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脱原発を訴える株主らが
志賀原発の廃炉を求める事前質問書を提出 |
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北陸電力の株主総会を前に、脱原発を訴える株主らが18日、志賀原子力発電所の廃炉を求める事前質問書を会社側に提出しました。
富山市の北陸電力本店を訪れたのは富山や石川の株主ら20人でつくるグループで、今月26日の株主総会を前に18項目の事前質問書を提出しました。
質問書では志賀原発の断層調査や安全対策にこれ以上費用をかけずに再稼働をやめて廃炉にすることなどを求めています。
受け取った北陸電力総務部株式チームの神島肇統括課長は、「株主総会で適切に対応する」と答えました。
北陸電力は現在、志賀原発で津波に備える防潮堤などの安全対策に加え、7月に施行される新しい原発の規制基準に向けて、フィルター付きのベント設備の設置工事などを行っています。
主な安全性向上策としては合わせて600億円あまりの経費を見込んでいます。
また1号機の真下にある「Sー1断層」調査については最終報告を急ぐ一方、再稼働の申請に向けた準備も進めています。
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