県内ニュース

サクランボ、生食以外の活用は… 県と上山明新館高、商品開発の実習開始

2013年06月22日 10:38
紅さやかを収穫する上山明新館高の生徒=上山市皆沢
紅さやかを収穫する上山明新館高の生徒=上山市皆沢 (クリックで拡大表示します)
 本県産サクランボを生食以外で有効活用しようと、県と上山市の上山明新館高による加工商品開発実習プロジェクトが21日、同市で始まった。生徒が主体となり、液体状にしたピューレなどの製造と、これら1次加工品を応用した食品の試作に挑戦する。

 労力の不足や規格外などで、収穫と出荷が困難なサクランボの付加価値を高める狙い。県によると、中でも早生品種「紅さやか」は、生食用の収穫適期を過ぎるとポリフェノールの一種アントシアニンが増加し、赤色素も強まり加工に適する利点があるという。

 この日は上山市皆沢の果樹園で、同校食料生産科の2年生15人が受粉樹として栽培されている紅さやかを収穫。加工しやすいよう軸を残してもぎ取り、約100キロを集めた。今後は市内の企業とも連携し、7月以降をめどにアイスクリームや焼き菓子を開発する。同校の鈴木愛花(まどか)さん(16)は「山形県特有の商品を作りたい。サクランボのジャムをクリームに混ぜたら面白いと思う」と話していた。

関連記事

by weblio



文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大
ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【アサガオの絵を募集しています】
    山形新聞社は、今春から展開している「やまがたあしたねプロジェクト」で、アサガオを観察して描いた「絵」と、「あなたのあしたね(=大切なもの)」の投稿を募集しています。「わたしのアサガオ観察日記」として連載します。はがきで、またはウェブサイト(http://www.ashitane.info)からご応募ください。
    「やまがたあしたねプロジェクト」…アサガオを育て、実った種を大切な人へ贈る。こうした小さな行為を通じて、思いやりの心と大切なものを見つめ直し、あしたへとつなぐ参加型のプロジェクトです。問い合わせは山形新聞社「あしたね」係023(622)5271。
  2. 【参院選の標語を募る】
     第23回参院選は7月4日公示、同21日投開票で行われることが固まりました。県選挙区に立候補を予定している陣営は選挙戦に既に走りだしています。山形新聞、山形放送は、投票総参加と明るく正しい選挙を呼び掛ける標語を募集します。
     ▽応募資格=県内在住者
     ▽作品=はがき1枚に1作品を記載。1人何枚でも可。住所、氏名、年齢、職業(学校名)、電話番号を明記
     ▽締め切り=6月24日(月)必着
     ▽発表=6月28日(金)の山形新聞紙上、山形放送のニュース
     ▽表彰=特選1点(賞金5万円と副賞)、入選若干(賞金2万円と副賞)
     ▽表彰式=7月1日(月)午後3時、山形メディアタワー
     ▽送り先=〒990―8550 山形市旅篭町2の5の12 山形メディアタワー 山形新聞、山形放送選挙標語係
  3. 【県縦断駅伝の写真提供します】
     山形新聞社は、第58回県縦断駅伝競走大会で、本社カメラマンと記者が撮影したレース写真をホームページ(HP)「やまがたニュースオンライン」に掲載し、有料で提供します。写真サイズは、キャビネ判から四つ切りまで4種類で価格は表の通り。山新ヨモーニャくらぶ会員は20%引きです。アドレスhttp://yamagata-np.jp/p-shop/
  4. 【やまがたの野鳥を聞く】
     インターネットと紙面が連動し、野鳥の鳴き声を文字と音で紹介する企画「やまがたの野鳥を聞く」。本紙の記事を読んで、ホームページにアクセスすると、県内に生息する鳥たちのさまざまな鳴き声を耳にすることができます。ログインはこちら。また、携帯・スマートフォンの有料ページにも同様のコンテンツがあります。携帯・スマートフォンサイトへのアクセス方法は、こちら
  5. 【山新おしどり金婚さん顕彰】
     山形新聞、山形放送はことしも「山新おしどり金婚さん」の顕彰事業を行います。結婚して50年になるご夫婦の人生を祝福し、お二人の名前を刻んだ盾(レリーフ)を贈ります。4月1日から申し込みを受け付けます。
    【対象】1963(昭和38)年に結婚されたご夫婦としますが、結婚50年を経過し、これまで顕彰を受けていないご夫婦も申し込みできます。
    【申し込み方法】証明書などは不要です。所定の用紙に必要事項を記入し、山形新聞の本社、支社、販売店、もしくは居住する市町村の老人クラブに提出してください。申込用紙も用意してあります。
    【受付期間】4月1日(月)から5月31日(金)まで。
    【顕彰】8月中旬の山形新聞紙面で紹介し、盾を市町村の敬老会や福祉のつどいなどの席上で贈呈するか、もしくは、販売店からのお届けとします。
    【盾】元国画会会員、元山形大名誉教授で彫刻家だった故染谷英五氏が制作したレリーフです。
    【問い合わせ】山形新聞社・おしどり金婚さん顕彰事務局023(622)5271。
    【個人情報の取り扱い】申し込みいただいたお客さまの個人情報は山形新聞社、該当エ
    リアの販売店および取扱業者で適正に管理し、盾の制作やお届け、山形新聞の業務案内に利用させていただきます。
  6. 【「私の主張」投稿】
     山形新聞は、「意見のページ」で募集している「私の主張」「若者の声・少年少女の声」について、ホームページ「やまがたニュースオンライン」から投稿できます。バナーをクリックし必要事項を記入し、ご意見をお寄せください。
  7. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  8. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  9. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  10. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報、おくやみ… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  11. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から