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神様桧山のお告げ V条件は「我慢」

室内練習場でバットを振る桧山(撮影・宮崎幸一)
室内練習場でバットを振る桧山(撮影・宮崎幸一)

 神様は我慢する。阪神桧山進次郎外野手(43)が悲願の優勝に向けてキーワードに「我慢」を挙げた。DeNA戦が雨天中止になり、今日22日に仕切り直し。首位巨人とのデッドヒートが続くが、室内練習場で打撃練習を終え、自らに言い聞かせるように話した。

 「まだ半分も終わっていないからね。もちろん、目指すところは優勝だけど、我慢して戦っていくだけ。1戦1戦、自分たちの野球をやっていくだけだよ」

 ペナント争いは巨人との一騎打ちが濃厚で、プロ22年目のベテランにとっても初めての展開だ。交流戦期間中も首位の座を巡り、つばぜり合いを演じた。1歩も譲らない直接対決をいかに制するか。百戦錬磨の虎戦士の口から出たのは「我慢」だった。夏場は投手、野手ともに疲労がたまり、総合力が問われる。険しい道を突き進むためにも逆境でグッと耐える力が求められる。まさに巨人との胸突き八丁の我慢比べなのだ。

 ベテランの背中でナインを引っ張る。7月1日には44歳の誕生日を迎え、年相応の冷静な姿は頼もしく映る。「マスコミとか周囲はそうやって(巨人とのマッチレースと)騒ぐけど、自分たちは自分たちのやるべきことをするだけ」。いかに地に足をつけて戦えるかだ。03、05年の優勝に貢献した男らしく腰を据える。

 今季も代打の神様として君臨する。20打数4安打で打率2割だが、勝負強さは健在だ。昨年12月、契約更改時には厳しい口調で「(12年に)巨人をあれだけ独走させたのも、うちが対戦成績であまりにも悪すぎたから。生ぬるいことをしていて優勝できない」とも話した。その言葉通り、妥協しない。出場機会のない試合後、甲子園のベンチからは若手よりも後に姿を現すケースも多い。額には大粒の汗…。バットを振り、感覚を保とうと必死なのだ。秋に頂点に立つために背中で引っ張る。【酒井俊作】

 [2013年6月22日11時17分 紙面から]

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