風しんが流行しています
現在、全国的に成人の風しんが流行しています。妊娠中の女性、特に妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、耳が聞こえにくい、目が見えにくい、生まれつき心臓に病気がある、発達がゆっくりしているなど「先天性風しん症候群」という病気をもった赤ちゃんが生まれる可能性があります。
市では、妊娠中の女性への感染予防を目的として、成人の風しん予防接種費用を助成します。
風しんの流行状況
助成対象となる者と接種期間
助成対象者
米原市に住所を有し、平成26年3月31日現在、19歳以上の方で次のいずれかに該当する方
- 妊娠を予定している女性
- 妊娠している女性の同居家族 ⇒ (今後、接種を予定している方は必ず接種前に健康づくり課までご連絡ください。)
ただし、次に該当する方は、対象外とします。
- 妊娠をしている女性
- 麻しん風しん混合ワクチンまたは風しん単独ワクチンの接種歴が2回ある方
対象となる接種期間
平成25年4月1日(月曜日)から平成25年9月30日(月曜日)までの接種
*申請期限は平成25年11月29日(金曜日)までとします。
助成の対象となるワクチンと接種回数
接種ワクチンおよび接種回数
「麻しん風しん混合ワクチン」または「風しん単独ワクチン」
- 助成はいずれかのワクチンにつき、1人につき1回限りです。
- 風しんの抗体価が低い人は、麻しんの抗体価も低い傾向にあります。
そのため、麻しんも一緒に予防できる「麻しん風しん混合ワクチン」の接種をお勧めします。
助成方法と助成金額
- 予防接種にかかった費用を償還払いにて助成します。
- 助成金額は、予防接種にかかった費用の2分の1の額で、5,000円を限度とします。また100円未満は切り捨てます。
ただし、生活保護世帯に対しては全額助成します。
申請の手続きについて
今後接種を予定している方
1.妊娠を予定している女性
医療機関に直接予約をしてください。
↓
ワクチンを接種
↓
申請書(兼請求書)に必要な書類を添付して、市の窓口に提出してください。
2.妊娠している女性の同居家族
事前に健康づくり課までご連絡ください。(助成対象に該当するかどうか確認します。)
↓
該当する方には、「助成対象者確認証」を交付します。
※医療機関受診時に、必ず「助成対象者確認証」をご提示ください。
↓
医療機関に直接予約をしてください。
↓
ワクチンを接種
↓
申請書(兼請求書)に必要な書類を添付して、市の窓口に提出してください。
平成25年4月1日以降に接種済みの方
妊娠を予定している女性、妊娠している女性の同居家族ともに、申請書(兼請求書)に必要な書類を添付して、市の窓口に提出してください。
申請場所
- 健康づくり課(山東庁舎)
- 米原げんきステーション(米原庁舎南隣り)
- 各庁舎自治振興課、市民窓口課、各行政サービスセンター
申請に必要な書類など
- 風しん予防接種費用助成金交付申請書兼請求書
- 領収書(被接種者氏名、接種医療機関、支払金額、接種日、接種ワクチンがわかるもの)
*領収書が発行されない場合には、上記「風しん予防接種費用助成金交付申請書兼請求書」裏面太枠内を医療機関に記入してもらってください。 - 妊婦の同居家族の場合は、母子健康手帳(表紙に交付日・妊婦氏名が書かれたもの)、または母子健康手帳の表紙の写し
*申請の際は、印鑑(認め印可)、通帳(振込先が確認できるもの)を御持参ください。
その他
風しんに関する情報
予防接種にあたっての注意点
- 女性は接種後2か月間、避妊する必要があります。
- 成人の風しん予防接種は任意接種です。接種を希望する方は副反応や健康被害救済制度を確認の上、接種してください。
副反応
- 麻しん風しん混合ワクチン:主な副反応は、発熱、発疹、局所反応、けいれん、じんましん、リンパ節腫脹、関節痛などです。稀に生じる副反応は、ショック、アナフィラキシー様症状、血小板減少性紫斑病、急性散在性脳脊髄炎、脳炎、脳症が報告されています。
(参考:予防接種に関するQ&A )
- 風しん単独ワクチン:主な副反応は発疹、紅斑、かゆみ、発熱、リンパ節の腫れ、関節痛などです。稀に生じる重大な副反応は、ショック、アナフィラキシー血小板減少性紫斑病が報告されています。
( 参考:国立感染症研究所 風しんQ&A )
健康被害時の救済制度について
麻しん風しん混合ワクチンおよび風しん単独ワクチンを成人が接種する場合、任意接種となります。任意接種によって、万一健康被害を受けた場合には独立行政法人医薬品医療機器総合機構法による「医薬品副作用被害救済制度」に基づく救済の対象となり、定期接種と比べて救済の対象や額等が異なりますのでご了承ください。
*給付申請の必要が生じた場合には、健康づくり課へご相談ください。