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寒河江市、台湾・台北の見本市に「紅秀峰」初出展

2013年06月22日 09:01
寒河江市は無加温で栽培した紅秀峰を台湾に初輸出。来年度以降の本格輸出に向けて輸送方法などを調査する
寒河江市は無加温で栽培した紅秀峰を台湾に初輸出。来年度以降の本格輸出に向けて輸送方法などを調査する (クリックで拡大表示します)
 寒河江市は、26~29日に台湾・台北で開かれる国際食品見本市「フード台北」に同市生まれのサクランボ「紅秀峰」を初出展し、来年度以降の本格的な輸出販売に向けた可能性を探る。

 6月下旬から7月に収穫期を迎える「紅秀峰」は日持ちが良く食味に優れている。市は高級品の贈答文化が根強い台湾を有望な輸出先と見込み、寒河江産サクランボの輸出試験に取り組むことにした。

 市は無加温の紅秀峰約40キロを用意し、4日間で約千人に試食してもらう。船便と航空便(共に冷蔵用コンテナ)で輸出し、両者のコストを比較。さらに化粧箱入りとばら入り、実を一粒一粒保護する新型容器(県園芸試験場が開発)の3種類で輸送し、品質の変化を調べる。現地では試食した人からアンケートに回答してもらい、今後の輸出に向けた参考にする。

 物流コストや品質保持などの課題をクリアできれば、市は早ければ来年度から輸出販売を行う方向で、サクランボ以外の農産物や台湾以外への輸出も検討していきたいとしている。

 フード台北は、昨年の実績で28カ国・地域から1020の企業・団体が出展し、約6万人が来場した。

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