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【大リーグ】

イチロー、内野安打&好守備 照明で球見えず「恐怖の打球」

2013年6月22日 紙面から

◇レイズ8−3ヤンキース

 イチロー外野手(39)が足と守りで奮闘した。本拠地でのレイズ戦に6番右翼で先発。5回の第2打席は一塁手正面へのゴロだったが快足を飛ばし、ベースカバーに入った相手先発ムーアに競り勝って内野安打。2回1死二、三塁の守備ではロバトンの放った右前への浅い打球をスライディングキャッチしてみせた。

 試合後に好捕を振り返ったイチローは「(ボールは)見えてないです。照明が(目に)入ってて、取るのに必死だった。僕にとっては恐怖の打球」と目に見えない超美技だったと解説。結果的に体勢が崩れ、タッチアップした三塁走者を刺せなかったが、「通常取れない。消えてんだもん。『ここに来てくれ』と思って(グラブを)出したら入った」と安堵(あんど)の表情で振り返った。

 試合は先発ペティットが7回途中で5失点。打線もかみ合わず連敗となった。ここ10試合で3勝7敗と下降気味のチームにあって、イチローはここ5試合で打率3割5分3厘と好調。守備でも好守を連発するベテランの孤軍奮闘が続く。 (ニューヨーク穐村賢)

 

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