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平成18年7月31日紹介分

  • 紹介者(上原司書)からひと言
    この月は、新刊本2冊と、夏休みということで小学校高学年向けの本を3冊紹介しました。
    『三重の味千彩万彩』は三重の郷土料理に関する本ですが、調理法だけでなくその料理を食した背景や、食材の歴史などもまとめられています。
    『いるるは走る』は江戸時代に実在した桑名藩の下級武士が綴った「桑名日記」「柏崎日記」を題材にした物語です。この2つの日記は、越後の柏崎に単身赴任になった家族が、桑名に残した子どもの成長を見守るために始まった“交換日記”です。家族が子どものことを想うのは当然のことながら、地域の人々が子ども達を守り育てている様子が物語からも伺えます。なお、物語は実際と異なる箇所もありますので、ご注意ください。
    『150cmライフ。3』、『オリエント急行とパンドラの匣』の2冊は著者が、『祈祷師の娘』はイラストレーターが、三重県出身です。三重県出身で全国的に活躍されているかたがたを知っていただきたく紹介しました。 それぞれに個性的な作品ですので、一度手に取ってみてください。
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