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インド北部の大雨 死者500人超
6月22日 1時8分

インド北部では大雨で川が氾濫したり土砂崩れが起きたりして、これまでに500人以上が死亡し、捜索が進むにつれて犠牲者はさらに増えるおそれが出ています。

インドでは今月上旬から雨季に入り、北部の山あいの地域では平年を大きく上回る雨量を記録していて、ウッタラカンド州などでは川の氾濫や土砂崩れで住宅や道路が押し流され、中には広い範囲が土砂で埋まった村もあります。
州政府によりますと、現地では20日から軍などによる捜索活動が本格化し、21日、1日で新たに400人以上が遺体で見つかり、これまでに576人の死亡が確認されました。
被害の全容はまだ明らかになっておらず、捜索が進むにつれ犠牲者はさらに増えるおそれが出ています。
また、ウッタラカンド州の山あいにある複数のヒンズー教の巡礼地では、ふもとの町との間を結ぶ道路が土砂崩れで寸断され、巡礼者や観光客など合わせて6万人余りが孤立しています。
軍の部隊などがヘリコプターを使って、孤立した人たちをふもとの町まで移動させるなど救助活動を続けています。

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