在日外国人に発行される在留カードを偽造したとして、大阪府警国際捜査課などは21日までに、有印公文書偽造容疑で大阪市西区九条、中国籍の会社員鄭為文容疑者(29)を逮捕した。
同課によると、偽造カードは「永住者」資格だった。容疑を認め、「仕事を掛け持ちしたくて、偽造パスポートと一緒に約1万9000円でインターネット注文した」と供述。偽造カードとパスポートは、出身地の中国・福建省から同容疑者に宛てて郵送されたが、12日に関西国際空港の税関検査で見つかり、押収された。
逮捕容疑は、法務相作成名義の在留カード1通を偽造した疑い。同容疑者が本来持っていた「人文知識・国際業務」資格のカードでは仕事の掛け持ちができなかったという。(2013/06/21-18:18)
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