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【芸能・社会】

菊之助、お岩ゆかりの地で祈願 東海道四谷怪談で初役

2013年6月22日 紙面から

七月花形歌舞伎「東海道四谷怪談」の安全を祈願した尾上菊之助=東京都新宿区で(五十嵐文人撮影)

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 歌舞伎座の七月花形歌舞伎「東海道四谷怪談」で初めてお岩を演じる歌舞伎俳優、尾上菊之助(35)が21日、お岩の墓がある東京・巣鴨の妙行寺や、ゆかりのある新宿区の於岩稲荷(おいわいなり)田宮神社、陽運寺を巡り、舞台の安全を祈願した。

 お岩役と音羽屋はもともと縁は深かったが、父、尾上菊五郎(70)や祖父(七代目尾上梅幸)は演じていない。音羽屋の俳優が演じるのは戦後初となる。

 菊之助は「音羽屋では『四谷さま』とお呼びして、夜は台本を開いちゃいけない。怖い、力のある演目なので、先輩たちからも『早くお参り行ってこい』と言われ、気合が入りました」と感想を述べた。

 お岩役には故中村勘三郎さんから「いつかこれやりなよ。オレが教えてやるから」と言われていたといい、「中村勘九郎さんにも話を聞いている。心強い味方がたくさんいる」と話した。

 新婚生活については、「(妻が)支えてくれるので舞台に専念できる」と充実した様子をうかがわせ、「(子どもは)授かりたいといつもお願いしてる」と明かした。

 

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