“危険な週末”がやってくる!? 今度の日曜日、6月23日の午後8時32分は、月が最も地球に近付くタイミングで、しかも満月という「スーパームーン」だ。つまり、いつもより大きく明るい月を見ることができる。次回は14年8月11日の午前3時ごろなので「天体ショー」として鑑賞する時間帯としては今回が最適。だが、満月が大きく明るく輝く夜には思わぬ惨劇が起こるという専門家もいる。その理由とは――。
月の軌道は楕円のため、地球との距離は遠いときには約41万キロ、近いときには約36万キロ弱と、かなりの開きがある。今回は約35万7000キロでの満月。見え方がどれだけ違うかというと、遠いときの満月より10%以上大きく見えて、30%以上明るい。見た目は美しいこのスーパームーンには実は不気味な話がつきまとう。
「満月の日には殺人や交通事故が激増するという話がある。人間の体内には水分が80%以上あるので、生体にも潮汐作用が働くというバイオタイド理論がその根拠ということです」と指摘するのは、UFO研究家としても知られる竹本良氏だ。
もともとは、米国・マイアミの精神科医アーノルド・L・リーバー氏の学説だ。同医師は「月と人間の感情や行動との関連」について長年研究し「人間や動物の行動や感情の動きに月の引力が影響を及ぼしている」と発表したもの。
さらに竹本氏はこう話す。「オーストラリアのニューカッスル大学の研究によると、満月の日に大ケガをして病院に運ばれてきた暴力的な患者数は、全体の約4分の1となったという。月の引力が人間の脳に影響を与えたのか、あるいは満月の明るさで躁状態になってアルコールや薬に走ったのではないかという話です」
この研究は、2008年8月から09年7月までの1年間で、ニューカッスルの病院に運ばれた鎮静が必要なほど暴れた急患と月の満ち欠けを調べたもの。
1年間で91人が運ばれ、うち21人が満月の日だったという。
満月というだけで、人間の行動や感情にかなりの影響を与えるという説があるのに、地球に月が最接近するスーパームーンとなれば、何らかの悪影響を及ぼす可能性は高いと見るべきだろう。
故マイケル・ジャクソンさんの大ヒットミュージックビデオ「スリラー」でもおなじみの「満月を見て狼男に変身する」人間はいなくても、感情的に狼になる男たちがいてもおかしくないということだろう。
竹本氏は一方で「UFO研究家としては、翌日の24日が“UFOの日”なので、大きくて明るい月をバックにUFOが出現してくれれば、超ハッピーなスーパームーンになるかなと思います」と話す。
1947年6月24日、米国でケネス・アーノルド氏が自家用機を操縦中、世界初のUFO目撃者となり“空飛ぶ円盤事件”として世界中で大きく報道された。
そのため6月24日が「UFOの日」とされ、この日は世界中のマニアがUFO観測を行う習わしになっているという。スーパームーンとUFOの“コラボレーション”が期待される。
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