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2013年6月21日(金) 19:05 |
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死刑囚との「接見妨害」で提訴
広島拘置所で拘置されている死刑囚と、再審請求のために打ち合わせをする際、職員の立会なしでの面会が認められなかったのは違法として、弁護士らが、国を相手に岡山地裁に提訴しました。
提訴したのは、岡山弁護士会の杉山雄一弁護士ら3人です。 杉山弁護士らは、2004年、井原市で強盗殺人を起こしたとして死刑が確定した片岡清・死刑囚の弁護士として、再審請求の準備を進めていました。 去年6月と9月、打ち合わせのため広島拘置所を訪れ、職員の立ち合いなしで片岡死刑囚との面会を求めましたが、拘置所は認めなかったということです。 杉山弁護士らは、法律では、「適当な事情があるときは立ち合いをさせないことも可能とされているため、拘置所の判断は違法と」主張し、国を提訴しました。 拘置所側は、死刑囚の面会は職員の立ち会いが原則で、立ち合いのない面会を認めるかは、拘置所の判断で決めているとしています。
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