの辛坊治郎さん(右)と岩本光弘さん

 「たくさんの方に迷惑をお掛けして、申し訳ありませんでした」。太平洋上で海上自衛隊の救難飛行艇に救助されたニュースキャスターの辛坊治郎さん(57)は21日深夜、神奈川県の海上自衛隊厚木基地に到着後、全盲のセーラー岩本光弘さん(46)とともに報道陣の前で涙を浮かべながら深々と頭を下げた。

 辛坊さんは「救助ボートの音が聞こえて『帰れる』と思った」と救出時の様子を安堵しながら振り返り、「この国の国民で良かった」と海自への感謝の言葉を繰り返した。

 浸水時の状況について聞かれると、岩本さんは「ゴンゴンゴンと3回、右舷から突き上げる感じがして、ヨットが斜めになった。クジラがぶつかったかと思った。天候はここ数日と比べ、穏やかだった」と説明。

 辛坊さんは「一刻も早く逃げないと沈む。それしか考えていなかった。食料や水は十分にあったが体温がどんどん下がっていったので、明日まで持つかどうか不安だった」と話した。浸水は脱出時、膝下まで進んでいたという。

 人為的ミスの有無については、岩本さんは「なかったと思う」。辛坊さんは「結果的にこれだけの人に迷惑を掛けたので、なかったとはいえない。ただあの浸水速度ではすぐ気付いても間に合わなかったと思う」と釈明した。

 2人は衰弱した様子もなく、報道陣の問い掛けにしっかりとした口調で答えた。救難飛行艇内で簡単な手当てを受け、医療機関での治療は必要ないという。

 その後、2人は22日午前0時すぎから東京都新宿区の吉本興業東京本部で記者会見。

 辛坊さんは「救助にたくさんの人手や税金を使うことになり、反省しなければいけない」とあらためて謝罪。再チャレンジについては「もう一回やりたいとは口が裂けても言えない」と厳しい表情だった。

(2013年6月22日00時23分  スポーツ報知)

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